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中古iPhoneを購入する際に見るべき注意点とは?

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中古iPhoneを購入する際に見るべき注意点とは?

中古iPhoneを購入するときに注意すべきポイントを解説します。中古iPhoneはハイスペックな端末が低価格で手に張るのが魅力です。一方で個人売買などで適当に購入してしまうとトラブルにつながる落とし穴もあります。外装のキズや割れ以外にもバッテリーやアクティベーションロック、SIMロックなどの見るべきポイントを解説します。

タイトル: 中古iPhoneを購入する際に見るべきチェックポイントとは?

日本国内で非常に高い人気を誇るApple社のスマートフォンiPhone。

2017年までは、なんと国内シェアが7割に達する圧倒的な人気を誇っていましたが、2018年~2019年にかけ、端末価格が高騰した影響でシェアを4割程度まで落とし、販売数でAndroidに逆転されていました。

しかし、2019年秋のiPhone 11、2020年春の新型「SE」など、購入しやすい価格のモデルを投入する事で、再び2020年3月時点での国内シェアは5割超となっています。

こうした日本国内でのiPhone人気を背景に、国(総務省)の中古端末普及の方針も相まって、iPhoneの中古市場は非常に活性化しつつありますが、中古iPhoneを購入する際には注意すべき点が幾つかあります。

具体的には下記に気を付けて購入すれば失敗が少なくなります。

  • 正常動作・正常表示
  • バッテリー充電容量
  • 赤ロム(代金未払い等)
  • アクティベーションロック(iPhoneを探す)
  • SIMロック
  • クリーンネス、メンテナンス
  • 外箱・付属品

今回は、中古iPhoneに焦点を当て、購入の際にどのようなポイントに注意すべきなのか、必ずチェックすべき点はどこなのかについて解説致します。

外観の良さにばかりに囚われてはダメ!中古iPhoneを購入する際の基本チェック

中古iPhoneを購入する際には、様々なポイントをチェックする必要がありますが、その中でも基本中の基本、これだけは必ずチェックしておくべきポイントをご紹介します。

正常動作しているか、一部機能や操作・表示などに不具合がないか

前提として、故障していないか、機能や構造に大きなダメージを追っていないかと言う点です。

電源が入り、ディスプレイが正常に表示されるかどうか

画面に割れやヒビはないか、画面のドット抜け(ぽつんと空白の部分)があるかどうか、画面に線や色むらがないかどうかを確認しておきましょう。

ディスプレイのタッチ機能が正常に動作し、タッチへの反応が正常であるかどうかも見ておきたいです。

端末に設置されているボタンが正しく動作・機能するかどうか

ホームボタンありの機種ではホームボタンが正常に動作し、割り当てられている全ての動作を正常に行えるかどうか、音量ボタン、ミュートボタン、電源ボタンなどが正しく動作・機能するかどうかを確認します。

本体に酷い落下痕がないかどうか

iPhoneは精密機械ですので、落下の程度が酷い場合には本体内部の動作に支障をきたすケースもあります。1つの目安として本体の落下痕を確認し、あまりに酷いようなら機能が正常かどうかを詳しく見るべきです。

本体にケースが装着されている場合には、必ずケースを外して本体の傷の有無を確認します。

フリマ等のWEB上での個人売買の場合、動作等を検証する事はできませんので、出費者の評価を参照する等して、その人物が過去に嘘の説目をして物品を販売していないか等を確認すべきです。 また、落下痕は本体の四隅の画像をアップして貰うなどして、確認する事が重要です。

お店で購入する際には上記の確認は済ませてある場合がほとんどです。すまっぴーでも中古スマホは販売していますが、仕入時にこれらはもちろん動作確認に関してしっかり検品しています。

iPhoneの液体損傷は保証対象外!必ず【液体侵入インジケーター】を確認する

中古iPhoneを購入する際に最も注意すべきポイントの1つに「水没」があります。

精密機器であるiPhoneにとって、「水」「液体」は天敵のような存在ですが、洗面所への落下や洗濯などそれとはっきりわかる水没以外にも、テーブル上の結露や雨滴が侵入する等、知らぬ間に液体が本体内に侵入し、徐々に基盤を腐食させ動作に異常をきたす…といった事例がiPhone修理店には想像以上に持ち込まれます。

