なぜ格安SIMの速度はお昼時に遅くなってしまうのか

なぜ格安SIMの速度はお昼時に遅くなってしまうのか

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格安スマホの通信速度が遅くなる最大の原因は回線が混雑してしまうことです。格安SIMを提供するMVNOは、ドコモなど大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しています。料金を安くするために、ぎりぎりの回線で運用されているため、混雑する時間帯はどうしても速度が遅くなってしまいます。

現在の大手携帯電話会社のスマホの月額料金と比較して、スマホ料金が安くなるからと格安SIMに変更しようと考えている人は増加している傾向にあります。しかし格安SIMに乗り換える際に、通信速度が現状よりも遅くなるのではないかという不安があります。

格安スマホはお昼時に遅くなる

格安スマホの特徴として、メリットとデメリットには以下のようなものがあります。

メリット

  • 月額のスマホ料金が抑えられる
  • 通話機能のある格安SIMや、月額データ通信容量が1GBや10GBなど様々なプランを自分に合わせて細かく調整することができる。
  • DoCoMoなどの大手通信会社ように2年縛りといったルールと無関係に、自由に解約できる

三大通信会社でのスマホプランにも、音声通話かけ放題やデータ通信容量が少なめのものなどもありますが、MVNO業者の扱うプランと比べるとプランの選択肢はそれほど多くないのが現状です。その点MVNO業者の場合は、音声通話を使わない場合やデータ容量が少なくてもいい場合など自分のスマホの使い方にマッチしたプランを選ぶことで無駄なくお得に使うことが可能です。また解約月以外の解約は違約金が発生するといった2年縛りのルールは無関係なため、自分の好きなMVNO業者を選んで自由に使うことができます。

デメリット

  • ほとんどの格安SIMでは、SIMカードに音声通話機能がついていない
  • ~@docomo.ne.jpや~@ezweb.ne.jpなどのキャリアのメールや、おサイフケータイに対応していない
  • 契約の際、クレジットカードが必要な場合が多い
  • 決められたデータ通信容量が上限に達した場合、多くがデータ通信の制限が厳しい
  • 通信速度がとても落ちることがある

一般的に格安スマホでの通信速度の特徴は、多くの場合特にお昼頃が遅くなる傾向にあります。またお昼以外には、朝の8~9時前後や夕方の18時頃も通信速度が通常よりも遅くなるようです。

お昼に遅くなるのは回線混雑が原因!

格安スマホの通信速度が遅くなる最大の原因として、回線が混雑してしまうことがあげられます。格安SIMを提供する各社では、自社専用の回線を持たずにDoCoMoなどの三大通信会社の回線を借りてサービスを提供しています。自社専用回線ではない分三大通信会社よりもスマホ料金を低価格に抑えることができますが、利用者が増加するなどして利用者が集中する時間帯は三大通信会社と契約している人たちの方が優先されます。特にお昼時は、多くの人が昼休みにスマホをいじるため速度低下が引き起こされます。

格安SIMの通信速度が遅くなる原因にはユーザーの密度が影響しているため、地方と都会では通信速度に違いがあります。同じ時間帯でも人口が多い都内であれば、地方や田舎に比べても通信速度は遅くなってしまいます。通信速度がなるべく速い会社を利用するためには、契約者数が少ない格安SIMの会社を選べばいいかというと答えはそれほど単純ではありません。最初は契約者数が少なくて速度が速いとしても、利用する人が増加してしまえば回線は混雑して遅くなるでしょう。

また利用者が増加したとしても、それほど急激に設備投資をしてサービスを改善することは不可能といえます。どこの格安SIMの会社を選べばいいのか、設備投資をちゃんと行っている格安SIMの会社であるかを事前に調べてから、利用するのがおすすめです。

Wi-Fiでお昼時でも格安スマホを快適に

格安スマホやSIMカードが登場してから、まだ3年しか経っていません。三大通信会社も現在のような通信速度や品質になるまでには、長年にわたり数億円もの投資を行ってきた結果です。そのため格安SIMの通信速度が大手に比べて劣るのは当然のことと考え、それに応じた対策を行うのが賢明といえます。お昼時や混雑時の通信速度の不満を解消する方法として、Wi-Fiにスマホを接続させて使用する方法があります。

Wi-Fiは制限なくデータ通信し放題のため、プランごとに決められているデータ使用量を節約することができます。また通信速度も高速なため、サイトの閲覧やアプリの使用などサクサクとすることが可能です。そこで格安SIMの会社を選ぶポイントとして、ビックカメラのように独自のWi-Fiスポットを多数保有するMVNOを選ぶのが良いでしょう。駅やカフェなど無料で使用できる場所が多いほど、通信速度やデータ容量を気にせずにスマホを楽しむことができます。無料のWi-Fiスポットサービスがある格安SIMの会社として、ニフモやBIGLOBE、IIJmioなどがあります。

格安スマホの通信速度が遅いときはWiFiを使って快適インターネット
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格安SIMの通信速度はお昼に必ず遅くなるというわけではなく、人口密度や利用者のスマホのアクセスが集まりやすくなる時間帯に通信速度が通常よりも遅くなります。そのため都心よりも地方の方が、お昼時でも通常通り使用できることもあります。今後格安SIM通信速度は改善されていくため、Wi-Fiに接続してスマホを使用するなど工夫して安くスマホを使いましょう。