格安SIMで通話料金も抑えたいなら、どの会社を契約するべき?

格安SIMで通話料金も抑えたいなら、どの会社を契約するべき?

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格安SIMで通話料を抑える方法を紹介します。格安SIMの通話料は通常料金だと決して安くはありません。しかし、通話料半額アプリやかけ放題オプションを利用することで通話料を大きく抑えることができます。また、LINEやSkypeの無料通話を利用する方法もあります。

格安SIMに乗り換える際に、意外に見落としてしまいがちなのが通話料金です。

この記事では通話をすることが多い人のために、通話料金を抑えるにあたって契約するべき格安SIMはどこか、詳しく解説します。

MVNOの中には、かけ放題を提供する会社も増えてきました。通話料を半額にできたり、IP電話を使用できたりするものもあります。

通話をすることが多く、どこに乗り換えるべきか決めかねている方はご覧ください。

格安スマホの通話料はやや高め

大手キャリアはかけ放題プランのみが契約可能

現在、大手キャリアの通話料金は契約時に2種類あるかけ放題プランのどちらかを選択する形となっていて、基本的には通話料金といったものはありません。    料金はドコモ、au、ソフトバンク3社とも同じで、時間を気にせず無制限に電話をかけられるプランが2,700円、1回5分までの制限はあるものの、何回でもかけることができるプランが1,700円となっています。

格安SIMには完全なかけ放題がない

格安SIMの場合は逆で、通話料金は使った分だけ請求されます。基本料金は30秒20円となっており、決して安いとは言えません。

通常料金で1か月に1時間以上通話すると格安SIMは損になる

つまり格安SIMでかけ放題プランを利用しない場合、1ヶ月に約43分通話をすると1,700円、約68分通話をすると2,700円を超えてしまうことになります。
仕事や友達とよく長電話をするといった使い方になると、場合によってはかなりの高額を請求されるリスクもあります。

格安SIMにすることでデータ利用料はかなりお得になりますが、通話料で高額請求されてしまっては格安SIMにした意味がありません

しかし、格安SIMにも通話料を抑える方法はいくつかあります。

通話音質を下げずに、格安SIMの通話料を安くする方法を紹介します。

通話料半額、かけ放題、通話定額はどれがおすすめ?

格安SIMには、

  • 通話料半額
  • かけ放題
  • 通話定額

これらの通話割引サービスがあります。

一切通話料割引サービスを提供していないMVNOもありますし、複数の通話料割引が利用できるMVNOもあります。

これらのサービスはすべて音質劣化はありません

通話料半額サービスは基本的に月額料金がかからない

通話料半額サービスを提供しているのは、以下のMVNOです。

  • IIJmio
  • 楽天モバイル
  • FREETEL
  • OCNモバイルONE
  • DMMモバイル
  • BIGLOBE SIM

これらはいずれも月額料金は無料で、専用アプリを使って発信することで通話料金を本来の30秒20円から10円に抑えることができます。

あまり通話はしない場合、月額料金がかからないこれらのサービスを利用するとお得ですね。

ちなみに私は以前、FREETELでんわのサービスを使ったことがあります。
専用アプリを通して電話するしくみで、少々設定が面倒でしたが、普通に使えていました。

かけ放題サービスは、月額料金がMVNOごとに異なる

かけ放題サービスを提供するMVNOも増えてきています。

完全なかけ放題を提供している格安SIMはほとんどありません。唯一の例外がワイモバイルで、月額1,000円で提供されています。

料金かけ放題条件
楽天モバイル850円/月5分以内の通話無料
IIJmio600円/月3分以内の通話無料
830円/月5分以内の通話無料
OCNモバイルONE850円/月5分以内の通話無料
FREETEL399円/月1分以内の通話無料
840円/月5分以内の通話無料
BIGLOBE SIM/スマホ650円3分以内の通話無料
ワイモバイル基本料金に含む10分以内の通話無料(月間300回まで)
1,000円/月完全かけ放題

FREETEL SIMの1分かけ放題は価格が399円ととても安いですが、流石に1分というのは心許なさ過ぎますよね。少なくとも3分以上のかけ放題であった方が良いでしょう。

これを考えると、IIJmioの誰とでも3分かけ放題、同一契約者名義の相手なら10分以内かけ放題のプランはとても魅力的です。

5分がよい場合も、同じくIIJmioの月額830円のプランが良いでしょう。

長電話をする場合は、ワイモバイルの通常プランが10分以内、スーパーだれとでも定額なら無制限で通話ができます。

つまり5分以内の通話に収まることがほとんどならIIJmio、5分以上の長電話が多いならワイモバイルがおすすめとなりますね。

私はワイモバイルを契約して使っていますが、今まで10分以上通話したことはありません。つまり通話料金は基本的に発生したことがありません。なかなか便利に通話できていますよ。