中古iPhoneを購入する際に問題なのは、すでに水没状態にありながらも所有者が気づいておらず、新たな所有者の手に移ってから腐食が進み、故障や不具合が生じる事です。

仮に、前所有者が「アップルケア」に加入していたとしても、「水没(Appleでは「液体による損傷」と表現)」は保証対象外となりますので、正規価格での修理・バッテリー交換となります。

こうした「隠れ水没機」を掴んでしまう事を防止するためには、全てのiPhoneに備わっている「液体侵入インジケーター」の確認が重要となります。

画像出展:https://support.apple.com/ja-jp/HT204104

こちらは、Appleがサポートページで紹介している機種ごとの「液体侵入インジケーター」の場所を一部抜粋したものです。

2006年以降に製造されたiPhoneの全てに「液体侵入インジケーター」が設置されており、iPhone5s以降のモデルは全てSIMスロットルの中に設置されています。

【無症状でも時々インジケーターをチェック!~赤色ならクリーニングへ】 これはiPhone修理専門店から聞いた話ですが、iPhoneは特に動作の異常や不具合がなくても、時々、液体侵入インジケーターを確認すべきだと言います。もしインジケーターが赤色に代わっていれば、iPhone修理店などでクリーニング・乾燥を行う事で、それ以上の被害の拡大を止め、正常動作を維持できるとの事です。

iPhoneの命【バッテリー】の充電容量を確認~劣化が進むとシャットダウンの要因に

iPhoneのバッテリーは、日々の充放電の繰り返しにより、徐々に充電可能容量の減少という形で劣化が進みます。これは、全てのバッテリーに共通の経年劣化であり、いずれはiPhoneを正常に動作させる事ができなくなります。

正常に動作できなくなれば、当然、バッテリーを交換するか端末自体を買い換える必要があるため、中古iPhoneを購入する際に、バッテリーの最大充電量(つまり劣化状態)を確認する事は非常に重要です。

幸い、依然と比べてiPhoneのバッテリー劣化については把握しやすくなっています。

iOS11.3以降をインストールしているiPhoneは、上図のようにバッテリーの充電可能容量を確認する事が可能になっています。

バッテリーが劣化し、充電容量が減ってくると、iPhoneが必要とする電力を供給できなくなり、iPhoneは自身の回路を保護するために本体をシャットダウンする機能を備えていますが、利用者側からすると、予期せぬタイミングでのシャットダウンは使い勝手の悪化以外何物でもありません。

Appleでは、フル充電サイクル500回を目途に充電可能容量が80%程度になるようバッテリーを設計しているとしており、それがAppleの考えるバッテリーの寿命(交換時期)と見て良いと思います。

いかに本体がきれいで傷一つなく、動作も機能も正常だったとしても、バッテリーの劣化が進み充電容量が80%近くになると、シャットダウンも含め利用上の使い勝手を大きく損なうため、筆者は、中古iPhone購入の際のバッテリー容量は90%程度を下限目安としています。

フリマなどで中古iPhoneを入手する際に、バッテリーの劣化状況を確認せずに取引きしてしまうと、購入後にバッテリー交換などの出費が生じることがありますので要注意です。

バッテリー交換されている場合、純正バッテリーが使用されているか

画像出展:https://support.apple.com/ja-jp/HT210323

iPhone XS/XS MAX/XR以降の機種では、バッテリーが交換されている場合で、交換後のバッテリーがApple純正品(「Apple製バッテリー」と表記)ではない場合、「正規のApple製バッテリーが使用されていることを確認できません。」と表示され、前項の「バッテリー最大容量」などの情報が表示されません。

iPhoneの電源が入らない、動作しないと言うことはありませんが、劣化状態の目安である最大容量等の重要なデータが表示されなくなるデメリットがあります。 町のiPhone修理店などでバッテリー交換を行うと、こうした表示が出る場合があり、対象機種を購入するかどうかの1つの目安となります。

キャリアによってネットワークの利用を制限されていないかを確認

参照WEB:http://nw-restriction.nttdocomo.co.jp/search.php

こちらは、NTTドコモが提供している「ネットワーク利用制限携帯電話機確認ページ」で、いわゆる代金未払い等でネットワーク利用を止められている端末「赤ロム」かどうかの確認が可能です。

