損をしないLINEモバイル解約のタイミング!確認するべき5つの注意点!
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LINEモバイルの解約は公式ホームページ上のみで受け付けており、解約手順はたったの4ステップと非常に簡単です。しかし、解約日・解約手続きの利用分・SIMカード返却・解約月以降の請求・端末の未払い分といった注意点を確認せずに解約手続きをしてしまうと、余計な出費につながる可能性があります。損をしないためにも今回は、解約手順と解約手続き前に確認すべき5つの注意点などを詳しく解説していきます。
LINEモバイルの解約方法はWEBのみ!
LINEモバイルを解約する方法は公式ホームページ上のみとなります。電話や店舗では解約できないため、注意して下さい。
解約方法はたったの4ステップ!
- 公式ホームページからマイぺ―ジへログイン
- [解約・MNP転出]を選択し[解約する]をタップする
- 必要な情報を入力して[確認する]をタップ
- 注意事項を確認し[申し込む]をタップしたら完了!
MNP転出も手順はほとんど同じ!
MNP転出をする場合の手順も解約方法をほとんど同じで、[解約する]の代わりに[発行する]をタップしたら後の手順は同じです。完了するとMNP予約番号が発行されます。
ただし、MNP予約番号の有効期限内(15日)にMNP転入先の手続きが行われない場合、LINEモバイルの解約は完了しないため注意が必要です。
LINEモバイルの解約はタイミングが大事!
- 各種手数料
- 最低利用期間
- 利用開始日
上記を確認せずに間違ったタイミングで解約してしまうと、解約手数料などの思わぬ出費につながるため、必ず確認しましょう。
解約する際の手数料はどれくらいかかるの?
解約手数料 | 9,800円 |
---|---|
MNP転出手数料 | 3,000円 |
SIMカード損害金 | 3,000円 |
解約手数料9,800円は音声通話SIMを最低利用期間以内に解約またはMNP転出した場合に発生します。データSIM、データSIM(SMS付き)は最低利用期間がないため解約手数料はかかりません。
最低利用期間が終了したのちにMNP転出する際は、MNP転出手数料3,000円のみが発生します。
最低利用期間ってなに?
最低利用期間とは、MVNO各社が定めた契約してからの継続利用期間のことです。定められた期間以内に解約する場合は解約金・違約金等が発生します。
そして、LINEモバイルの最低利用期間には大きな落とし穴があるのです。
多くのMVNOではおおむね12ヵ月と定められていますが、LINEモバイルの最低利用期間をよく見ると、
利用開始日の翌月より12ヵ月目の末日まで(末日含む)
と記載されているのです。
たとえば、2018年1月1日に契約し、2018年1月2日に利用開始した場合は、2019年2月末日まで利用することで最低利用期間ではなくなります。この場合、2019年2月中に解約してしまうと9,800円の解約手数料が発生します。
つまり実質13ヵ月利用する必要があり、ぴったり12ヵ月ではないため気を付けましょう。
利用開始日はいつから?
LINEモバイルの利用開始日の定義は新規契約の場合とMNP転入の場合で違います。
新規契約の場合は利用開始日はSIMカードが発送されてから2日後で、MNP転入の場合はSIMカードが手元に届いて切替の手続きが完了した日の翌日となっています。
月末に申し込んだ方は、一度LINEモバイルのマイページにログインして確認しましょう。
マイページにはどうやってログインできる?
LINEモバイルのマイページにログインするには、公式ホームページの[ログイン]から契約の際に作成したログインIDとパスワードを入力するとログインできます。
マイページ内の[契約情報]の項目で確認することができます。
LINEモバイルを解約する際の注意点5つ!
LINEモバイルの解約を検討している方に気を付けてほしいことが5つあります。
- 解約日について
- 解約手続き後の利用分
- SIMカード返却
- 解約月の翌々月まで請求
- 端末の未払い分
1. 解約日について
LINEモバイルの解約の申し込みは当月の末日まで受け付けていますが、月の途中で解約しても解約日は末日付になります。
そのため、日割り計算などはなく、月額料金・オプション料金が満額請求されます。
2. 解約手続き後の利用分
LINEモバイルのLINEモバイルの解約手続きを済ませたからといって安心しないでください。
LINEモバイルの解約後も、解約処理が行われるまでに音声通話・データ通信・オプションを利用した場合は、利用した分の請求が発生するため注意が必要です。
また、キャンペーンが適用されている場合でも解約月までは割引が適用されます。しかし、契約初月に解約してしまうと、キャンペーンの対象外となり満額請求となるため注意がしてください。
3. SIMカード返却
LINEモバイルの解約後は、SIMカードを返却する義務があります。
返送先 | 〒210-0869 神奈川県川崎市川崎区東扇島4-5 東日本ロジティクスセンター LINEモバイル株式会社 返却窓口 |
---|
上記の住所に送付してください。送料は自己負担となります。
また、SIMカードを返却しない場合は
- SIMカード損害金:3,000円
を支払う必要があります。たとえ面倒でも解約したSIMカードは再利用できないため必ず返却しましょう。
4. 解約月の翌々月まで請求
LINEモバイルは、月末締めの翌月5日請求なので解約月の翌月5日に月額良やオプション料金の請求が来ます。もし、解約月に音声通話を利用した場合は音声通話料の請求は翌々月になります。
解約後に請求が来ても間違いではありません。焦らずに必ず支払いましょう。
5. 端末の未払い分
LINEモバイルに申し込んだときに端末を同時購入した方の多くは、分割払いにしていますが、もし端末未払い分がある場合は、
- そのまま毎月分割払い(計24回)を続ける
- 残金を一括払いする
を選択することができます。端末代金の残金を一括で払えなくても解約はできるため、安心ですね。
LINEモバイルを解約した方々のリアルな声!
はっきりいうと、LINEモバイルを解約して良かったという意見が多いです。

