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格安SIMを使った分だけ!段階定額・従量制プランを徹底比較

最終更新日:
格安SIMを使った分だけ!段階定額・従量制プランを徹底比較

月によってデータ使用量に差がある方には使った分だけ料金を支払う従量制プラン(段階定額プラン)がおすすめです。楽天モバイル、エキサイトモバイル、b-mobile、日本通信HISモバイル、IIJmioの6社の従量制プランを徹底比較します。

格安SIM料金の課金方法には「固定課金プラン」「従量課金プラン」の2つのタイプがあるのをご存知でしょうか。 固定課金制・従量課金制、それぞれに良い点と悪い点がありますが、今回は、従量課金制に焦点を当てて詳細に解説したいと思います。

従量制プランは使い方によっては非常にリーズナブルに使えるケースもありますし、使い方にピタリとハマればこれほど使いやすいプランもない…というような、「向き・不向き」がハッキリしたプランでもあります。

たとえばリモートワーク中心の月と出社する月で利用データ量にバラつきがあるといった方は従量制プランに向いています。

今回は、そんな従量課金制について以下のようにまとめます。

  1. 各社の従量制課金プランを比較
  2. 固定課金制と従量課金制の特徴
  3. 従量課金制のデメリットや注意点
  4. IIJmioが提供する従量課金制プラン
  5. 楽天モバイルが提供する従量課金制プラン
  6. エキサイトモバイルが提供する従量課金制プラン
  7. 日本通信が提供する従量課金制プラン
  8. HISモバイルが提供する従量課金制プラン

各社従量課金制プランの比較

項目楽天モバイルエキサイトモバイルb-mobile日本通信HISモバイルIIJmio
ドコモ回線--
au回線-----
ソフトバンク回線-----
楽天回線------
最小容量0GB0GB1GB3GB100MB3GB1GB
最低料金(音声通話SIM)0円495円1,089円2,728円990円2,728円1,298円
最大容量無制限15GB20GB30GB30GB30GB30GB
課金単位非統一非統一1GB1GB1GB1GB1GB
課金単位額非統一非統一220円275円非統一275円220円
3GB時料金1,078円1,738円1,529円2,728円2,112円2,728円1,760円
6GB時料金2,178円2,530円2,189円3,553円3,102円3,553円2,420円
10GB時料金2,178円3,088円3,069円4,653円3,102円4,653円3,000円
高速⇔低速切替なしなしなしなし
完全かけ放題オプション無料付帯----
最低利用期間-12ヶ月----12ヶ月
解約料金-10,450円----1,000円

通信回線にこだわるのであれば、au回線ならIIJmioのみ、ソフトバンク回線ならb-mobileか、HISモバイルしか選択肢はありません。また、楽天モバイルの場合は対応機種が限られているので事前に公式ページの「利用製品の対応状況確認」を確認する必要があります。

料金的に見れば、1GBまで0円で使える楽天モバイルが最安です。

高速通信⇔低速通信切り替えが可能なのはIIJmioとエキサイトモバイルです。楽天モバイルも低速切り替えに対応していますが、低速時もデータ利用量として加算されます。

日本通信系のプランでは最低利用期間・解約金は廃止されており、どのタイミングで他社乗換えや解約を行っても制限や費用負担はありません。一方で、エキサイトモバイルやIIJmioでは現在も最低利用期間と契約解除料の縛りがあります。

固定課金制と従量課金制の特徴

多くの格安SIMが採用する「固定課金制(固定制)プラン」は、1ヶ月間に使用できるデータ容量を予め固定的に定め、その定めたデータ容量に応じた料金が課金される仕組みです。

固定課金制は、契約したデータ容量を使い切っても余らせても料金に変動ありません。「最初に決めたから使っても使わなくてもこの料金ね!」というわけです。 固定課金制を採用する多くの格安SIMでは、料金は変わらない代わりに余らせたデータ容量を翌月末まで繰り越せることが多いです。

しかし、3GBプランを契約しているけど毎月2GBしか使わない…という人は、余った1GBが翌月に繰越されるものの、翌月も2GBしか使わないのであれば、繰越した意味がなくただ単に毎月1GB分の料金を捨てている事になります。