通話定額はあまり採用しているMVNOがなく、使い方もちょっとむずかしい

通話定額は、毎月決められた分数までは通話料金が定額になるしくみのオプションです。

通話定額は、以下のMVNOが採用しています。

月額料金利用時間
mineo(通話定額30)840円30分以内
mineo(通話定額60)1,680円60分以内
BIGLOBE SIM(通話パック60)650円60分以内

mineoとBIGLOBE SIMが展開していますが、はっきり言ってmineoのものはあまり安くありません。

30秒20円、つまり1分40円の通話料が普通の通話料金ですが、これを踏まえて考えると通話定額30は360円、通話定額60は720円ほど安くなります。

しかしBIGLOBE SIMなら60分で650円と、mineoで通話定額30を契約するよりも遙かに安く料金が設定されています。これならmineoを選ぶ理由はないでしょう。

そしてそもそも通話定額オプションですが、かけ放題に比べると使いづらいです。かけ放題は毎回の分数を考える必要がありそれはそれでちょっと大変ですが、通話定額は今までの累計通話時間で考えないといけません。これは覚えていられませんよね。

長電話にもある程度対応できるのは便利ですが、頻繁に長電話をするとすぐに制限をオーバーしてしまいます。それなら最初からワイモバイルを契約しておいた方が良いでしょう。

通常の電話ではなく、IP電話やLINEを利用する

通話音質は落ちてしまいますが、電話回線ではなく、インターネット回線で通話を行うという方法もあります。
IP電話、LINE、Skypeなどのサービスを利用する方法です。

ここからは、IP電話やLINE、Skypeといった通話のメリットとデメリットを解説します。

IP電話は通話品質がかなり落ちるが、月額料金が抑えられる

IP電話を採用するMVNOも多数存在します。IP電話はインターネット回線を通して通話するもので、通常の電話番号に発信できますし、番号も通知されるのがメリットです。

ちなみにIP電話は、データSIMやSMS対応SIMでも使えます。
専用のアプリをインストールして、アプリから電話をかけることで普通の電話と同じように話せます。

相手がこちらのIP電話の電話番号宛に発信することも可能で、通知でしっかり着信がわかります。

しかしIP電話は通話品質が悪く、相手が何を言っているのかわからなかったり、相手に自分の発言が伝わらなかったりすることもあります。

音声に遅延もあり、重要な電話には向きません

また、電話番号は050から始まる電話番号になるので、相手からはIP電話だと一目でわかってしまいます。

IP電話アプリの多くは、テスト通話をすることができるので、一度試してみることをおすすめします。

対応するIP電話月額料金通話料(携帯電話宛)
OCNモバイルONE050plus300円(音声SIM契約なら0円)1分 17.28円
mineoLaLa Call0円(2017年2月以降100円)1分19.44円
楽天モバイル(SMS対応SIM)Viber0円1分 9.90円(現在はトライアル中で0円)
TONEモバイル TONE mobile IP電話0円1分 21円
NifmoNifmo電話1,300円かけ放題
イオンモバイル 電話かけ放題1,500円かけ放題

ちなみに050PlusやLaLa Callは他の格安SIMを契約していても契約できますが、050Plusは月額料金が300円、LaLa Callは100円かかります。

NifMoとイオンモバイルではかけ放題が採用されていますが、あくまでIP電話であるため通話品質には期待しない方が良いでしょう。

SkypeやLINE同士なら、通話料無料

LINEを使っている方は多いでしょう。LINEでは、友だち同士で通話をすることもできます。

LINEのアプリ同士で通話をする場合、通話料金はかかりません。Skypeでもこれは同様です。

そしてLINEやSkypeでは、通常の固定電話や携帯電話宛にも電話をかけることができます。ただしこれは別料金です。

通話料(携帯電話宛)
LINE Out1分 14円
Skype1分 10.81円

あらかじめクレジットと呼ばれる通話料金を支払う先払い方式で、携帯電話宛に発信する場合LINEは1分14円、Skypeは1分10.81円です。

ただしこれらにはデメリットもあります。それは電話番号が相手に通知されず、非通知扱いで発信されることです。

非通知だと誰からかかってきたかわからないため、通話に出ない相手も多いでしょう。

そのためお互いに同じアプリで通話するなら良いですが、固定電話や携帯電話に電話をかけるならIP電話や通常の電話の方が良いでしょう。

なお、IP電話と同様LINEやSkypeでの通話はデータSIMやSMS対応SIMでも使えます。

通話時間が長いならワイモバイル、短いならIIJmioがおすすめ

格安SIMに乗り換えてから通話料金を抑えたい場合、通話時間が短いならIIJmioを契約、長いことが多いならワイモバイルを契約すると良いでしょう。

IIJmioは契約者が同じなら、長時間の通話にも対応しています。これはなかなか便利ですよね。

ワイモバイルは10分以内の通話が月300回まで無料、スーパーだれとでも定額を契約すれば完全なかけ放題が使えます。

通常の通話しか使わない場合は、IIJmioかワイモバイルを選べばOKです。

もしもIP電話を中心に使うなら、OCNモバイルONEで050Plusを契約すると良いでしょう。音声SIMなら050Plusが月額0円で使えますし、通常の電話をする場合も専用アプリを通して30秒10円で使えます。

そしてLINEをしている友人が多い場合は、LINE内で相手に電話をかければ通話料金が発生しません。つまり長電話をしても問題ないので、格安SIMを契約している方は積極的にLINEの通話機能を活用していきましょう。