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b-mobile(ビーモバイル)の料金プラン・端末・キャンペーンまとめ

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b-mobile(ビーモバイル)の料金プラン・端末・キャンペーンまとめ
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平均月額料金:1,764
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「日本通信b-mobileってどんな会社?どんなサービス?」
「日本通信って有名じゃないからどんなサービスなのかよく分からない」
「b-mobileの料金は他の格安SIMと比べて安い?高い?」
「b-mobileの通信速度は遅くない?」

この記事ではこのような疑問を解決します。

現在、数多くの格安通信会社(いわゆる格安SIMサービス)が存在し、サービス内容は各社で大差ないように見えますが、細かく調べてみると日本通信が提供する格安SIMサービスには、他社にない独自の個性を持っている事がわかります。

今回は、格安SIMサービスとして実用レベルの通信速度を維持しつつ、データ利用量に応じた無駄払いのない料金体系が特徴的な日本通信b-mobileをご紹介します。

日本通信b-mobileとは

日本通信は、格安SIMサービスを提供するMVNO(※)で、2つの「日本初」を持っています。
日本通信は2001年、当時のDDIポケット(現在のソフトバンクモバイル)のPHS通信回線のリセール事業を開始しましたが、これが日本国内における最初のMVNO事業となりました。

MVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)は、自前の通信回線を敷設・保有せず、NTTドコモ・au・Softbankの大手キャリアから回線を借り、それを細かく一般ユーザーに再販(リセール)する事により、モバイル通信サービスを提供している通信会社を指します。

その後、日本通信はNTTドコモの3G・4GLTE回線を使ったMVNO事業を「b-mobile」の名称で開始し、2017年にはb-mobile Sの名称でSoftbank 4GLTE回線を使ったMVNOサービスの提供を開始しましたが、このb-mobile Sのサービスは日本国内初のSoftbank回線を使ったMVNOサービスでした。

Softbankは、自社内でサブブランド「Y!mobile」を運営しているためか、MVNOへの回線貸出しに否定的であり、2017年当時まで全く自社回線をMVNOに貸し出していませんでしたが、日本通信の粘り強い交渉の結果、ついにSoftbank回線を使ったMVNOサービスが開始となり、それ以降は、他社への回線貸出が行われるようになり現在に至っています。

このように「国内初のMVNOサービス」「国内初のSoftbank回線MVNOサービス」の2つの日本初の称号を持っていますが、現在のMVNO事業者としての位置づけは「知る人ぞ知る」「あまり目立たない地味な格安SIMサービス」といった立場に甘んじています。

提供しているサービスは非常にシンプルで、見方によっては「特徴がない」「地味」と見られてしまいがちです。

料金プランは、音声通話機能付きプランが1つ、データ専用プランが1つで、各々でNTTドコモ回線・Softbank回線を選択でき、データ専用プランでは、ドコモ回線のみSMS機能を付加できる…といった非常にシンプルな構成です。

一般的な留守番電話などの電話オプションサービス以外で選べるオプションは、「半額通話」と「5分かけ放題」のみ、現在、セット購入可能なスマートフォンやタブレットなどのラインナップは一切ありません。

こんな風に書くと、あまり人気のない使い勝手の悪い格安SIMサービスのように感じるかもしれませんが、実は、日本通信b-mobileには、使ってみないと分からない魅力やメリットが隠されているのです。

※MVNOとは MVNOは、Mobile Virtual Network Operatorの略で、日本語では「仮想移動体通信事業者」と少々分かりにくい言葉になりますが、簡単に言うと、自前で通信回線を保有せず(仮想)スマホやタブレット向け(移動体)の通信サービスを提供する事業者ということになります。

日本通信b-mobileの料金プラン

画像出展:https://www.bmobile.ne.jp/jfsim3/index_voice.html

前述の通り、現在、日本通信はNTTドコモ及びSoftbankの通信回線を使った格安SIMサービスを提供中です。 日本通信の大きな特徴となっており他社ではほとんど採用されていない料金体系や、オプションサービス、手数料などの料金面をご紹介します。

