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格安SIMを使った分だけ!段階定額・従量制プランを徹底比較

最終更新日:
格安SIMを使った分だけ!段階定額・従量制プランを徹底比較

月によってデータ使用量に差がある方には使った分だけ料金を支払う従量制プラン(段階定額プラン)がおすすめです。エキサイトモバイル、b-mobile、日本通信HISモバイル、IIJmioの5社の従量制プランを徹底比較します。

格安SIM料金の課金方法には「固定課金プラン」「従量課金プラン」の2つのタイプがあるのをご存知でしょうか。 固定課金制・従量課金制、それぞれに良い点と悪い点がありますが、今回は、従量課金制に焦点を当てて詳細に解説したいと思います。

従量制プランは使い方によっては非常にリーズナブルに使えるケースもありますし、使い方にピタリとハマればこれほど使いやすいプランもない…というような、「向き・不向き」がハッキリしたプランでもあります。

たとえば、カーナビや2台目以降のスマホなどは通信容量が少ない傾向があるため従量制プランに向いています。

今回は、そんな従量課金制について以下のようにまとめます。

  1. 各社の従量制課金プランを比較
  2. 固定課金制と従量課金制の特徴
  3. 従量課金制のデメリットや注意点
  4. エキサイトモバイルが提供する従量課金制プラン
  5. 日本通信が提供する従量課金制プラン
  6. HISモバイルが提供する従量課金制プラン
  7. IIJmioが提供する従量課金制プラン

各社従量課金制プランの比較

項目エキサイトモバイルb-mobile日本通信HISモバイルIIJmio
ドコモ回線-
au回線----
ソフトバンク回線----
最小容量500MB1GB3GB100MB3GB1GB
最低料金1,050円990円2,480円900円2,480円1,180円
最大容量15GB20GB30GB30GB30GB30GB
課金単位1GB1GB1GB1GB1GB1GB
課金単位額非統一200円250円非統一250円200円
3GB時料金1,580円1,390円2,480円1,920円2,480円1,600円
6GB時料金2,300円1,990円3,230円2,820円3,230円2,200円
10GB時料金3,080円2,790円4,230円2,820円4,230円3,000円
高速⇔低速切替なしなしなしなし
完全かけ放題オプション----
最低利用期間12ヶ月----12ヶ月
解約料金9,500円----1,000円

通信回線にこだわるのであれば、au回線ならIIJmioのみ、ソフトバンク回線ならb-mobileか、HISモバイルしか選択肢はありません。

料金的に見れば、3GB/6GB/10GBいずれの料金でもb-mobileが最安です。ただし、完全かけ放題(1700~1850円程度のコスト)込みで考えると、日本通信及びHISモバイルのかけ放題プランが最安プランとなります。

高速通信⇔低速通信切り替えが可能なのはIIJmioとエキサイトモバイルです。

日本通信系のプランでは最低利用期間・解約金は廃止されており、どのタイミングで他社乗換えや解約を行っても制限や費用負担はありません。

固定課金制と従量課金制の特徴

多くの格安SIMが採用する「固定課金制(固定制)プラン」は、1ヶ月間に使用できるデータ容量を予め固定的に定め、その定めたデータ容量に応じた料金が課金される仕組みです。

固定課金制は、契約したデータ容量を使い切っても余らせても料金に変動ありません。「最初に決めたから使っても使わなくてもこの料金ね!」というわけです。 固定課金制を採用する多くの格安SIMでは、料金は変わらない代わりに余らせたデータ容量を翌月末まで繰り越せることが多いです。

しかし、3GBプランを契約しているけど毎月2GBしか使わない…という人は、余った1GBが翌月に繰越されるものの、翌月も2GBしか使わないのであれば、繰越した意味がなくただ単に毎月1GB分の料金を捨てている事になります。

これに対して従量課金制は、毎月のデータ容量が固定されておらず、毎月使った分のデータ容量分の料金がフレキシブルに課金されるプランです。

つまり「先月は5GB使ったけど、今月は2GBで済みそうだ!」と言う場合、先月の料金は5GB分が請求され、今月は2GBだけ支払えばよい、という仕組みです。

従量制プランを提供する格安SIMは少ない

固定課金制と従量課金制、どちらが収益を上げやすいでしょう? 通信会社の立場で考えてみてください。

固定課金制は、ユーザーの利用量に関わらず請求は必ず契約容量で定まった金額です。容量を繰越しますが、毎月同程度の容量しか使わないユーザーは、いくら繰越してもそれを消費する事はありません。