「赤ロム」とは、何らかの理由で端末を販売した通信キャリアがネットワークの利用制限している端末の事で、通信SIMを装着しても通信ができません(異なる通信会社のSIMを入れても利用できません)。

「赤ロム」になる理由は大きく分けて2つあります。

(1) 端末の所有者から、通信キャリアに対して「紛失」や「盗難」の届け出があった端末 拾得した他者が勝手に利用できないようにするため、ネットワーク利用制限をかけた端末です。

(2) 端末の購入代金が未払いとなっている端末 購入代金の残債があるにも関わらず、支払いが滞るなどで残債が残ったままの端末です。

前者の場合は、届け出があった時点でネットワークへのアクセスが遮断されるので、例えば拾得者がフリマなどで売りに出すなど再販の流通に乗った場合でも、ネットワーク制限がかかっていますので購入される事はまずありません。

しかし後者は、支払途中の端末をフリマなどで他者に譲渡した後に、支払いを止めてしまう等で、再販後にネットワーク制限がかかる場合があるので、中古端末購入時には注意が必要です。

「ネットワーク利用制限確認」のページは、NTTドコモだけではなく、au、ソフトバンクでも提供していますので、 中古iPhoneを購入する場合には、必ず事前にIMEI(製造番号)による利用制限の有無を確認する必要があります。 ただし、Apple Storeなどで購入したSIMフリーiPhoneについては、通信キャリアでの販売ではないため、ネットワーク制限対象とはなりません。

ネットワーク利用制限が△だった場合の注意点

ネットワーク利用制限の結果は、「〇」「×」の他に「△」と表示される場合があります。 これは、購入代金が支払い途中である等の理由で、現在は問題なく使用できるが、今後支払いが止まるなどで「×」になる可能性のある場合です。 「△」の端末を購入した場合には、問題なく支払いが完済されればそのまま「〇」になりますが、途中で支払いが滞るなどすると「×」になり、ネットワークの利用が制限され利用できなくなる可能性があります。

中古端末専門店では、「△」の端末に対して「赤ロム保証」と言う形で、購入後に「×」になって利用不可となった場合には、同等品への交換、または返金と言う形で保証をつけているケースが多いです。

こうした保証制度が付いていれば、将来の赤ロム化についても安心して利用する事ができますが、交換となった場合には、端末の設定を最初からやり直す事になりますし、返金対応となった場合には、新たに端末を探して購入しなければならず、余計な手間を伴います。

さらに、こうした「赤ロム保証」等がないため、個人売買での「△」端末の購入はハイリスクと言えます。 「×」の端末を購入しない事はもちろんですが、「△」の端末を購入する際には、そのリスクや保証制度の有無などをよく確認する事が必要です。

アクティベーション・ロックの解除

iPhoneには、紛失・盗難時にiPhoneの場所を特定するための機能「iPhoneを探す」が搭載されていますが、この機能を解除するためには設定時のパスコードが必要になります。 パスコードが分からなければ端末が使えないのはもちろんですが、重大な情報へのアクセスが可能になってしまうパスコードを前所有者から教わる事はほぼ不可能ですので、必ず「iPhoneを探す」機能をOFFにしてから譲り受ける事が必須です。

【iCloud.comからデバイスを消去】 個人売買などで入手したiPhoneがアクティベーション・ロックされている場合、前所有者にアカウントから該当iPhoneを消去して貰うことを依頼し、アクティベーション・ロックを解除する事が可能ですので、下記の方法を覚えておくとよいでしょう。

1. (前所有者のアカウントで)iCloud.comにログインして貰う  

2. MENUから「iPhoneを探す」を選択   3. 登録されたデバイス・リストの中から該当するiPhoneを選ぶ  

4. (該当するiPhoneの登録名)iPhoneを消去を選ぶ   5. アカウントから削除を実行する

このようにして前所有者のアカウントからiPhoneを削除して貰う事で、データや設定が消去されますので、一旦、端末の電源をOFFにしたのち、電源を入れ直すことで初期設定から開始することが可能です。

