【初心者向け】Zenfone3 Laserの開封&実機レビュー【評判・評価・性能・スペック】
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Zenfone3 Laserの開封レビュー!zenfone3 LaserはASUSから2016年11月に発売された、最新端末です。3万円を切る、価格設定ながらメモリ4GB・ストレージ32GBを搭載するハイスペック端末です。
ASUS(エイスース)のZenfone3(ゼンフォン)が国内で発売されてから約2ヶ月が経ちました。
高級志向に向きつつあるミドルスペックの中ではやはりZenfone3が圧倒的な人気です。
これでSIMフリースマホ市場も2016年のラインナップをすべて出し切ったようにも見えました。
しかし、ASUSはZenfone3の獲得した地位だけでは満足していなかったようです。
Zenfone3は「価格が少し高い・・・」と感じるSIMフリースマホ初心者に注目のZenfone3Laser(レーザー)が発売されました。
価格がリーズナブルでなおかつ実用的な性能を持つZenfone3Laserのスペックと特徴を紹介していきます。
外観は新旧のどちらの良さも見える逸品
化粧箱はZenfone3とは違い、前作Zenfone2シリーズの時と同様のデザインに戻りました。
中身は非常にシンプルで、本体・コンセントジャック・microUSBケーブル・イヤホン・イヤホンパッドとなっています。
外観はフルメタルボディとカラーリングがマッチして、AppleのMacBookに質感はよく似ています。
Zenfone3でも採用されていた2.5D加工が施されており、丸みを帯びたなめらかなデザインが楽しめます。実際に持った感じも意外に薄く、5.5インチというサイズをあまり感じさせません。
ボタン配置はAndroid端末では定番の配置です。正面右側に電源ボタンとボリュームキーがあり、本体上部にはイヤホンジャック、下部にはmicroUSBの差し込み口とスピーカーがあります。
SIMカードトレイは、SIMトレイ1にmicroSIM、SIMトレイ2にはnanoSIMが挿せる仕様となっています。
microSDを使用する場合にはSIMトレイ2を使用するため、その場合はnanoSIMが使用できません。
純正アクセサリーで個性を活かす
ASUSの純正アクセサリーは豊富で、その中でも小窓が付いたフリップカバーはベストセラーになっています。
ガラケー時代には、よくメインディスプレイとは別にサブディスプレイという機能がありました。 サブディスプレイだけで時間やメッセージの受信を確認したり、バッテリーの残量が分かったりと便利でした。
そのサブディスプレイの進化版とも言える機能がカバーを付けるだけで楽しめます。
写真を見てわかるように、フリップカバーの小窓からは様々なサブディスプレイ表示が可能です。
電池残量、着信やSMSなどの通知も一目で分かります。また、天気予報が見れたり、カメラはカバーを閉じたままの起動が可能でそのまま撮影も行えます。
個性と機能性の両方を兼ね備えたカバーとなっています。
スペック「メモリ4GBの威力」
ASUSがZenfone3Laserの宣伝を大々的にしていたと思えませんが、いざ蓋を開けてみるとメモリが4GBもあるので驚きました。

画面サイズ | 5.5インチ |
---|---|
ストレージ | 32GB |
メモリ | 4GB |
OS | Android™ 6.0 |
カラー |
以前にもZenfone2が発売された後に、Zenfone2Laserが登場しました。
そのときは外観こそスマートになりましたが、スペックアップした部分はほとんどありませんでした。
次期OSのAndroid7.0ではメモリ2GBだと容量が不足すると言われているので、4GBもあればしばらくの間は心配する必要はないでしょう。
メモリは大きいほどいいの?
