SIMフリースマホとは?SIMフリー比較のポイント

SIMフリースマホとはすべてのキャリアで使えるスマホ

SIMフリースマホとは、ドコモやauといった大手キャリアから楽天モバイルやmineoなどの格安SIMまで、どこの会社と契約しても利用可能なスマホのことです(実際にどこでも使えるわけではないですがそれについては後述します)。

また、国内のSIMカードのみならず海外キャリアのSIMカードも利用可能なため、海外旅行の際にも高額な電話代、ネット代に悩まされる必要もなくなります。

会社名 SIM料金 利用回線 総合満足度 申し込み
525円〜 ドコモ 公式を
チェック
会社名 SIM料金 利用回線 総合満足度 申し込み
700円〜 ドコモ・au 公式を
チェック

SIMフリースマホは海外では当たり前

SIMフリースマホは世界で使えることから、世界中のメーカーから多くのSIMフリースマホが発売されています。
日本でも有名なiPhoneですが、iPhoneにもSIMフリー版が販売されています。

ちなみに日本ではAppleのiPhoneシリーズがダントツで販売台数が多いですが、世界規模で見ると韓国のSamsungのほうが多くのスマホを販売しています。

1万円のスマホから見るSIMフリースマホの未来!海外製の激安スマホは使えるの?

国別スマホ販売台数ランキング

順位会社名国名販売台数
1位Samsung(サムスン)韓国3億2290万台
2位Apple(アップル)韓国2億3160万台
3位HUAWEI(ファーウェイ)中国1億480万台

大手キャリアのスマホにはSIMロックがかかっている

現在販売されている大手キャリアのスマホはSIMロックがかかっています。

SIMロックとは、決められたキャリアのSIMカードしか使えなくする設定のことです。
各キャリアは自社の顧客流出を防ぐために、SIMロックをかけています。

これでは、スマホの買い替えが大きな負担となり市場の独占化が進んでしまいます。

2015年5月以降に発売の機種はすべてSIMロック解除可能

この状況を政府もよくないと考え、2015年5月にSIMロック解除が義務化されました。

SIMロック解除とは通常決められたキャリアでしか利用できないスマホのロック解除を行うことでSIMフリースマホ化することを言います。

大手キャリアのスマホもSIMロック解除すればSIMフリースマホになるのです。

利用後一定期間はSIMロック解除できない点に注意

SIMロック解除はこれまで各社の裁量に任されていましたが、2015年5月のSIMロック解除義務化に伴い、2015年5月以降に販売された端末に関してはすべてSIMロック解除の対象となりました。

ただし、キャッシュバック目的のMNPなどの悪質な利用を取り締まるため、購入後半年間はSIMロック解除ができません

日本でもSIMフリースマホ人気が高まっている

ここ2年ほどで、日本でもSIMフリースマホを購入する人が増えています。
MM総研によると、2015年は2014年の比較して2倍以上、170.5万台のSIMフリースマホが国内で販売されています。

この中にはSIMロック解除されてSIMフリーになった大手キャリアのスマホは含まれていませんので実際にはもっと多くの人がSIMフリースマホを手にしていることになります。

SIMフリースマホは海外製が人気

大手キャリアで販売されるスマホの一番に人気はApple製のiPhoneでそのあともソニー、シャープ、京セラと国内メーカが続きます。

しかし、SIMフリースマホの人気メーカーはほとんどが海外のメーカーです。

日本で特に人気のあるSIMフリースマホメーカーはASUSです。
多くのMVNOと提携し、格安SIMとセットで格安スマホとして売り出しすことで販売数を大きく伸ばしました。

特に、Zenfone3に代表されるZenfoneシリーズは大きめ画面サイズで使いやすく人気を博しました。

SIMフリースマホの多くは格安SIMとセットで格安スマホとして販売されています。

格安SIMとは名前の通りドコモやauと比べて半額程度で利用できるモバイル回線です。
格安SIMや格安スマホの人気に乗ってSIMフリースマホも販売台数を伸ばしています。

Zenfone3
販売価格
39,800円
画面サイズ5.2インチ
ストレージ32GB
メモリ3GB
OSAndroid6.0
カラー
販売会社

SIMフリースマホのメリットは価格と自由度

SIMフリースマホは3万円以下で購入できる

SIMフリースマホは大手キャリアのスマホと比較すると非常に安いのが特徴です。

同じくらいのスペックであれば1万円~3万円程度安く購入できます。

大手キャリアではiPhoneなどハイスペックなスマホしか取り扱っていません。
SIMフリースマホは、低価格モデルからハイスペックモデルまで多くの選択肢から自分にあった端末を選べるのも魅力です。