990ジャストフィットSIM
(音声通話機能)
190Pad SIM(SMSなし)190Pad SIM(SMSあり)START SIM
(音声通話機能)
通信回線ドコモ
ソフトバンク
ドコモ
ソフトバンク
ドコモ
ソフトバンク
ドコモ
初期費用3,000円3,000円3,000円3,000円
最低利用期間なしなしなしなし
解約金0円0円0円0円
100MB-190円320円-
1GB990円480円610円-
1.5GB---1,380円
2GB1,190円850円980円-
3GB1,390円850円980円-
4GB1,590円1,450円1,580円-
5GB1,790円1,450円1,580円-
6GB1,990円1,450円1,580円-
7GB2,190円2,190円2,320円-
8GB2,390円2,190円2,320円-
9GB2,590円2,190円2,320円-
10GB2,790円2,190円2,320円-
11GB2,990円3,280円3,410円-
12GB3,190円3,280円3,410円-
13GB3,390円3,280円3,410円-
14GB3,590円3,280円3,410円-
15GB3,790円3,280円3,410円-
16GB3,990円---
17GB4,190円---
18GB4,390円---
19GB4,590円---
20GB4,790円---

こちらは、日本通信の料金プランの一覧ですが、他社との大きな違いは、月間に利用できるデータ容量が固定されていない事で、使ったデータ容量分の料金を支払う「従量課金制」を採用している点です(START SIM除く)。

音声通話機能付きの「990ジャストフィットSIM」では最小1GBから最大20GBまで1GB刻みで月々の都合によって自由にデータ容量を利用できます。データ通信専用の「190 Pad SIM」では最大15GBまでの従量課金制料金が設定されています。

他社では、月間に利用可能なデータ容量の上限が固定されており、容量を使い切っても余らせても料金が変動しない「固定課金制」を採用しているケースがほとんどです。

固定課金制の場合、例えば3GBプランの契約で、2GBしか利用しなくても料金は3GBのままです。

余らせた1GBは翌月に繰越しますが、毎月2GBしか使わないユーザーであれば毎月1GBだけ余分に料金を支払っていることになり、無駄の多い料金体系と言う事ができます。

固定課金制では容量の区切りが2~3GBごとである事が多い上、最近では1GB等の小容量プランを廃しする傾向にあるため、自分が利用したデータ量にピッタリの料金を支払う事が難しいのが実情です。

しかし、日本通信のような「従量課金制」で容量の区切りが1GBに設定されていれば、多く使った月も、少なかった月も、無駄になるとしても1GB未満と自分の利用量に最も近い容量分の料金で済ませられるので、料金を余計に支払う事がありません。

b-mobile 990ジャストフィットSIM(音声通話機能付きプラン)

日本通信のメインプランとなる音声通話機能付きのプランを「990ジャストフィットSIM」と言い、NTTドコモ回線とSoftbank回線を選択する事ができますが、回線による料金の違いはありません(共通料金)。

使用したデータ容量が1GB増えるごとに月額料金が200円加算されるシンプルで明快な仕組みです。
また使い過ぎを防止するため、5GB以上1GB刻みでユーザーの任意で「データ上限設定」が可能です。

990ジャストフィットSIM
(音声通話機能)
mineo
Aプラン/th>
BIGLOBEモバイル
タイプA
LINEモバイル
ベーシックプラン
初期費用3,000円3,000円3,000円3,000円
最低利用期間なしなしなしなし
500MB-1,310円-1,100円
1GB990円480円1,400円-
2GB1,190円---
3GB1,390円1,510円1,600円1,480円
4GB1,590円---
5GB1,790円---
6GB1,990円2,190円2,150円2,200円
7GB2,190円---
8GB2,390円---
9GB2,590円---
10GB2,790円3,130円--
11GB2,990円---
12GB3,190円-3,400円3,200円
13GB3,390円---
14GB3,590円---
15GB3,790円---
16GB3,990円---
17GB4,190円---
18GB4,390円---
19GB4,590円---
20GB4,790円4,590円5,200円-
30GB4,790円6,510円7,450円-

こちらは、日本通信b-mobileの音声通話プランである「990ジャストフィットSIM」の月額料金と、代表的なMVNO3社のデータ容量ごとの料金比較です。
1GB、3GB、6GBとデータごとの料金も割安な設定になっていますが、看過できないのは、2GB、4GB、5GB、7GB等の区切りと区切りの中間容量を使用した際の料金です。