一方の従量課金制は、使った分しか請求できませんので、使われなかった分の料金を得る事はできません。

例えば「500円/1GB・1000円/2GB・1500円/3GBの」プランがあるとして、固定課金制で3GBを契約した人は、1~2GBしか使わなくても請求額は1500円ですが、従量課金制であれば、1GB・2GBごとに500円・1000円の請求額となります。

このように固定課金制は少しずつ余分に料金を徴収する事ができるのに対し、従量課金制は仕組みとして儲けにくいため採用するMVNOが少ないのではないかと思います。

もちろん、従量課金制を採用する格安SIMに、人気が集まり多くのユーザーが契約してくれれば従量課金制も充分に利益を上げる事は可能ですが、残念ながら、従量課金制のメリットが広く認知されていないのが実情です。

従量課金制はデメリットと言われる誤解が多い

従量課金制があまり普及しない理由としてよく挙げられる「デメリット」や「注意点」があります。しかし、その多くは誤解であったり、通信事業者各社が対応策を用意する等で、決定的なマイナスにはなっていません。

データ容量に上限がないので使い過ぎてしまう

最小1GB~最大20GBまで、1GB刻みで使った分だけの料金を課金…という料金プランでは、知らないうちにデータ消費が増えてしまって、想定を超える料金が請求されてしまう可能性があるのは確かです。

固定課金制であれば、毎月使えるデータ容量が決まっているため、知らないうちに消費データ容量が増えている事はありません。

そういう意味では、月間のデータ容量を使い切らなかった場合にメリットがあるのが従量課金制で、月間のデータ容量を超えるほど消費した場合にメリットがあるのは、固定課金制と言えるかもしれません。

一部の従量課金制プラン提供MVNOでは、任意で消費上限を設定でき、勝手にそれ以上は消費しないようにできる仕組みを提供しています。

余ったデータを繰越す事ができない

「余ったデータ量を繰り越せない」という点は決してデメリットだけではありません。使わないデータを繰越して無駄な料金を支払うより、実際に使った分だけ支払う方が合理的です。

月間3GB容量のプランを契約していて、毎月2GBしか使わないのであれば、毎月1GB繰越せることは「お得」とは言えません。 毎月2GBしか使わない人は、いくら繰越しても繰り越し分のデータを消費する事はないんじゃないでしょうか?

だとすれば、2GBしか使わなかった月は2GB分の料金を支払い、翌月は翌月に使った分だけ支払う方が無駄のない支払いだと思うのですが如何でしょう。

従量課金制は同じデータ容量で比べると割高な料金設定

料金の設定は、各通信事業者ごとに違いますので、従量課金制だから割高と言う事はありません。 一部の従量課金制を提供するMVNOでは、固定課金制の同容量と比べても割安に料金設定しているケースもありますので、一概に決めつけられません。

利用開始月の料金が日割りにならないので損

固定課金制は、ユーザーがデータ容量を使っても使わなくても、支払う料金は変わらないので、それを30等分して日割りで請求する事はユーザーにとって「得」でも「損」でもありません。日数ではなく、実際に使った容量が損得の基準です。

従量課金制では、明確に消費したデータ容量分の請求を行いますので、利用日数は請求額には関係ありません。 利用日数が例え3日間であっても、1GB使えば1GB分の請求ですし、10GB使えば10GBの請求となるので、ユーザーにとって「得」でも「損」でもありません。 考え方によっては、利用期間が1日だけであっても、使いたいだけの容量を使えるのは自由度が高いとも言えます。 一部の従量課金制プランを提供する事業者では、課金単位(1か月分として課金を集計する期間)を月ごとではなく、新規契約時の利用開始日から1カ月ごとで区切っています。 この方法であれば、月内のどのタイミングで契約しても、利用開始日から1カ月ごとの課金となるので、日割りを考える必要がありません。つまり。ユーザーごとに課金の締め日が異なることになります。