格安SIMと組み合わせて月額料金を安くすることもできるため、金額面のメリットは非常に大きいです。

端末そのままで他社に乗り換えできる

これまで、auからドコモといった携帯会社を変更するときは必ずスマホも一緒に購入しなくてはなりませんでした。

しかし、SIMフリースマホを利用すればキャリアを変更するときもスマホを変更する必要はありません

写真や動画などのデータ移行をする必要もないですし、LINEの履歴もそのまま残ります。

また、新しく端末を買う必要がないので乗り換えにかかわる費用も抑えることができるのです。

SIMフリースマホのデメリットは初期設定

SIMフリースマホは価格自体は安く購入が可能ですが、格安SIMへの乗り換えには初期費用がかかります。

具体的には、事務手数料で約3,000円、MNP切り替え手数料で電話番号を引き継ぎたい場合は約2,000円の初期費用がかかります。

現在利用しているキャリアの解約月でない場合には、約1万円の解約料も必要です。

格安SIMの契約にかかる初期費用って?

SIMフリースマホを使うにはAPNの初期設定が必要

さらにSIMフリースマホはSIMカードをスマホに挿入することで通話はすぐに使用することができますが、それだけではメールやネットなどのデータ通信は使用することができません。

SIMフリースマホでインターネットを使うためには、自分でAPN(アクセス・ポイント・ネーム)設定を行う必要があります。

APN設定とは利用する回線をあらかじめスマホ端末に設定することです。
これを行うことで端末はたくさんある接続ポイントの中から利用できる通信を判別可能になります。

簡単10分!格安SIMの初期設定方法を徹底解説

SIMフリースマホは格安SIMとセットで買うのがおすすめ

結論から言うとSIMフリースマホは格安SIMとセットで買ったほうが無難です。
それは冒頭で少しふれたようにSIMフリースマホだからと言って実際にはすべてのキャリア、すべてのMVNOのSIMカードが利用可能とは限らないからです。

SIMフリースマホは端末によって使える電波が違う

モバイル通信は基本的に電波を利用して通信を行っています。
その電波も一通りではなく利用している周波数ごとに30程度のバンドに分かれています。

すべてのSIMフリースマホがすべてのバンドに対応しているわけではないため、実際にSIMカードを挿し込んでみたら使えないといった事態が起こるのです。

ドコモ系格安SIMは使える端末が多い

日本で販売されるSIMフリースマホの多くはドコモのバンドにはきっちり対応しています。
これは日本のMVNOの多くがドコモの電波を利用しているためです。

ですのでドコモ系のMVNOを利用しようと考えている方はSIMフリー端末と格安SIMを別々に買っても問題なく使える可能性が高いです。

au系格安SIMは使える端末に注意が必要

反対にmineoやUQモバイルといったau系のMVNOとの契約を考えている方のSIMフリースマホ選びは注意が必要です。

mineoやUQモバイルの提供しているSIMフリースマホを見ればわかりますが、ドコモ系のように海外製端末は多くありません。

これはau系のMVNOでの動作が確認されていないためです。
au系のMVNOとSIMフリースマホを別々に購入する予定の方は各社の動作確認済み端末をチェックしてからの購入をおすすめします。

au回線で使えるSIMフリースマホ

会社名 SIM料金 利用回線 総合満足度 申し込み
525円〜 ドコモ 公式を
チェック
会社名 SIM料金 利用回線 総合満足度 申し込み
980円〜 au 公式を
チェック

SIMフリースマホをスペックから選ぶ

SIMフリースマホのスペックについてですが、CPU・メモリ・ストレージ(HDD)の3つが重要です。
これらがSIMフリースマホの使いやすさやアプリのパフォーマンスに影響するのですが、それぞれ役割が違います。

CPUは画面表示や3Dゲームのパフォーマンスに影響

CPUは中央演算装置の略でその名のとおりSIMフリースマホの計算能力にかかわります。
実際のパフォーマンスにおいてはアプリの起動時間やスムーズな操作性、3Dゲームがしっかりと動くかどうかという点に影響します。

CPUの評価の仕方には、計算の能力とコア数を評価することが重要です。
まず、計算能力についてですが、GHz(ギガヘルツ)という単位で表現されます。
これはCPUが1秒間にどれだけ計算できるかを表す数値で、大きければ大きいほど計算能力が高くなっています。

次にコア数ですが、クアッドコア、オクタコアなどの単語で表現されます。
クアッドであれば4つ、オクタコアの場合は8つのCPUが配置されているという意味です。

この2つを合わせると1.5GHzクアッドコア、1.2GHzヘキサコアといった表現でCPUのスペックは表されます。
この2つを比べると前者の計算能力は1.5×4=6.0になり後者は1.2×8=9.6となります。
一つ一つの計算能力は低いですが、後者のほうがよりハイスペックなCPUと評価できます。