日本通信は料金の設定そのものが割安である上、容量の区切りが1GBごとであるため、容量を使い切れずに余らせたまま上位プランの料金を支払う必要がありません。

例えば、7GBの料金を比較してみると、b-mobileの7GB料金は2,190円ですが、mineo・BIGLOBE・LINEmobileの各社は、実際に7GBしか使っていなくても10~12GB分の料金となるため、b-mobileとの差は約1,000円もの差になってしまいます。

ここがポイント その1~【通話品質は各社差がない】 データ通信に関しては、通信速度の速さに差がある等、格安SIM各社での違いがありますが、通話に関しては、格安SIMが独自の回線や設備を挟む事なく大手の回線をそのまま使っているため各社でほとんど差がありません。 つまり、通話SIMを選ぶ際のポイントは「データ通信」の品質や速度、その他のサービス要素だと言えます。

b-mobile 190 Pad SIM(データ通信専用プラン)

プラン名でもわかるように、このプランは日本通信がiPad用に提供するデータ通信専用サービスですが、もちろん、iPhoneでも利用可能です。

「190 Pad SIM」の最大の特徴は、僅か100MBという容量ではありますが、月間190円という価格でSIMを維持できる事は大きなメリットです。

ごく稀にしか利用しないタブレットや、Softbank回線やau回線が圏外になった場合の緊急避難的にドコモ回線を維持して置く等、月額僅かな負担でSIMを維持しておく意味は少なくないと思われます。

「190 Pad SIM」でも、NTTドコモ回線とSoftbank回線を選択できますが、Softbank回線ではSMS機能を付加する事はできないため、ショートメッセージの送受信ができませんので注意が必要です(個人認証などにSMSが使われる場合など)。

「190 Pad SIM」のデータ上限設定は、3GB以上で可能です。

START SIM~お試し利用の色合いが濃いプラン

こちらのプランは、昨年11月以降に実施された「最低利用期間」や「解約金」のルール変更以前に日本通信がリリースした音声通話機能付きプランです。

まだ他社や、日本通信の他プランが「最低利用期間1年間」や「解約金9,500円」を謳っている中で、「最低利用期間」「解約金」の規定のないお試し用のプランとして登場しましたが、現在では、日本通信を含め多くの格安SIMで、最低利用期間や解約金ルールの緩和・撤廃が行われているため、ホームページ上での紹介は継続していますが、すでに役割を終えたプランと理解して良さそうです。

b-mobileの諸費用とオプションサービス

本項では、日本通信が設定している各種手数料や、オプションサービス等をご紹介します。

【1】半額通話(b-mobile電話)

割安料金の通話回線を経由する事で、通話料金を半額にする事ができるサービスです。

相手先電話番号の前に特定の番号を付加する事で、割安回線への経由を識別する事から、「プレフィックス(前に付けるの意)電話」「中継電話」等と呼ばれる仕組みで、日本通信ではb-mobile電話と呼称しています。

使い方は簡単で、相手先電話番号の先頭に特定番号を付けて発信するか、特定番号を自動的に付加してくれる専用アプリを使用することで、通常20円/30秒の通話料金を、半額10円/30秒にする事ができます。

【2】5分かけ放題

上記、b-mobile電話からの発信を条件に、通話開始から5分間の通話料金を定額にするサービスです。

月額500円で、通話開始から5分間は個別の通話料課金が行われず、5分経過後も、半額通話10円/30秒で通話を継続する事ができます。

【3】その他の通話サービス

日本通信では、留守番電話等の通話オプションを利用する事が可能です。

サービス内容月額料金(D)月額料金(S)
留守番電話不在時着信を録音300円0円~300円
転送電話通話を他の電話番号へ転送
要通話料
無料無料
キャッチホン・割込通話通話中の着信に応答200円200円
迷惑電話拒否・ナンバーブロック迷惑電話を防止・撃退無料100円
グループ通話最大6人まで同時通話可能
要通話料
-200円
国際電話・国際ローミング要通話料無料無料