以前より通信速度が遅くなったため解約した。

ソフトバンク回線ばかり増強して不公平!ドコモ回線の値段を下げればまた戻るかも。

支払い方法の変更がうまく反映されなかったのか、料金未払い扱いになり強制解約させられた。

サポートが無知すぎる。「わからない」「規約なので」の二点張りで話にならないため解約した。
といったネガティブな理由が多数を占めています。今後LINEモバイルが、通信回線の増強やサポート体制の改善をし、上記のような理由で解約する人が減って行くことを望むばかりです。
一方で、LINEモバイル解約して後悔したという口コミは残念ながらありませんでした。
LINEモバイルからのりかえにおすすめの格安SIM
- UQモバイル
- Y!mobile(ワイモバイル)
上記2社をおすすめする理由はズバリ、通信速度の速さです。
特にLINEモバイルのドコモ回線は、ソフトバンク回線と比べ通信速度が遅いです。正直なところ、ドコモ回線の格安SIMは概ね遅い傾向にあるため、ドコモ回線ではない格安SIMでキャリアのサブブランド的な立ち位置にある上記2社をおすすめします。
UQモバイル
UQモバイルはauのサブブランドとして、auの子会社が運営しているため通信速度は格安SIMのなかでもNo.1の速さです。
のりかえる回数が増えるほど、契約手数料・解約手数料が発生してしまい出費がかさんでしまいます。しかし、UQモバイルでは「Try UQ mobile」という制度を利用して15日間「UQモバイル」をお試し利用できるため、どのくらいの通信速度なのかを確かめることができます。
ワイモバイル
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドとして、ソフトバンクが運営しています。そのため、UQモバイルよりもさらに通信速度が速く、一日を通して非常に安定しています。
ただし、ワイモバイルはUQモバイルのような「お試し」利用はできませんし、安く運用しようとすると、2年契約で自動更新のプランしかありません。一度契約してしまうと、2年以内の解約には解約料9,500円が発生するため申し込みに注意が必要です。
もしUQモバイルまたはワイモバイルの通信速度を不満に感じる方は、格安SIMを解約して大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)に申し込む以外に満足いくことはないでしょう。
(編集:すまっぴー編集部)

SIMフリースマホ歴6年でPCやスマホなどのデバイス好き。国内向けに販売されていない端末にも割と詳しく、2011年から脱キャリアしたので絶賛キャリアフリー生活推奨中。「新しいものはとりあえず触ってみる」がモットーです。