エキサイトモバイルの従量課金制プラン

エキサイトモバイルは、最も古くから「最適料金プラン」の名称で、従量課金制プランを提供しているMVNOです。

使用する通信回線はドコモ回線で、従量課金制の「最適料金プラン」と、固定課金制の「定額プラン」を提供しています。

NTTグループの老舗MVNOながら、従量課金制プラン意外にアピールポイントが少なく、お勧めしにくい通信サービスです。

エキサイトモバイルの従量課金制プランの特徴

  • 最小容量100MB=1050円から利用できる
  • 使用データ量1GBごとの課金額が一定ではないため料金を把握しにくい
  • SIM1枚コースでは最大10GBまでしか利用できない
  • SIMを3枚まで増やす事ができる(最大15GBまで)
  • 音声通話+通話料半額+10分かけ放題がセットされた「でんわパックプラン」が用意されている -音声SIMに限り現在でも「最低利用期間(12か月)」と「解約事務手数料(9500円)」が設定されている 以下は最適料金プランの料金表です。
データ通信量1枚コース3枚コース
低速通信のみ500円-
~100MB630円1,050円
~500MB630円1,100円
~1GB660円1,100円
~2GB770円1,340円
~3GB880円1,550円
~4GB1,150円1,780円
~5GB1,450円1,890円
~6GB1,600円1,950円
~7GB1,900円2,100円
~8GB2,120円2,190円
~9GB2,200円2,380円
~10GB2,380円2,540円
~11GB-2,830円
~12GB-3,100円
~13GB-3,480円
~14GB-3,790円
~15GB-3,980円

日本通信の従量課金制プラン

現在、従量課金制で最もメジャーなMVNOが日本通信です。

日本通信も最初から従量課金制を採用していた訳ではなく、同社が2016年に国内初のソフトバンク回線MVNOサービスを開始した際に初めて1GB刻みの従量課金制プランをリリースしました。

現在では日本通信と言えば従量課金と言われるほど定番化していますが、通信速度の改善なども含めて、ソフトバンク回線を使ったサービスの提供開始は、同社にとって大きな転換点だったと言えます。

ソフトバンク回線使ってリリースしたb-mobileブランドの「990ジャストフィットSIM」(音声SIM)や、「190Pad SIM」(データ通信)で初めて従量課金制を採用して以降、同社の料金プランは従量課金制を採用しています。また、現在はドコモ回線も選択可能となっています。

また、2020年には従来のb-mobileブランドとは別に、日本通信SIMブランドとして、通常の電話発信で通話を完全かけ放題とする「合理的かけほプラン」の提供を開始し現在に至ります。

さらに2020年10月9日には、健康アプリ「FiNC(フィンク)」をセットした「Wスマートプラン」も提供を開始しました。

FiNCは、データ容量3GB+70分間の無料通話に、糖質を自動で計算・管理したり、歩数や体重、睡眠のデータを分析して健康アドバイスなどを行う「FiMC」をセットにしたプランで、アプリ利用料も含めて月額1580円で利用できます。

次々にユニークなプランや施策を投入している日本通信は、今、一番攻めているMVNOの1つです。

990ジャストフィットSIMの特徴

  • 最小1GB~最大20GBまで1GB=200円で課金
  • 最小1GBであれば音声通話機能付きで月額990円+税で利用可能
  • 5GB以上、1GB刻みで使用データ量の上限をユーザーが任意で設定可能
  • 「990ジャストフィットSIM」のプラン料金は、他社の固定プランの同容量と比べても、割安な料金設定
  • ピーク時でも速度低下が少ない安定した通信速度を維持
  • ドコモ回線・ソフトバンク回線を選択可能(従量課金制でのマルチ・キャリアは唯一)
  • 課金期間を月ごとではなく、利用開始から1カ月ごとで区切る事で、初月日割りを不要にしている
  • 最低利用期間・解約料は廃止されている
  • データ通信専用の「190Pad SIM」も従量課金制で提供されている(1GB刻みではない)

以下は990ジャストフィットSIMの料金表です。

データ使用量ドコモソフトバンク
1GBまで990円990円
3GBまで1,290円1,690円
6GBまで1,790円2,390円
10GBまで2,590円3,190円
15GBまで3,590円4,390円

日本通信 合理的かけほプランの特徴

  • 最小3GB~最大30GBまで、1GB=250円で課金
  • 最小3GB+フルタイプのかけ放題込みで月額2480円で利用可能
  • 5GB以上、1GB刻みで使用データ量の上限をユーザーが任意で設定可能
  • 料金半額などの専用アプリ不要で、フルタイプのかけ放題が付属
  • ドコモ回線のみの提供
  • 課金期間を月ごとではなく、利用開始から1カ月ごとで区切る事で、初月日割りを不要にしている
  • かけ放題ではなく、70分の無料通話分をセットにした「Wスマートプラン」(月額1580円)も提供中 {company_plan[39]}

HISモバイルの従量課金制プラン

HISモバイルは、旅行会社HISが提供する格安SIMサービスで、基本的に、回線やプラン等は日本通信から提供されているため、サービス内容などは日本通信のサービスに似ているのが特徴です。