【4】各種手数料

契約時や手続き時に必要な手数料が設定されています。

諸費用内容手数料
初期手数料最初の契約時にかかる事務手数料3,000円
再発行手数料紛失・破損等によるSIMカード再発行3,000円
MNP転出手数料MNP制度を利用した他社乗換え手数料3,000円

契約手続きについて

本項では、日本通信b-mobileを契約する際の注意点などをまとめます。

新規契約時には以下のものが必要です。

  • My b-mobileアカウント … 申込時に同時に作成可能です。
  • 本人確認書類 … 運転免許証やパスポートなど本人の氏名・住所を確認できる公的書類が必要です(※)。
  • クレジットカード … 契約者本人名義で、有効期限内のクレジットカード
  • メールアドレス … b-mobileアカウントを作成する際にキャリアメールでないメールアドレスが必要です。
  • WiFi環境 … 契約完了後、利用端末の設定時に通信環境が必要となる場合があります。

MNP転入時には上記に加えて、前通信会社が発行する「MNP予約番号」が必要です。

※本人確認書類について 申込時に記載の氏名・住所と、本人確認書類に記載されている氏名・住所が一致する事が必要です。 婚姻等で氏名が変更されている場合、転居などで現住所が変更になっている場合には、事前に確認書類の記載を訂正しておく必要があります。 また申込み時に記入する住所は、確認書類の通りに記載する必要があり、住所やマンション名等を省略すると「不備」と判断される場合がありますので要注意です。

b-mobileの請求期間は月ごとではない点に注意

格安SIMサービスの多くは、月初1日~月末までを1か月間として料金が請求されますが、日本通信の通信サービスにおける1か月間(課金サイクル)は、月初~月末ではありません。

日本通信の場合には、新規契約・MNP転入を問わず、最初に日本通信と契約を行いサービスが開始された日から、翌月の同日前日までを1か月間として料金請求が行われます。

この仕組みでは、契約した月の料金が全額か日割りか等の曖昧さがなく、サービス提供開始日から課金が開始され、解約時も、契約日と同日の前日までに解約手続きが完了した場合に、当月内の解約となります。

このこと自体は、特にメリットやデメリットではありませんが、課金サイクルを月初~月末にしたい場合にはMNP転入時にデメリットと感じる方もいるかもしれません。

つまり、前月末の内にMNP手続きをして日本通信のSIMカードを受け取っておき、月が替わった月初1日に切り替え手続きを行うことで、課金サイクルを1日~月末にする事が可能ですが、その場合、乗換え前の通信会社の翌月分の課金も発生してしまうため、最悪の場合1か月分の料金を2か所分支払う事になります(※)ので注意が必要です。

※解約月の請求が日割りの通信会社からの乗換えの場合には、月初1日分の料金支払いとなります。

日本通信b-mobileの通信速度

今回の記事作成に当たって、改めて日本通信b-mobileの通信速度を計測してみました。

NTTドコモ回線・Softbank回線を個別に計測しています。

990ジャストフィットSIM NTTドコモ回線の実測値

以下は、990ジャストフィットSIMで契約しているドコモ回線の通信速度を、利用集中によって速度低下が起こりやすい時間帯に重点的に計測をおこなったものです。

◎ドコモ回線の計測条件

計測端末… iPhone 11
計測場所… 都内池袋周辺(朝夕は移動中の場合あり)
計測時間… 平日の「7~9時」「12時台」「17~19時」「20~22時」に各1回計測
計測アプリ… Ookla SpeedTest

若干、速度のバラつきはありますが、この計測結果は格安SIMサービスとしてはかなり優秀だと言えます。

1日の中で最も速度低下しやすいと言われる昼12時台でも、実用速度の下限目安とされる1Mbpsを割込む事はなく、最低速でも2.71Mbpsと速度低下はおこしているものの、充分実用速度を保っています。

格安SIMでは、昼12時台には1Mbpsを大きく下回る速度に低下し実用性を損ねるサービスも少なくない中、昼12時台に2~3Mpbsを維持できているのは注目に値します。