これに対して従量課金制は、毎月のデータ容量が固定されておらず、毎月使った分のデータ容量分の料金がフレキシブルに課金されるプランです。

つまり「先月は5GB使ったけど、今月は2GBで済みそうだ!」と言う場合、先月の料金は5GB分が請求され、今月は2GBだけ支払えばよい、という仕組みです。

従量課金制はデメリットと言われる誤解が多い

従量課金制があまり普及しない理由としてよく挙げられる「デメリット」や「注意点」があります。

しかし、その多くは誤解であったり、通信事業者各社が対応策を用意する等で、決定的なマイナスにはなっていません。

データ容量の上限を設定できるプランもある

「従量制プランはデータ容量に上限がないので使い過ぎてしまう」と不安に思うかもしれませんが、データ容量の上限を設定できるプランもあります。

最小1GB~最大20GBまで、1GB刻みで使った分だけの料金を課金…という料金プランでは、知らないうちにデータ消費が増えてしまって、想定を超える料金が請求されてしまう可能性があるのは確かです。

固定課金制であれば、毎月使えるデータ容量が決まっているため、知らないうちに消費データ容量が増えている事はありません。

そういう意味では、月間のデータ容量を使い切らなかった場合にメリットがあるのが従量課金制で、月間のデータ容量を超えるほど消費した場合にメリットがあるのは、固定課金制と言えるかもしれません。

一部の従量課金制プラン提供MVNOでは、任意で消費上限を設定でき、勝手にそれ以上は消費しないようにできる仕組みを提供しています。

データ量を余すことなく使える

「余ったデータ量を繰り越せない」という点は決してデメリットだけではありません。使わないデータを繰越して無駄な料金を支払うより、実際に使った分だけ支払う方が合理的です。

月間3GB容量のプランを契約していて、毎月2GBしか使わないのであれば、毎月1GB繰越せることは「お得」とは言えません。 毎月2GBしか使わない人は、いくら繰越しても繰り越し分のデータを消費する事はないでしょう。

だとすれば、2GBしか使わなかった月は2GB分の料金を支払い、翌月は翌月に使った分だけ支払う方が無駄のない支払いだと言えます。

料金は固定課金制プランと同等または安い

料金の設定は各通信事業者ごとに異なるため、従量課金制だから割高と言う事はありません。

一部の従量課金制を提供するMVNOでは、固定課金制の同容量と比べても割安に料金設定しているケースもありますので、一概に決めつけられません。

たとえば、エキサイトモバイルでは音声通話SIMを3GBまで利用した場合の月額料金は以下のようになります。

プラン音声通話SIM
3GB
Fitプラン(従量制プラン)880円
Flatプラン(固定課金制プラン)1,210円

利用開始月の料金も「使った分だけ」支払い!

新しくSIMを契約した際、月額料金が満額請求される場合と日割で請求される場合があります。

固定課金制は、ユーザーがデータ容量を使っても使わなくても、支払う料金は変わらないので、それを30等分して日割りで請求する事はユーザーにとって「得」でも「損」でもありません。日数ではなく、実際に使った容量が損得の基準です。

従量課金制では、明確に消費したデータ容量分の請求を行いますので、利用日数は請求額には関係ありません。 利用日数が例え3日間であっても、1GB使えば1GB分の請求ですし、10GB使えば10GBの請求となるので、ユーザーにとって「得」でも「損」でもありません。 考え方によっては、利用期間が1日だけであっても、使いたいだけの容量を使えるのは自由度が高いとも言えます。

一部の従量課金制プランを提供する事業者では、課金単位(1か月分として課金を集計する期間)を月ごとではなく、新規契約時の利用開始日から1カ月ごとで区切っています。 この方法であれば、月内のどのタイミングで契約しても、利用開始日から1カ月ごとの課金となるので、日割りを考える必要がありません。つまり。ユーザーごとに課金の締め日が異なることになります。

IIJmioの従量課金制プラン

IIJは非常に高い技術力を有するMVNOの老舗です。IIJmioには従来の最小3GB~の固定課金制プランに加えて、1GBから使える従量課金制プランがあります。

最小1GB時1,298円で、1GB=220円ずつの課金増となり、最大20GBまで高速通信が利用可能です(1GB時のみ若干割引になっている)。

MVNO唯一の「eSIM」の提供など、他社では得られない独自サービスも多く、根強いファンを数多く持つMVNO界の中心的な企業です。

IIJmioの従量制プランはデータ量の上限を設定できるので、使いすぎの防止にも安心です。また、上限を超えそうな時には上限値を変更することもできます。

IIJmioの従量制プランの特徴

  • au回線を使い、最小1GBから、1GB=220円ずつ課金増となる従量課金制プラン
  • 業界唯一のau回線従量課金制プラン
  • 最大20GBまで高速通信を利用できる
  • SIMカードを3枚まで基本料金内で増やす事ができる
  • 従量課金制プランでは珍しい「高速⇔低速」の切換えがユーザーの任意のタイミングで可能
  • 通信速度は、同社のドコモ回線プランよりも若干良好との声が多い
  • 通話機能のない「SMS付きデータ通信」SIMとしても利用可能
  • 音声通話SIMは契約から12ヶ月以内に解約した場合1,000円の契約解除料が発生