メモリは大きければ大きいほどいいのかと問われると、パソコンで言えば間違いなく「あっても困らない」と答えるでしょう。
しかし、パソコンのように常に電源が確保されてはいないスマホでは、良し悪しが分かれます。
確かにメモリが大きければ、たくさんの動作をスムーズに実行できるメリットはあります。
その反面で電池消費量が増加する可能性があります。
実際にZenfone2が発売された時には、メモリ2GB版と4GB版では電池消費量に大きく差が表れていました。
Zenfone3Laserの場合は3,000mAhと十分なバッテリー容量があるので、大丈夫ですがメモリが大きくてバッテリー容量が小さいモデルは注意が必要です。
大画面の5.5インチディスプレイ
Zenfone3と比べて画面サイズは5.5インチと大きくなりました。
画質はフルHDに対応していて、液晶のガラス素材には強度が高く傷が付きにくい「Gorilla® Glass 3」を採用しています。
先ほど紹介した純正のフリップカバーは円形の小窓が付いており、画面がむき出しになる分ディスプレイへの傷が心配です。Gorilla® Glass 3なら細かな傷が付きにくいので安心です。
※神経質な方は保護フィルムの装着をオススメします。
指紋認証ももちろん搭載
セキュリティ面とスリープ解除を両立させた指紋認証機能を搭載しています。反応も0.3秒で認識されるのでノンストレスです。
本体が少し縦長な分、女性には片手で持ったままの解除は厳しいかもしれません。
日常生活では十分の3,000mAhバッテリー
安心の3,000mAhを搭載しています。普段使いには十分な容量です。急速充電には非対応なので、余裕を持って充電は行いましょう。
また、Zenfone2Laserと比べると、電池交換ができなくなった点はデメリットかもしれません。
Laserという名の通り「レーザーフォーカス」にこだわる
レーザーオートフォーカス(以下レーザーAF)はZenfone2Laserより採用された技術です。
レーザーAFというのは、撮りたい物体までの距離を測るための仕組みです。レーザーAFの威力が発揮されるのは暗所での撮影で、対象物に素早くピントを合わせることができます。
カメラのレンズ左側にあるのがレーザー窓です。
また写真の画質を左右するカメラセンサーはSONY製を使用しており、写真をよく撮影するユーザーにもオススメできます。
Googleドライブ100GBが2年間無料で利用できます
通常15GBまでなら無料で利用できるクラウドストレージサービスがGoogleドライブです。
Zenfone3Laserを購入するだけで、そのクラウドへの保存容量が100GBに増量されます。
Googleドライブは約40種類のファイル形式が保存でき、驚くほど簡単にデータ共有が行えます。
セキュリティもGoogleがしっかり管理しているので、スマホだけでなくパソコンやタブレットなどの様々なデバイスと同期がとれます。
オンリーワンなポイントがないのが気になる・・・
開封をしてみて、下記の点が気になりました。
- 画面サイズ
- カメラの出っ張り
- DSDS(デュアルシムデュアルスタンバイ)には非対応
- 防水、防塵には非対応
- 充電が遅く感じる
- 特徴らしい特徴がない
フルメタルボディと丸みを帯びたボディは滑りやすく、画面サイズが5.5インチだと男性でも少し大きく感じます。
また、カメラのレンズ部分が出っ張っているので、机など硬い場所に置く場合は注意が必要です。
防水や防塵には対応していないことや、最近の流行りであるSIMカードが2枚同時に待ち受けできるDSDSにも対応していません。
さらに、ここ最近のスマホは急速充電に対応しているものが多く、その感覚に慣れているとZenfone3Laserの充電速度は遅く感じるかもしれません。
Zenfone3 Laserは非常にバランスが良いスマホなのは間違いありません。
しかし、とがった点がない分、特徴のないスマホともいえるかもしれません。
はじめてSIMフリースマホに乗り換えるなら丁度いい
簡単にZenfone3Laserを紹介しましたが、肝心の販売価格は27,800円(税込)です。
同価格での比較対象としてはHUAWEIのP9Liteがありますが、この価格でメモリ4GBを搭載しているSIMフリースマホはZenfone3Laser以外ありません。
メモリの部分でも触れましたが、今後のOSバージョンアップにも対応していけるので、SIMフリースマホを使ってみたい!という方にはピッタリな機種ではないでしょうか。
こんな人におすすめ
- あまりスマホは使わない
- ガラケーからの乗り換え
性能も外観も両方を兼ね備えて3万円を切るような機種はまだまだ少ないのが現状です。その中で、しっかり選べばお得にSIMフリースマホが楽しめるので、一度チェックしてみてください!
Zenfone3 Laserが購入できるMVNOは?
Zenfone3は格安SIMとセットでも発売されています。
格安SIMと組み合わせるなら中古スマホもおすすめ!

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