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楽天モバイルの「eSIM」を使うメリットと設定方法

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楽天モバイルの「eSIM」を使うメリットと設定方法

すでに、IIJmioによってeSIMサービスの提供は開始されていますが、第4のキャリアとして注目の楽天モバイルでもeSIMによるサービスを利用する事ができるようになりました。今回は、楽天モバイルのeSIMサービスについて解説します。

「DSDS」「DSSS」といった言葉をご存知でしょうか。

「DSDS」は、デュアルSIM・デュアルスタンバイの事で、2枚のSIMカードを同時にスタンバイさせておく事ができる仕組みです。「DSSS」は、デュアルSIM・シングルスタンバイで、SIMカードは2枚装着できるが、同時に使用できるのは1枚のみという仕組みです。

いずれも「デュアルSIM」というところがミソで、1台のスマホの中に2枚の異なるSIMカードを装着できる事を指します。

少し前までは、

  • 通話用のスマホとデータ通信用のスマホ
  • 個人用と仕事用のスマホ
  • 家族用と家族以外用のスマホ
  • 大手キャリアと格安SIMのスマホ

等々の、使途によってスマホを使い分ける2台持ちが「使い勝手が良い」「料金も割安にできる」ということでもてはやされた時代があり、その後、そうしたニーズに応えるべく登場したのが、冒頭の「DSDS」や「DSSS」の機能を持ったデュアルSIMスマホでした。

さらにそこから時代は進み、iPhone XSが登場すると、1台のスマホに2枚のSIMカードを装着できるのは同じですが、片方を従来の物理SIM(情報チップ)、片方をeSIMとしたデュアルSIMの仕様が登場し、一般的になりつつあります。

すでに、IIJmioによってeSIMサービスの提供は開始されていますが、第4のキャリアとして注目の楽天モバイルでもeSIMによるサービスを利用する事ができるようになりました。

今回は、楽天モバイルのeSIMサービスについて解説します。

eSIMを使うメリットとは

よく見かけるのが、eSIMを誤解しているケースや、デュアルSIMのメリットをeSIMのメリットとして誤解したもの、先行したIIJmioのeSIMの特徴をeSIM全体の特徴として解説しているケースです。例えば…

■申込みから設定までWEB上で行うので手間がかからない」
という解説ですが、IIJmioのeSIMは確かにWEBから申込んで、そのままWEB上で設定が可能ですが、MNOとしてのサービスを開始した楽天モバイルの場合には、eSIMであってもWEB上のみで設定は完了せず必ず自宅宛の配送物があります。

楽天モバイルはおそらく、配送物を送る事で申込者の氏名や現住所の確認を行っているものと思われますが、少なくとも、「eSIMは申込みから設定までWEB上で行う」というのは、IIJmioだけに当てはまる特徴であり、eSIMの特徴とは言い難いものがあります。

■「キャリアとの併用で支払い料金を節約できる」
これもeSIMの特徴と言う訳ではありません。 大手キャリア+格安SIMの組み合わせは料金節約に繋がりますが、2台のスマホを使い分ける事でも可能ですし、物理SIMを2枚装着できるDSDS機・DSSS機でも可能ですので、必ずしもeSIMだけの特徴ではありません。 ではeSIMを使う事のメリットは何でしょうか。

物理SIMを受けとる必要がないこと

なんだ、同じじゃないか…と思われるかもしれませんが、eSIMを設定する際にSIMカードが不要…というのは誤りです。

正しくは「SIMカードは内臓されていて、その設定をネット経由で行うため、手動で差し込む必要がない」です。

ですから、eSIMのメリットは、「物理SIMの配送を受け取る必要がない」になります。

確かに、格安SIMに申込んで、物理SIMが配送されて手元に届き、SIMをセットして初期設定を行う…という一連の手間を、ネット経由で設定が完了できる事で軽減できる事はメリットだと言えます。 また、物理SIMのように、「破損」「汚損」等でSIMカードの再発行も必要ない点もメリットといえます。

1台で複数の通信契約を使い分けられる~iPhoneでもDSDS機能が利用可能

冒頭の「通話用・データ通信用」「個人用・仕事用」「大手キャリアと格安SIM」といった、1台のスマホで2種類の通信を使い分けられるのは大きなメリットです。

スマホを日々使用していると、上記以外でも、「使い分けられたら」「切り替えられたら」と思う場面は多々ありますので、自分なりの使い分け、切替えが可能になる事はメリットと言えます。

AndroidスマホでデュアルSIM機能が使える事がメリットである事は同じなのですが、Androidの場合には、物理SIMを2枚装着できるモデルもあり、デュアルSIMを利用する際にiPhoneほどeSIMに依存しません。 iPhoneのデュアルSIMは、一部の海外地域を除いて、物理SIM+eSIMが基本ですので、デュアルSIM機能を使おうと思えば、必然的にeSIMを利用せざるを得ません。

eSIMならiPhoneのデュアルSIM機能が使える事もメリットと言えます。

海外での利用

欧米圏では、日本で思う以上にeSIMが普及しています。 海外渡航時のプリペイドSIMもeSIMが非常に多くなっており、ネット経由で設定を書き換えれば利用可能なeSIMは渡航時の国際通話などに適していると言えます。