以下はIIJmioの従量制プランの月額表です。

データ使用量音声通話付きSIMSMS機能付きSIM
1GBまで1,298円528円
2GB1,518円748円
3GB1,738円968円
4GB1,958円1,088円
5GB2,178円1,408円
6GB2,398円1,628円
7GB2,618円1,848円
8GB2,838円2,068円
9GB3,058円2,088円
10GB3,179円2,508円
11GB3,498円2,728円
12GB3,718円2,948円
13GB3,938円3,168円
14GB4,158円3,088円
15GB4,378円3,608円
16GB4,598円3,828円
17GB4,818円4,048円
18GB5,038円4,268円
19GB5,258円4,088円
20GB5,478円4,708円

eSIMプランも従量制課金

IIJmioには物理SIM不要のeSIMプランが提供されています。eSIMプランも必要なデータ量をチャージして使う従量制プランとなっています。

eSIMプランの月額料金は以下の通りです。

項目料金
基本月額料金165円
追加データ量1GB330円
追加データ量2GB~10GB495円

なお、IIJmioのeSIMプランはデータ通信専用プランで、音声通話機能は利用できません。

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楽天モバイルの従量制プラン

楽天モバイルのRakuten UN-LIMITは1GB、3GB、20GB、20GB以上の4段階の従量制プランです。

データ量を1GB以上使わなかった月は月額料金が0円になる点が特徴です。ただし、データ量の上限はできません。また、前述の通り低速通信時のデータ量も利用データ量に加算されるので注意してください。

Rakuten UN-LIMITには無制限かけ放題が無料付帯するので、メイン回線としての利用におすすめです。

Rakuten UN-LIMITの特徴

  • 1ヶ月に利用したデータ量が1GB未満の場合は月額料金0円
  • 20GB超過後はどれだけ使っても3,278円
  • アプリ経由であれば無制限かけ放題無料
  • 低速通信時の通信速度は最大1Mbps
  • 5G対応

以下はRakuten UN-LIMITの月額料金の表です。

データ使用量月額料金
~1GB0円
~3GB1,078円
~20GB2,178円
20GB以降3,278円

エキサイトモバイルの従量課金制プラン

エキサイトモバイルは「Flatプラン」の名称で、従量課金制プランを提供しています。

使用する通信回線はドコモ回線で、従量課金制の「Flatプラン」と、固定課金制の「Fitプラン」を提供しています。

データ通信専用SIMの低速通信のみのプランは月額385円で運用できるので、カーナビなどの利用におすすめです。

エキサイトモバイルのFlatプランの特徴

  • 低速通信のみであれば月額385円~495円で運用可能
  • 3GBまでの利用であれば固定課金制プランよりも従量制プランの方が安い -音声SIMに限り現在でも「最低利用期間(12か月)」と「解約事務手数料(10,450円)」が設定されている

以下はFlatプランの料金表です。

データ通信量音声通話SIMSMS機能付きデータSIMデータ通信SIM
低速通信のみ495円462円385円
~3GB880円847円770円
~7GB1,430円1,397円1,320円
~12GB1,980円1,947円1,870円
~17GB2,750円2,717円2,640円
~25GB3,245円3,212円3,135円

日本通信の従量課金制プラン

日本通信はユニークなプランや施策を投入しているMVNOです。

日本通信も最初から従量課金制を採用していた訳ではなく、同社が2016年に国内初のソフトバンク回線MVNOサービスを開始した際に初めて1GB刻みの従量課金制プランをリリースしました。

ソフトバンク回線使ってリリースしたb-mobileブランドの「990ジャストフィットSIM」(音声SIM)や、「190Pad SIM」(データ通信)で初めて従量課金制を採用して以降、同社の料金プランは従量課金制を採用しています。また、現在はドコモ回線も選択可能となっています。

また、2020年には従来のb-mobileブランドとは別に、日本通信SIMブランドとして、通常の電話発信で通話を完全かけ放題とする「合理的かけほプラン」の提供を開始し現在に至ります。

990ジャストフィットSIMの特徴

  • 最小1GB~最大20GBまで1GB=220円で課金
  • 最小1GBであれば音声通話機能付きで月額1,089円+税で利用可能
  • 5GB以上、1GB刻みで使用データ量の上限をユーザーが任意で設定可能
  • 「990ジャストフィットSIM」のプラン料金は、他社の固定プランの同容量と比べても、割安な料金設定
  • ピーク時でも速度低下が少ない安定した通信速度を維持
  • ドコモ回線・ソフトバンク回線を選択可能(従量課金制でのマルチ・キャリアは唯一)
  • 課金期間を月ごとではなく、利用開始から1カ月ごとで区切る事で、初月日割りを不要にしている
  • 最低利用期間・解約料は廃止されている
  • データ通信専用の「190Pad SIM」も従量課金制で提供されている(1GB刻みではない)