CPUってなに?SIMフリースマホのスペックの見方を総まとめ

メモリはアプリの動作感に影響

メモリは一時的に記憶しておけるデータ容量の大きさです。
これが大きいと多くのアプリを起動していてもサクサク動きます。

しかし、スマートフォンでは一度に多くのアプリを利用することは少ないので実はメモリはそれほど重要ではありません。
2GB以上のものを選んでおけば十分です。

ストレージ(HDD)はどれだけ画像や音楽が保存できるか

ストレージは低スペックなもので8GB、ハイスペックなもので64GB程度の幅広いです。

これはSIMフリースマホ内にどれだけのデータを保存できるかを表す数字です。

Androidのアプリケーションや初期アプリを含めての数字なので、実際に使える容量は表示よりも少なくなります。

写真や動画をたくさん理由する人は8GBでは物足りないと思います。
32GBあれば十分、64GBあれば安心というのが一つの目安になります。

また、ストレージに関してはSDカードなどを利用することで拡張できます。
対応可能なSDカードのサイズや容量は端末によって変わってくるのでSDカードの利用を考えている場合は必ず確認しましょう。

一般的にはよりハイスペックな機種ほど、小さくて大容量なSDカードに対応しています。

ハイスペックなSIMフリースマホを徹底比較

画面サイズからSIMフリースマホを探す

5インチ未満のコンパクトSIMフリースマホ

最近ではスマホの大型化が進んでおり、5インチ以下の端末はかなり少なくなっています。
大手キャリアが取り扱っているスマホではiPhone6Sが4.7インチと5インチ以下です。

4.7インチのものでも片手でギリギリなので、スマホを基本片手で操作したい人は5インチ以下のSIMフリースマホを購入するのがおすすめです。

最新機種ならAQUOS mini SH-M03がおすすめ

コンパクトなSIMフリースマホの中ではAQUOS SH-M03がおすすめです。4.7インチとコンパクトながら、メモリは3GBと非常に高性能です。また、国産スマホらしくおサイフケータイやワンセグなど海外製の端末にはない機能も多く搭載しているのも評価できます。

サイズが小さいSIMフリースマホは低スペックであるケースが多いので、AQUOS mini SH-M03 はかなり貴重な端末となっています。

AQUOS mini SH-M03
販売価格
49,800円
画面サイズ4.7インチ
ストレージ16GB
メモリ3GB
OSAndroid™ 6.0
カラー
販売会社

画面サイズが5インチ未満のSIMフリースマホを徹底比較

標準サイズは6.0インチ以上はファブレットサイズ

画面サイズが6.0インチ以上のSIMフリースマホは非常に大きなSIMフリースマホです。
いわゆるファブレットと呼ばれるものでスマートフォンとタブレットの中間の大きさになります。

両手での操作は必須で、ポケットにも入らないため持ち歩いていつでもどこでも使うというよりもたまにじっくりを調べものをしたい、カーナビの代わりとして使いたいという方にお勧めのサイズです。

ファブレットとは?SIMフリーファブレットを徹底比較

価格からSIMフリースマホを探す

MM総研によると、SIMフリースマホの平均購入金額は32,000円となっています。実際に販売されているSIMフリースマホも3万円前後のものがミドルスペックで一番人気があります。

SIMフリースマホの最安値は約1万円

SIMフリースマホの最安値は1万円程度のものです。
格安SIMとのセット購入ではなかなか見かけませんが、amazonなどのECサイトでは販売されています。

格安SIMとセット購入できるSIMフリースマホの中での最安値は2016年8月現在、Acer LiquidZ330で楽天モバイルとBIGLOBE SIM/スマホ で販売されています。楽天モバイルでは頻繁にSIMフリースマホが割引になるキャンペーンが実施されており、LiquidZ330は割引時には3,600円で販売されたこともあります。

SIMフリースマホ最安値級!2万円以下のSIMフリースマホを徹底比較

カメラ機能からSIMフリースマホを探す

カメラ機能は端末により1000万画素以下のものもあれば2000万画素を超えるものもあります。またインカメ機能が充実しているものなど種類は様々です。カメラの使う用途によってSIMフリースマホを選ぶことも写真撮影や動画撮影をたくさん行いたい方にとっては重要なポイントとなります。

高いカメラ性能を備えたスマホはこちら⇒カメラがきれいなSIMフリースマホ比較

SIMフリースマホのインカメ・自撮りの性能についてはこちら⇒SIMフリースマホの自撮り性能はどうなの?