音声通話+SMS+データ通信 ビタッ!プランの特徴

  • 最小100MBからの料金プラン(ドコモ回線:900円~、ソフトバンク回線:980円~)
  • 最大30GBまで、2GB /5GB /10GB /15GBの区切りごとの従量課金
  • ドコモ回線・ソフトバンク回線を選べる
  • 課金単位が開通日から1か月間(月初~月末ではない)
  • 日本通信からの回線提供なので、通信速度は比較的良好
  • 本家日本通信にはない「10分かけ放題」オプションを提供(日本通信は5分かけ放題のみ)
  • 最低利用期間、早期解約違約金がない

以下はビタッ!プランの料金表です。

データ容量音声通話付きデータ通信
ドコモ回線ソフトバンク回線ドコモ回線ソフトバンク回線
100MB900円980円180円
2GB1,420円700円
5GB1,920円1,200円
10GB2,820円2,100円
15GB3,720円3,000円
30GB5,970円5,250円

格安かけ放題プランの特徴

  • 日本通信「合理的かけほプラン」のHIS版
  • 通話料半額などの専用アプリ不要で、通話が常にかけ放題
  • 最小3GBからの従量課金制プランで、4GB以降は1GB=250円で利用可能(ドコモ回線のみ提供)
  • 5GB以上に利用上限を設ける事ができるので使い過ぎを防止
  • 課金単位が、開通日から1か月間(月初~月末ではない) -日本通信からの回線提供なので、通信速度は比較的良好
  • 最低利用期間、早期解約違約金がない

以下は格安かけ放題プランの料金表です。

データ使用量ドコモ
3GBまで2,480円
4GB2,730円
5GB2,980円
6GB3,230円
7GB3,480円
8GB3,730円
9GB3,980円
10GB4,230円
11GB4,480円
12GB4,730円
13GB4,980円
14GB5,230円
15GB5,480円
16GB5,730円
17GB5,980円
18GB6,230円
19GB6,480円
20GB6,730円
21GB6,980円
22GB7,230円
23GB7,480円
24GB7,730円
25GB7,980円
26GB8,230円
27GB8,480円
28GB8,730円
29GB8,980円
30GB9,230円

IIJmioの従量課金制プラン

最も最近に従量課金制プランをリリースしたのはIIJmioです。 IIJは非常に高い技術力を有するMVNOの老舗ですが、従来の最小3GB~の固定課金制プランに加えて、1GBから使える従量課金制プランを追加しました。 最小1GB時1180円で、1GB=200円ずつの課金増となり、最大20GBまで高速通信が利用可能です(1GB時のみ若干割引になっている)。 MVNO唯一の「eSIM」の提供など、他社では得られない独自サービスも多く、根強いファンを数多く持つMVNO界の中心的な企業です。

従量制プランの特徴

  • au回線を使い、最小1GBから、1GB=200円ずつ課金増となる従量課金制プラン
  • 業界唯一のau回線従量課金制プラン
  • 最大20GBまで高速通信を利用できる
  • SIMカードを3枚まで基本料金内で増やす事ができる
  • 従量課金制プランでは珍しい「高速⇔低速」の切換えがユーザーの任意のタイミングで可能
  • 通信速度は、同社のドコモ回線プランよりも若干良好との声が多い
  • 通話機能のない「SMS付きデータ通信」SIMとしても利用可能

以下はIIJmioの従量制プランの月額表です。

データ使用量音声通話付きSIMSMS機能付きSIM
1GBまで1,180円480円
2GB1,380円680円
3GB1,580円880円
4GB1,780円1,080円
5GB1,980円1,280円
6GB2,180円1,480円
7GB2,380円1,680円
8GB2,580円1,880円
9GB2,780円2,080円
10GB2,890円2,280円
11GB3,180円2,480円
12GB3,380円2,680円
13GB3,580円2,880円
14GB3,780円3,080円
15GB3,980円3,280円
16GB4,180円3,480円
17GB4,380円3,680円
18GB4,580円3,880円
19GB4,780円4,080円
20GB4,980円4,280円
初期費用1円+月額料金12か月間700円割引!一括100円端末も!

従量制プランなら使わない分月額が安くなる

従量制プランは上限がないため、うっかり使い過ぎてしまうと月額がとんでもないことになります。

上限設定ができるb-mobile以外はデータ通信を使わない時は設定から「モバイルデータ通信」をオフにするなど、ある程度使うデータ量を自分で調整する必要があります。

低速モードに切り替えられる上にバースト機能に対応しているIIJmioやエキサイトモバイルならメインのスマホでも不便なく使えます。

あまり使わない端末であれば維持費が安いb-mobileがおすすめです!

初期費用1円+月額料金12か月間700円割引!一括100円端末も!
この記事を書いているのは
(編集:すまっぴー編集部)
すまっぴー編集部

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