IIJがMVNEである、DMM mobileとIIJmioのどちらが便利?

IIJがMVNEである、DMM mobileとIIJmioのどちらが便利?

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IIJmioはMVNOとして回線サービスを提供しているだけでなく、他社に回線を貸し出すMVNEとしての事業も行っています。DMMmobileは実はIIJmioの回線を借りて運営されているのですが、IIJmioよりも優れている点も多いです。同じ回線を使っている2社のどちらと契約すべきかを比較します。

格安SIMを提供する会社はMVNOと呼ばれており、MVNOの中でも自社の通信設備を提供することなどによって、他社を支援する役割を担っている会社はMVNEと呼ばれています。

IIJは自社でIIJmioという格安SIMを運営しつつ、他のMVNOであるDMM mobileにMVNEとして、通信設備などを提供しています。

そのためIIJmioとDMM mobileは兄弟のようなものなのですが、実はIIJ本家が運営しているIIJmioよりも、通信設備の提供先であるDMM mobileの方が優れています

この記事では、IIJmioとDMM mobileを比較し、なぜDMM mobileが優れているのかを解説します。

IIJmioとDMM mobileの料金プランを比較すると、DMM mobileの方が安い!

まずは、IIJmio(タイプD)とDMM mobileの音声通話SIMにおける月額料金を比較してみましょう。以下の表をご覧ください。

音声通話SIM 価格比較表

IIJmioDMM mobile
ライトプラン(200kbps限定)-1,140円
1GB-1,260円
2GB-1,380円
3GB1,600円1,500円
5GB-1,910円
6GB2,220円-
7GB-2,560円
8GB-2,680円
10GB3,260円2,890円
15GB-4,300円
20GB-5,980円

IIJmioは、DMM mobileに比べて選べるプランがとても少なく、DMM mobileの10プランに対して3プランしかありません。

そして、価格設定自体もDMM mobileの方がIIJmioより安いことがわかります。

格安SIMでは100円差は大きな差

3GBプランの場合、IIJmioは1600円ですが、DMM mobileは1500円。たった100円と思ってしまうかもしれませんが、元々の料金設定が安い格安SIMだと100円の差は大きいものです。

10GBプランだと、IIJmioとDMM mobileの価格差は370円に広がります。ここまでくると、DMM mobileの価格設定の方が明らかに優れていると感じられるのではないでしょうか。

通信速度も、IIJmioよりDMM mobileの方が少し速い

私は実際に、2016年の5~7月にIIJmioとDMM mobileの両方を契約していました。

格安SIMの通信速度は常に変動していくものであるため、参考程度に聞いていただきたいのですが、私が契約していたタイミングにおいては、IIJmioよりもDMM mobileの方が、速度が速めでした。

IIJmioが3Mbps台のときにDMM mobileは5Mbps程度出ていたため、同じIIJがMVNEである格安SIMなのに差があることにとても驚きました。

理由として考えられるのは、抱えているユーザー数の違いです。IIJmioは全国の家電量販店やイオンなどで契約することができることもあり、たくさんのユーザーが日本に存在します。

一方DMM mobileは、ネット上の公式サイトからの契約に限られます。Amazonでエントリーパッケージが販売されているものの、契約手続きは公式サイトからに限られます。

つまりIIJmioよりDMM mobileの方が契約までのハードルが高いため、結果としてユーザー数にも差が生まれ、速度に違いが出ているのでしょう。

なお、IIJmioとDMM mobileは両方ともお昼と夕方~夜に回線が混雑するため、速度が低下します。キャリアのように24時間高速通信ができるわけではないことには、注意が必要ですね。

 専用アプリも、DMM mobileは機能が充実していて使いやすい

IIJmioとDMM mobileは、共に専用アプリをiOSやAndroid向けに提供しています。

専用アプリはまったくデザインが異なっていて、さらに機能にも少し違いがあります。

 DMM mobileのアプリはグラフがあって見やすく、昨日も充実している

DMM mobileの専用アプリ「DMM mobileツールアプリ」には、次のような機能があります。

  • 通信量の、残量の確認
  • 高速データ通信のオン・オフ
  • 請求金額の確認
  • 追加チャージ

マイページを開くことなく、契約や利用に関する情報の大部分を確認できることがDMM mobileツールアプリの魅力です。

DMMモバイル アプリ

アプリを開くとまず、通信量の残量と、それを表したグラフが表示されます。

その下には追加チャージの設定項目、さらに下には高速データ通信の切り替えボタンがあり、通信量や速度に関することはアプリを開けばすぐに設定できるのが便利ですね。

IIJmioのアプリは文字主体で、速度切替が小さなボタンで押しづらい

IIJmioのアプリ「IIJmioクーポンスイッチ」は、文字のみで通信量関連の情報が表示されます。

そしてその横に速度の切り替えボタンがあるだけと、とてもシンプルです。複数の回線を契約している場合はすべてが一列に表示されるため便利ですが、1つしか回線を契約しない場合は殺風景でわかりにくいのが難点ですね。