SIMフリースマホを安く買う方法

大手キャリアのスマホは2年縛りがある分、月々割などで実質価格が安く契約できるケースもあります。一方SIMフリースマホは家電量販店やamazonでもさほど割引はされていません。

楽天モバイルのセールを利用して安く買う

しかし、楽天モバイルの格安SIMと契約することで大幅に安くSIMフリースマホを購入できる可能性があります。
格安SIMを提供しているMVNOも端末の割引はおこわないケースが多いのですが、楽天モバイルだけは頻繁にSIMフリースマホのセールを行っています。

セール対象の機種はタイミングによって変わります。

しかし、古い型落ち機種だけでなく、最新機種が割引に対象になっていることもありますし、低価格モデルが割引で1万円以下になっているケースもあるためいつでも安くて満足できる端末が見つかる可能性が高いです。

会社名 SIM料金 利用回線 総合満足度 申し込み
525円〜 ドコモ 公式を
チェック

格安SIMのコミコミプランを利用する

格安SIMの魅力の一つにはSIMフリー端末と格安SIMを別で用意できる自由度の高さがあります。
しかし、裏を返すと詳しくない人には選ばなくてはならないことが多く、よくわからないという状況にもなっています。

格安SIMが一般的になるにつれ、MVNOからは端末や無料通話がセットになったコミコミプランが提供されるようになりました。

具体的にはUQモバイルと楽天モバイルが提供しており、大手キャリアのスマホを契約する感覚で格安スマホを契約できます。

会社名 SIM料金 利用回線 総合満足度 申し込み
525円〜 ドコモ 公式を
チェック
会社名 SIM料金 利用回線 総合満足度 申し込み
980円〜 au 公式を
チェック

SIMフリースマホ比較の記事一覧

  • ファブレットとは?おすすめSIMフリーファブレットを徹底比較

    ファブレットとはPhone+Tabletを意味する造語で、スマートフォンよりも大きくタブレットより小さい通話もできる端末という意味です。ポケットに入れて持ち歩きにくいというデメリットはありますが、ウェブサイトは見やす...

  • ドコモ回線で使えるSIMフリースマホはこれだ!

    ドコモ回線で使えるSIMフリースマホは多くありますが、その中でもおすすめASUSのZenfoneシリーズとHUAWEIのP9Liteです。いずれも海外製のSIMフリースマホですが、非常にコストパフォーマンスが高いのが...

  • 画面サイズが5インチ未満のSIMフリースマホを徹底比較

    スマホの画面サイズは年々大型化が進んでおり、5インチ以下のコンパクトサイズは少なくなってしまいました。比較的小さいモデルであったiPhoneもiPhone6Splusは5.5インチになっています。小さいスマホのファン...

  • おサイフケータイ機能付きSIMフリースマホ比較

    SIMフリースマホでもおサイフケータイは使えます。おサイフケータイは慣れてしまうとなしでは生活できないという人もいるくらい便利な機能です。おサイフケータイに必要なFelica搭載のSIMフリースマホを紹介します。

  • SIMフリースマホ最安値級!2万円以下のSIMフリースマホを徹底比較

    SIMフリースマホは年々低価格化が進んでおり、最安値級のものでは2万円以下にまで価格が下がっています。なかでもZenfoneGoは2万円以下の最安値クラスながら、2万円以上のミドルスペックの端末とそん色ない非常にコス...

  • au回線で使えるSIMフリースマホ

    SIMフリースマホでmineo、UQモバイルといったau回線の格安SIMを利用する際には注意が必要です。SIMフリースマホはドコモ回線への対応を最重要にしているためau回線に対応していない場合があるためです。富士通の...

  • ゲーマーにおすすめ!ゲーム向けのSIMフリースマホ

    スマホゲームが進化するに伴い、3Dゲームを行うにはゲーム用のスマホにもある程度のスペックが求められるようになっています。SIMフリースマホは大手キャリアよりも価格が安い分、スペックは低いです。だからと言ってスマホゲー...

  • 充電バッテリーの持ちがいいSIMフリースマホ特集

    SIMフリースマホの中には、バッテリー持ちが悪いものもありますが、ASUSから発売されているZenfone Maxは5000mAhの大容量バッテリーで、大手キャリアのスマホ以上のバッテリー持ちを実現しています。スマー...

  • ハイスペックなSIMフリースマホを徹底比較

    SIMフリースマホの中でも大手キャリアに負けないハイスペックのものが増えつつあり、価格は4万円~6万円と格安です。ハイスペックSIMフリースマホのおすすめ3機種、「HUAWEI honor8」「ASUS Zenfon...

  • おすすめのSIMフリーモバイルルータはこれだ!

    格安SIMとSIMフリーのWiFiモバイルルータを組み合わせれば低価格でモバイルルータの運用が可能です。格安SIMは安いだけでなく、2年縛りもないので、いつでも乗り換えできる安心感も高いです。さらにMVNOによっては...

41件中 1〜10件