格安SIMはそんなにレベルが低いのかと驚かれる向きもあるかもしれませんが、他社サービスではさらに速度低下の度合いが大きく、1Mbpsを遥かに下回るケースも珍しくありませんので、b-mobileドコモ回線の通信速度は格安SIMとしては合格点と言えると思います。

なお、6月19日及び6月22日の朝の計測値99.3Mbps/95.8Mbpsは、NTTドコモ プレミアム4G通信に接続したものと思われ、通常の4GLTE通信では実現できない速度です。

990ジャストフィットSIM Softbank回線の実測値

以下は、990ジャストフィットSIMで契約しているSoftbank回線の通信速度を、利用集中によって速度低下が起こりやすい時間帯に重点的に計測をおこなっています。

◎Softbank回線の計測条件

計測端末… iPhone XS
計測場所… 川崎市内の住宅街(商店・事業所点在)
計測時間… 平日の「7~9時」「12時台」「17~19時」「20~22時」に各1回計測
計測アプリ… Ookla SpeedTest

NTTドコモ回線に比べると速度のバラつきは少ないですが、一方で最高速はドコモ程出ていません。

それでも、昼12時台でも実用速度の目安1Mbpsを割込んでいませんし、他の時間帯でも、コンスタントに20Mbps以上を維持しており、格安SIMとしては充分に速い方だと言えます。

ただ、計測していて気になったのは、Softbank回線の通信速度は、通信開始直後からしり上がりに速度が出てくるケースが多く、WEB等では最初の読み込みに少し手間取る場面が少なからず見えましたが、少し待てば画像も含めて大きな遅延なく表示が可能になっていました。

日本通信b-mobileのメリット

日本通信の格安SIMサービスには、他社とは異なる制度や仕組みがいくつかあり、それが、日本通信の特徴やメリット・デメリットになっています。

割安に設定された1GB刻みの料金体系と従量課金制

料金の項で解説したように、日本通信b-mobile 990ジャストフィットSIMと、190 Pad SIMの料金は他社と比較して、使用データ容量ごとの支払額が圧倒的に割安に設計されています。

しかも、料金の切換えの区切りが1GBごとに設定されているため、使っていない分まで支払うような無駄な支出が必要ない事も、実質的な支払額を低く抑える事に貢献しています。

また、ユーザー自身の裁量で、最大20GBまで1GBごとに任意でデータ容量を使用できる従量課金制は、1GBごとの課金増額が他社の「追加購入」よりも割安である事も安い料金の秘訣となっています。

NTTドコモ・Softbank回線を選べるマルチ・キャリア

1つの通信会社で、2社以上の通信回線を使った格安SIMサービスを提供する通信事業者を「マルチ・キャリア」と呼びますが、日本通信もNTTドコモ・Softbank回線サービスを提供するマルチ・キャリアです。

マルチ・キャリアのメリットは、キャリアで使用していたスマホやタブレット等の通信端末をSIMロック解除(※)せずにそのまま利用できる事です。

ドコモユーザーはドコモ回線を、SoftbankユーザーはSoftbank回線を選択する事で、使い慣れた端末をそのまま継続利用する事が可能です。また、MNP時に新たなSIMフリー端末を購入する事で、異なるキャリア回線のサービスを利用する事も可能です。

➡ 利用可能確認端末

※SIMロック、SIMロック解除とは 大手キャリアは自社ユーザーを他社に乗換えにくくする(囲い込み)ため、自社で販売する端末に他社回線を使えなくするロックをかけていますが、これを「SIMロック」と言います。 例えばNTTドコモでSIMロックされた端末は、au・Softbank回線では使用できず、ayuでロックされた端末はNTTドコモとSoftbankでは使用できないといった具合です。 このSIMロックを解除して、他社回線でも使用可能にする事を「SIMロック解除」と言います。 「SIMロック」は、ユーザーの任意で解除する事ができますが、手間や費用(3,000円)がかかる事から、SIMロック解除を避け、SIMロック解除不要で利用できる同じキャリア回線の格安サービスを選ぶユーザーが少なくありません。

実用性を損ねない通信速度

通信速度の項で見たように、日本通信b-mobileの通信速度は、速度低下が起こりやすいピーク時間帯でも、実用目安の1Mbpsを割込む事が少ない実用的な通信サービスですが、実は、数年前までb-mobileは「遅いSIM」の代表格のようなサービスでした。

