SIMフリースマホのバッテリーは交換できる?
最終更新日:スマホのバッテリーは早ければ1年、遅くても2年を過ぎると劣化していき稼働時間が短くなっていってしまいます。スマホを長期利用するにはバッテリー交換した方が快適に使えます。です。SIMフリースマホは自力でバッテリー交換できる端末の数がとても少ないです。自力で交換するのは難しいのでメーカーに修理依頼しましょう。ASUSのZenfoneシリーズにはバッテリー交換ができる機種が一部あります。
スマホのバッテリーは年々劣化する
スマホのバッテリーの寿命は使い方にもよりますが、早ければ1年を過ぎた辺りから、遅くとも2年程度で劣化が始まります。
大手キャリアの場合、2年縛りの契約があります。2年契約が切れるタイミングで機種変更をしていれば、バッテリーの劣化はそれほど気にする必要はないかもしれません。
契約期間の2年を過ぎても同じスマホを使い続けていると少しずつ電池の持ちが悪くなり、充電してもすぐになくなってしまうことがあります。
スマホのバッテリーの寿命はガラケーより短い!
携帯端末はガラケーからスマホへと移り、スマホ自体も年々進化を続けています。
しかし進化を続け機能が増えていった結果、バッテリーに関してはガラケーの頃よりも持ちが悪くなってしまっています。
ガラケーに比べ、スマホのバッテリーの持ちが悪くなっているのは多くの場合、使い方によるものです。
動画やゲーム・電子書籍など、スマホはガラケーに比べて長時間利用することが多くなります。
利用時間が多くなれば当然、充電もガラケーより頻繁にしなくてはならなくなります。
その結果、スマホはガラケーよりも早く寿命がきてしまいます。
スマホのバッテリーの寿命はどれくらい?
一般的にスマホのバッテリーの充電回数が500~700回になったら寿命だと言われています。
冒頭でも触れたように、早ければ1年、遅くとも2年もすればこの寿命回数に近づき、だんだんと稼働時間が短くなっていきます。
稼働時間が最初の頃に比べ半分程度になれば、ほぼ寿命といっても間違いではありません。
スマホを長く使う為にバッテリー交換をしよう!
MMD研究所が2019年に発表したデータによると、同じスマホを2年以上使い続ける人は年々増加傾向にあります。
引用:2019年スマートフォンの支払い方法、利用期間に関する調査 - MMD研究所
スマホを長く利用すると電池持ちが悪くなるので、途中でバッテリー交換を行うと快適に使えます。
最近のスマホはバッテリーが内蔵されていることが多く、自力で交換するのはなかなか難しいです。
大手キャリアの場合
大手キャリアで購入した端末は10,000円弱でバッテリー交換の修理に出せます。 auとソフトバンクは補償サービスに加入していると3,000円~5,000円安くなります。
また、キャリアは修理期間中に代替機を貸し出して貰えます。
格安SIM+SIMフリースマホの場合
SIMフリースマホは保証書記載のメーカーに依頼して有償修理が可能です。 バッテリー交換費用は機種にもよりますが7,000円~10,000円くらいが多いです。
キャリアのような代替機レンタルのサービスはないので、修理に出している1~2週間は代わりのスマホを自分で用意する必要があります。
Amazonなどのネット通販でバッテリーを探して自分で交換することも可能ですが、おすすめできません。多くのスマホは簡単にバッテリーを外せないからです。
修理はメーカーや修理専門店に依頼しましょう。ただし、修理の出し方が複雑だったり分かりづらかったりします。
以下ではSIMフリースマホのメーカーで代表的なASUSとHUAWEIを例に修理依頼の手順を紹介します。
ASUS端末の場合
ZenFoneなどASUSスマホのバッテリーを交換するには、一部の端末を除き修理に出す必要があります。
修理は配送で依頼する方法と店舗持ち込みで依頼する方法があります。店舗持ち込みの場合は事前に来店予約が必要です。
配送で依頼する際の主な流れは以下の通りです。
- ASUS公式サイトからメール(またはチャットか電話)で問い合わせる
- 修理依頼確認書を記入する
- 本体を初期化する(ASUSでは初期化に同意しないと修理できません)
- 購入したときの領収書を添付する
- 自分で梱包してASUS修理センターへ元払いで発送する
- 1~2週間程度で戻ってくる
HUAWEIスマホの場合
- HUAWEI公式サイトの修理申し込みページで必要事項を記入する
- 自分で梱包して購入証明書と一緒にファーウェイ修理センターに送る
- 到着次第、見積もりの電話がくる
- 1週間程度で戻ってくる
バッテリー交換なので初期化の必要はありませんが、個人情報保護の観点から初期化をおすすめします。
HUAWEIサービスセンター持ち込みの場合、来店予約の必要は特にありません。
Tommy3 Plusは電池交換が可能
画面サイズ | 5.45インチ |
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ストレージ | 16GB |
メモリ | 2GB |
OS | Android 8.1 |
カラー |
2019年1月18日に発売されたWikoのTommy3 Plusは最近のスマホでは珍しくバッテリーの交換が可能です。
なお、交換用のバッテリーはまだ発売されていません。
弱ってきたバッテリーはメーカーに依頼すれば交換できる!
また大手キャリアで使っていたスマホや中古の白ロムなども、元のキャリアに持ち込めば、自費でメーカーに交換依頼をしてもらえます。
以前に比べ自力でバッテリー交換ができるスマホはSIMフリースマホだけでなく、大手キャリアでも減ってきています。
高価な端末の場合はバッテリー交換をして長く使い続けても良いかもしれません。修理には時間がかかる点と費用がかかる点を理解した上で検討してみてください。
ちなみに、リペアSIMではバッテリー交換を含めたiPhoneの修理費用を最大全額キャッシュバックしています。
バッテリー持ちのいいスマホが気になる方は以下の記事をチェックしてみてください。
すまっぴー編集部は2015年から格安SIM比較に関するコンテンツの企画、制作、編集しています。毎年15台以上実際に使ってわかったおすすめの格安スマホを紹介します。毎月20枚以上の格安SIMの通信速度計測も行っています。