IIJmio アプリ

シェアSIMは、枚数ではIIJmioが勝っているが使い勝手はDMM mobileの方が上

シェアSIMを大人数で使う場合ならIIJmioの方が有利になるが、3人までならDMM mobileの方がおすすめ

IIJmioとDMM mobileは、シェアSIMを提供しています。複数人で通信量をシェアする場合は、IIJmioにおける10GBプランの方が使える枚数が多いため、IIJmioの方が有利と言えるでしょう。

SIMカードの最大枚数
DMM mobileIIJmio (3GBプラン、6GBプラン)IIJmio(10GB プラン)
3枚2枚10万

ただし、DMM mobileは8GB、10GB、15GB、20GBと4つのプランでシェアSIMを2枚(メインのSIMと合計で3枚)使えるものの、IIJmioは10GBプランでしか2枚以上のシェアSIMを使えません。

3人家族までならDMM mobile、4人以上ならIIJmioを選ぶのがおすすめになりますね。

IIJmioの3GB、6GBプランなら1枚だけSIMを追加できるので、タブレット用におすすめ

IIJmioの3GBプランと6GBプランは、SIMカードを1枚しか追加できません。しかし、1枚だけSIMカードを使いたいならこちらのほうが良いでしょう。

例えばスマホと同時に、タブレットでも同じ回線を使いたい場合。DMM mobileだと3枚セットなので1枚余ってしまいますが、IIJmioなら2枚なので無駄なくSIMカードを利用できます。

また、DMM mobileは8GBからなので、8GBも必要ないならIIJmioで3、6GBプランを選んだほうが良いでしょう。

取り扱っている端末の数は、DMM mobileの方が多い

IIJmioでは、6種類のSIMフリースマホが販売されている

IIJmioは、6種類のスマートフォンを販売しています。

  • Zenfone 3
  • arrows M03
  • Zenfone Go
  • P9 lite
  • GR5
  • Zenfone2 laser

いずれも使いやすい機種ですが、IIJmioの場合は2~4万円で購入可能なミドルスペックのスマホのみが取り扱われていることが特徴ですね。

ミドルスペックとは、ある程度スマホで色々なことをする人に対応できる性能ということです。3Dゲームなど高いスペックを要求するアプリの使用は少しもたつきがあるものの、動画視聴や音楽の再生、様々なアプリの使用など、多くのことは行なえます。

DMM mobileは、スマホ、タブレット、モバイルルーター合わせて11種類を取り扱っている

DMMmobileは11種類のスマートフォンに加え、タブレット1種類とモバイルルーター1種類も取り扱っています。

  • Zenfone 3
  • arrows M03
  • Zenfone Go
  • P9 lite
  • GR5
  • Zenfone2 laser
  • Moto G4 Plus
  • P9
  • Y6
  • arrows M02
  • SH-M02
  • ZenPad 7.0
  • MR05LN

これらの機種が購入可能となっています。

IIJmioと同様にミドルスペックのスマホが多めですが、ハイスペックなスマホであるP9も取り扱っていることが特徴ですね。

また、モトローラ製のMoto G4 Plusも取り扱っており、マニアックな機能ではありますが、DSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)を使いたい人にもお勧めできます。

かけ放題オプションだけはIIJmioが一歩リード

価格やプラン面ではDMMmobileのほうが優れているのですが、かけ放題に関してだけはIIJmioが優れています。

DMMmobileで通話料金を抑えるには「DMMコール」という半額アプリを利用するしかありません。

しかし、IIJmioの場合は通話料半額アプリの「みおふぉん」に加えて、かけ放題オプションをつけることができます。

IIJmioのかけ放題オプションは2プランあり、3分以内かけ放題600円か5分以内かけ放題830円になります。

IIJmioのかけ放題オプション

3分以内かけ放題600円/月
5分以内かけ放題840円/月

まとめ:4人以上の家族での利用でなければ、DMM mobileを選ぶのがおすすめ

IIJmioとDMM mobileを比べてみると、多くの部分でDMM mobileのサービスのほうが充実していることがわかります。

4人以上の家族でシェアSIMを使ってスマホを利用するならシェアSIMを最大10枚まで使えるIIJmioの方がおすすめですが、3人以下での利用であれば、DMM mobileを選んだ方が満足できますよ。

ネットでしか契約できないため、格安SIM初心者の方にはちょっとハードルが高いと感じられるかもしれません。

しかし、契約手続きの内容は住所やクレジットカードといった個人情報の入力をするだけ。けっして難しいことはありません。キャリアからDMM mobileに乗り換えて、安くて快適にスマホを利用してみてはどうでしょうか。

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