楽天モバイルのeSIMを利用するメリット

前項では、楽天モバイルに限らずeSIMの一般的なメリットについて述べましたが、加えて、楽天モバイルのeSIMサービスを利用する事のメリットについて解説します。

iPhoneでサブ回線としてお試し利用が可能

楽天モバイルは、未だ楽天エリアが首都圏に限定されるなど、MNPを使って電話番号を乗換えメイン回線で使うには少々厳しいものがあります。 ただ、利用開始から1年間、通信も通話も無料で利用できることから、サブ回線としての活用法には期待できます。

現在、「Rakuten UN-LIMIT V」を単一プランとして提供中ですが、このプランの利用は、通常の物理SIMの他にeSIMでの利用も可能となっており、iPhone XS以降のモデルであれば、副回線で楽天モバイルをeSIMでお試し利用する事が可能となります。

ちなみに、Androidスマホでもサブ回線がeSIMのみの機種は同様ですが、物理SIM2枚装着可能なモデルでは、副回線に通常の物理SIMを利用する事も可能です。

eSIMでも通話が可能

これは、先行するIIJmioにはない機能です。 IIJmioのeSIMサービスは、データ通信専用SIMとして提供されていますが、楽天モバイルは、「Rakuten Link」アプリの利用が前提となりますが、eSIMでも通話が可能です。

この「Rakuten Link」アプリ経由であれば、通話もかけ放題になるので、主回線の利用料金を削減(節約)することが可能となります。

ちなみに余談ですが、「Rakuten Link」アプリによる通話は、データ通信を副回線に設定していなくても利用可能ですし、さらに、IP電話であるため主回線・副回線とも圏外でもWiFiに接続していれば通話が可能です。

同じIP電話といっても、LINE無料通話よりはかなり良好な音質で通話が可能です。

eSIMの再設定料の無料化

楽天モバイルでは、2020年10月12日午前9時以降「nanoSIMカードの交換・再発行」及び「eSIMの再設定」の際に課金されていた手数料を撤廃、無料化しました。

同様にeSIMを提供しているIIJmioでは、SIMカードの交換・再発行、eSIMの再設定には2,000円の手数料がかかるため、機種変更などの際に手数料が発生せずにプロファイルを再設定できるのは、楽天モバイルeSIMを利用するメリットと言えます。

楽天エリア内であれば快適な通信速度が使い放題と無料通話

楽天モバイルの通信可能エリアは、未だお世辞にも広いとは言えませんが、楽天エリア内で電波を掴みさえすれば、快適な高速通信が可能であり、通話も「Rakuten Link」利用時にはフルタイムのかけ放題になります。

エリアが狭い、電波を掴みにくいとの批判もありますが、せっかくのチャンスですから1年間無料の「データ使い放題」「通話かけ放題」を利用しない手はありません。

eSIMの設定もあり、サブ回線での利用がしやすいという特徴もありますので、「無料」という最大のメリットを活かすべきでしょう。

楽天モバイルeSIMの申込み~設定方法

楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT V」単一ですので迷ったり間違える事はありません。

「Rakuten UN-LIMIT V」は、基本、データ通信使い放題・通話かけ放題のプランですので、他社プランと違ってオプションサービスの選択はほとんどありません。留守番電話・着信転送・割込通話/通話保留については基本プランに含まれます。

有料オプションは、以下の3種類のみです。

  • 楽天モバイルWiFi by エコネクト(月額362円)… 有料WiFiスポット
  • あんしん安全パック(月額700円)… 「スマホ操作遠隔さオート(月額500円)」+「マカフィー モバイル セキュリティ(Android版)(200円)~個別加入も可能
  • あんしんコントロール by i-フィルター(300円)… 18未満加入必須のフィルタリングサービス

最も注意すべきは、SIMの選択です。 物理SIMはnanoサイズのSIMカードのみ選択可能です。 eSIM対応機では、eSIMを選択できますが、注文時点で間違えずに選択するようにしてください。 特に、iPhone XS以降のiPhoneの副回線で使用する場合には、eSIM選択が必須です。

楽天モバイルeSIM申し込みを完了後、配送物を受取る必要があります。 IIJmioのeSIMが申込み~設定まで全てネットで完結するため、混同しやすいので注意してください。

仕組み的にはネット上のみで申込み~開通までをネット環境のみで完了できるはずですが、そうしないのは、申込者の氏名や現住所の確認をするためと思われます。

設定プロファイルをダウンロードするためのQRコードが印刷された小冊子「START GUIDE」が届きますので、小冊子にある「QRコード」から設定プロファイルにアクセスします。

このQRコードは、設定プロファイルへのアクセスではなく、設定プロファイルへのアクセス用のQRコードを表示するためのURLなので、設定プロファイルのQRコードを表示させるための他端末(別のスマホなど)が必要です。

プロファイルをインストールし副回線を設定します。 「モバイルデータ通信」で、モバイル通信を選択します。「オフ」「主回線」「副回線」を選べます。

「モバイルデータ通信」で、副回線を選択しても楽天の電波を掴まない場合には、「ネットワーク選択」を開きます。

「自動」を解除し、手動で「Rakuten」を指定します。 コントロールパネルで「Rakuten LTE」の表示を確認し、設定は完了です。

楽天モバイル回線はデータ通信使い放題なので、残り容量を確認する必要はありません(できない)が、パートナーエリアでau回線を使用する場合には、月間5GBまでは無料で利用可能です。

auエリアの容量残や、利用内訳はmy Rakutenで確認する事ができます。 楽天モバイルは、楽天エリア内であってもau回線に切り替わるケースがあり、内訳をみると、終日楽天エリア内にいたのにau容量が減っている…と言う場合がありますので要注意です。

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この記事を書いているのは
(編集:すまっぴー編集部)
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