しかし、2016年に国内で初めてSoftbank回線を使ったMVNOサービスを開始し、その年末には現在のメインプランである「990ジャストフィットSIM」の提供を開始し、その頃から日本通信の通信サービスの質が向上してきました。

同プランのリリースに寄せて、福田尚久社長は以下のようなコメントを添えています。

今回の新しいサービスは、音声SIMで月額990円という思いきった料金をご提示しながら1GBあたり500円(筆者註:現在は200円/1GB)を頂戴することで、お客さまが増えても常に快適で安定したサービス品質を維持できるように設計いたしました。(後略)

引用元:https://www.j-com.co.jp/news/1710.html

ここでは特に「通信速度」と明確には述べていませんが、「お客さまが増えても常に快適で安定したサービス品質を維持」とは、利用者増によって速度低下を起こす通信サービスの特性を勘案すれば、「利用者が増えても通信速度を快適で安定したレベルに保ちます」と置き換える事ができると考えられます。

新しい料金プランの提供開始の際に、事業者のトップである人物が「利用者が増加しても常に快適で安定したサービス品質を維持できるように…」と述べた事は非常に重要で、この事により筆者は、日本通信は「990ジャストフィットSIM」が一定のサービス品質を保ってくれるだろうという期待を持っています。

日本通信b-mobileのデメリット

一方、日本通信b-mobileを利用する上では以下のようなデメリットもありますので要注意です。

端末を購入できない

スマートフォンやタブレットなどの通信端末を購入できない事は、日本通信を利用する上で大きなデメリットだと言えます。

他社格安SIMサービスでは乗換え時に回線とのセットで、中華スマホを中心に割安に最新モデルを入手できますが、日本通信の場合には、Amazon等で自分で端末を用意しなければならず、通信にあまり明るくない方は、日本通信のSIMで使えるかどうかの判断を考えれば、端末購入予定の初心者の利用には高いハードルとなるケースがあります。

ただ、iPhoneに関しては、昨年からセット販売における端末の大幅値引きが禁止された関係で、自らApple StoreでSIMフリー端末を購入する方も増えており、さらに、iPhoneは通信回線による利用可否がなく全ての通信回線で利用できるため、初心者でも購入しやすいと言えます。

低速モードがない

mineoやUQmobile、IIJmio等で提供している「低速モード」は、通信速度の上限を200~300kbpsに抑え、通信料無料で提供する低速サービスです。

メール送受信やSNSトーク、ブログ閲覧、音楽ストリーミングなど、高速通信を必要としないコンテンツ利用の際に低速モードを活用する事で、全体の通信量や料金を抑制する効果が期待できますが、日本通信では提供がありません。

余ったデータ容量を繰越せない

固定課金制を採用する多くの他社サービスでは、使い切れなかったデータ容量を翌月に繰越せるので「無駄がない」といったアピールをする場合がありますが、それでは、データ繰越し制度のない日本通信が「損」なのかと言うと、損にはなりませんし、そもそも仕組みが違うのです。

つまり、従量課金制で1GB刻みの料金体系では「データを余らせる」という概念がありませんし、もし余らせたとしても1GB未満でしかありません。

そのため、日本通信においてはデータ繰越し制度がない事がデメリットであるとは言えません。

格安SIMサービスを利用する上で理解しておくべき事

以下は、日本通信に限らず全ての格安SIMの特徴をまとめたものです。 格安SIMサービスを利用する際には、これらの事も一緒に受け入れると言う事でもありますので、日本通信を利用する際にも当てはまるものとお考え下さい。

(1)料金が大手キャリアよりも割安な設定

格安SIMの「格安」とは、大手キャリアよりも割安である事を表しています。 格安SIMサービス各社は、自前の通信回線を敷設・保有しない事で莫大な設備投資が不要である事から、利用料金を割安に設定しているため、回線を保有・管理する大手キャリアよりも料金は割安である事が第1の特徴です。 しかし、この「料金の安さ」を実現するために、以下のデメリットを併せ持つ事を忘れてはなりません。