以下は990ジャストフィットSIMの料金表です。

データ使用量ドコモソフトバンク
1GBまで1,089円1,089円
3GBまで1,419円1,859円
6GBまで1,969円2,629円
10GBまで2,849円3,509円
15GBまで3,949円4,829円

日本通信 合理的かけほプランの特徴

  • 最小3GB~最大30GBまで、1GB=275円で課金
  • 最小3GB+フルタイプのかけ放題込みで月額2,728円で利用可能
  • 5GB以上、1GB刻みで使用データ量の上限をユーザーが任意で設定可能
  • 料金半額などの専用アプリ不要で、フルタイプのかけ放題が付属
  • ドコモ回線のみの提供
  • 課金期間を月ごとではなく、利用開始から1カ月ごとで区切る事で、初月日割りを不要にしている
  • かけ放題ではなく、70分の無料通話分をセットにした「Wスマートプラン」(月額1,738円)も提供中
データSIM (ネットのみ)通話SIM (ネット+通話)
3GB-2,728円
6GB-1,390円
20GB-2,178円

HISモバイルの従量課金制プラン

HISモバイルは、旅行会社HISが提供する格安SIMサービスで、基本的に、回線やプラン等は日本通信から提供されているため、サービス内容などは日本通信のサービスに似ているのが特徴です。

音声通話+SMS+データ通信 ビタッ!プランの特徴

  • 最小100MBからの料金プラン(ドコモ回線:990円~、ソフトバンク回線:1,078円~)
  • 最大30GBまで、2GB /5GB /10GB /15GBの区切りごとの従量課金
  • ドコモ回線・ソフトバンク回線を選べる
  • 課金単位が開通日から1か月間(月初~月末ではない)
  • 日本通信からの回線提供なので、通信速度は比較的良好
  • 本家日本通信にはない「10分かけ放題」オプションを提供(日本通信は5分かけ放題のみ)
  • 最低利用期間、早期解約違約金がない

以下はビタッ!プランの料金表です。

データ容量音声通話付きデータ通信
ドコモ回線ソフトバンク回線ドコモ回線ソフトバンク回線
100MB990円1,078円198円
2GB1,562円770円
5GB2,112円1,320円
10GB3,102円2,310円
15GB4,092円3,000円
30GB6,567円5,775円

格安かけ放題プランの特徴

  • 日本通信「合理的かけほプラン」のHIS版
  • 通話料半額などの専用アプリ不要で、通話が常にかけ放題
  • 最小3GBからの従量課金制プランで、4GB以降は1GB=275円で利用可能(ドコモ回線のみ提供)
  • 5GB以上に利用上限を設ける事ができるので使い過ぎを防止
  • 課金単位が、開通日から1か月間(月初~月末ではない) -日本通信からの回線提供なので、通信速度は比較的良好
  • 最低利用期間、早期解約違約金がない

以下は格安かけ放題プランの料金表です。

データ使用量ドコモ
3GBまで2,728円
4GB3,003円
5GB3,278円
6GB3,553円
7GB3,828円
8GB4,103円
9GB4,378円
10GB4,653円
11GB4,928円
12GB5,203円
13GB5,478円
14GB5,753円
15GB6,028円
16GB6,303円
17GB6,578円
18GB6,853円
19GB7,128円
20GB7,403円
21GB7,678円
22GB7,953円
23GB8,228円
24GB8,503円
25GB8,778円
26GB9,053円
27GB9,328円
28GB9,603円
29GB9,878円
30GB10,153円

従量制プランなら使わない分月額が安くなる

従量制プランはうっかり使い過ぎてしまうと月額が割高になる可能性があります。

データ量の上限設定ができないプランはデータ通信を使わない時は設定から「モバイルデータ通信」をオフにするなど、ある程度使うデータ量を自分で調整する必要があります。

使いすぎが不安な方にはデータ量の上限が設定できるIIJmioや必要な分だけチャージして使うIIJmioのeSIMプランがおすすめです。

Rakuten UN-LIMITはメイン使いにも便利ですが、月額0円で維持できるため利用頻度の少ない2台目以降のスマホにも適しています。

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この記事を書いているのは
(編集:すまっぴー編集部)
すまっぴー編集部

すまっぴー編集部は2015年から格安SIM比較に関するコンテンツの企画、制作、編集しています。毎年15台以上実際に使ってわかったおすすめの格安スマホを紹介します。毎月20枚以上の格安SIMの通信速度計測も行っています。

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