フリマなどで個人売買した場合には、取引を完了する前に必ずアクティベーション・ロックが解除されており、初期設定を開始できる状態かどうかを確認する必要があります。悪意はなくともアクティベーションロックの存在を知らず、購入したらロックがかかっていたというアクシデントも起こりやすいので注意してください。

SIMロックされたままなのか、ロック解除されているかを確認

大手キャリアで販売されたiPhoneには、販売キャリア以外の通信回線では利用できない「SIMロック」がかけられていますので、他回線で利用したい場合には「SIMロック解除」が必須となります。

具体的に言えば、NTTドコモで購入した端末はドコモ回線(MVNO含む)でしか使えませんし、au端末はau回線のみ、ソフトバンク端末はソフトバンク回線のみ使用可能となります。

SIMロック解除はキャリア各社でルールが若干異なります。

NTTドコモとauの場合は、契約者本人はもちろん、契約者以外(中古機購入者など)でもWEB上から手数料無料でSIMロック解除が可能です。 ショップでも全ての人がSIMロック解除可能ですが、手数料3,000円がかかります。

ソフトバンクの場合契約者であればMySoftbankから無料で解除することが出来ます。契約者以外がSIMロック解除するには、ショップにて有料で解除できます。

なお、各キャリアとも、SIMロック解除できるのは、2015年に発売となったiPhone 6s以降のモデルとなります。

SIMロックされたままでも格安SIMが使えるケース

利用する格安SIMのサービスの通信回線が、iPhoneにSIMロックをかけているキャリアと同じであれば、SIMロック不要でそのまま利用できる場合があります(※一部例外あり)。
※auで購入したiPhone 6s及びiPhone 7の場合は、au回線を使用した格安通信サービスであっても、SIMロック解除が必須となっています。

例えば、NTTドコモで購入したiPhoneは、NTTドコモ回線を使った格安SIMサービスであればSIMロック解除しなくてもそのまま格安ドコモ回線サービスを利用する事ができます。

同様に、auで販売されたiPhoneはau回線で、ソフトバンクで販売されたiPhoneはソフトバンク回線でSIMロック解除不要で利用可能です。

ただし、ソフトバンクのサブブランドY!mobileの場合には、同じソフトバンクが運営する通信サービスですが、必ずSIMロック解除が必要です。逆にY!mobileで購入したiPhoneをソフトバンク回線で利用する場合もSIMロック解除が必要です。

その他、確認しておいた方がよいポイント

クリーンネス~画面周辺の汚れ、充電端子のホコリなど

画面の保護シートを張っている場合で、その淵に汚れが貯まっている場合、また、Lightningプラグを差し込む充電口の中にホコリが貯まっている場合などは、その持ち主がiPhoneのメンテナンスに無頓着だった可能性があります。

個人的な見解ですが、再販に出すときくらいは外装をクリーンネスする程度の配慮がないとその製品の信頼度も疑わしいと感じます。

箱・付属品

買取った端末の再々販の可能性があるなら、外箱や付属品が揃っている事は重要なファクターです。 破損・汚損のない状態の外箱や純正付属品は、ないよりは合った方が再々販の際に有利に働く可能性があります。

中古iPhone購入時に見るべき点 まとめ

例え中古端末と言えど、新たに購入するのであれば綺麗で見栄えのよいものを望むのは当然のことですが、さらに加えて以下のような点にも目をむけてください。

  • ボタンが正常に動作し、端末本来の機能・性能が発揮されること
  • バッテリーの充電可能容量が90%前後あり、購入後すぐにバッテリー交換の必要がないこと
  • バッテリー交換が行われている場合には、交換後バッテリーがApple純正品であること
  • 端末購入代金の支払いが完了しており、将来「赤ロム」になる可能性がないこと
  • 端末が、所有者から紛失・盗難の届が出ていないこと
  • 「iPhoneを探す」の機能がOFFになっており、アカウントがiCloudからログオフしていること
  • 大手キャリアのSIMロックが解除手続きされており、回線を選ばず利用可能であること
  • 端末のクリーンネスが行き届いており、端末を丁寧に大切に使用されていたこと(が分かる)
  • オリジナルの外箱・付属品が全て揃っていること

中古iPhoneを購入する際にはこれらのことに注意すると、購入後にトラブルになったり、後悔する事が少ないはずです。

この記事を書いているのは
(編集:すまっぴー編集部)
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