(2)通信速度が遅い

大手キャリアから通信回線を借りて利用者数に再販する事業の仕組み上、どうしても通信速度の上では大手キャリアには敵いません。 借り受ける通信回線の量をピーク時に合わせて、混雑時でも快適に利用できるように借り入れてしまうと、ピーク時以外の時間帯では帯域を余らせてしまう事になり、どうしても平均的な混雑に合わせる事になります。

そうすると、ピーク時に帯域不足となり通信速度低下を起こしてしまいます。

同じ格安SIMサービスでも、ピーク時でもほとんど速度が低下しないと言われるUQmobileは、潤沢な資金(UQはWiMAXの回線を保有しています)を使ってピーク時に合わせた贅沢な帯域の借り入れを行っていると言われていますが、資金力の弱い一般の格安SIMサービスではピーク時の帯域不足は宿命と言えます。 このため、格安SIMサービスを利用する際には大手キャリアよりも全体的に通信速度は遅くなると思って間違いありません。

(3)キャリアサービスが使えない

[email protected]≫や≪[email protected]≫等のいわゆるキャリアメールや、音楽や動画配信等のキャリアが提供するコンテンツサービス等の「キャリアサービス」は、大手キャリアユーザーのみが利用できるため、格安SIMに乗換えた場合には利用できなくなってしまいます。

代わりのメールアドレスを提供している格安SIMサービスはごく僅かで、多くの格安SIMユーザーが「Gメール」「Yahoo!メール」などのフリーメールを使用しています。

(4)ショップがない、あるいは少ない

「ドコモショップ」「auショップ」「Softbankショップ」といったキャリアショップは主要駅の多くに出店していますが、格安SIMサービスの場合には、ショップを持っていない事業者が多く、持っている場合でもその数はあまり多くはありません。

格安SIMサービスは、割安な料金で通信サービスを提供するために切り捨てているものが幾つかあり、地代家賃・光熱費・人件費等、膨大なコストがかかる「店舗」も切り捨てているものの代表格ですが、あえて出店せずにその分を料金に反映させていると考えると決してデメリットとばかりは言えない側面を持っています。

サービス内容、サポート体制、利便性等を大手キャリアとまったく同等のまま、料金だけを安く提供するサービスなどあり得ないのは当然のことと理解すべきです。

(5)サポート体制が貧弱

格安SIMは概してサポートが弱いと言われますが、この点も前項と同様にコストカットの代償と言えます。

人件費はコストの中でもかなりのウエイトを占めますが、格安SIMの料金では駅前立地のショップに潤沢なスタッフを配置する事はできないため、多くが、サポートを外部に委託しているため、専門知識が乏しくマニュアル通りの受け答えしかできないといった評価に繋がってしまいがちです。

そういう意味では、プラン変更や容量追加購入、端末の操作方法など全てを店舗スタッフにお任せといった方に、格安SIMサービスは使い勝手の悪いサービスと感じる可能性が高いかもしれません。

日本通信b-mobile まとめ

ここまで日本通信b-mobileの料金プランや通信速度、利用する上でのメリットやデメリット等を見てきました。

格安SIMサービス全体として、店舗が少なく、サポート体制が脆弱である等の特徴があり、端末の操作や、ちょっとしたトラブルなどを自ら調べて対処できる方でないと利用しにくいという側面がありますが、日本通信は特にその特徴が顕著ですので、ある程度のリテラシーをお持ちでないと、せっかくの割安料金や従量制課金制を活かす事ができないかもしれません。

例えば、料金は割安だがピーク時間帯には速度低下が起こる…というサービスを、「安かろう悪かろう」だと判断する方では使いこなせないでしょうし、逆に、ピーク時間を避け良い部分だけを上手に使いこなせる方であれば「お得なサービス」と判断されるでしょう。

そういう意味では、モバイルや通信の事をある程度理解されている方向けのサービスと言えるかもしれません。

もし、

  • 大抵の事は人から教えて貰わなくても自らで調べて解決できるので料金はとことん料金は安くしたい
  • 通信速度は最低1Mbps程度を維持できる通信サービス

とお考えであれば、日本通信b-mobileを候補に入れて検討される事をお勧めします。

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