格安SIMの通信速度、人気MVNO12社を徹底比較【2017年5月版】

格安SIMの通信速度、人気MVNO12社を徹底比較【2017年5月版】

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格安SIMの通信速度はスマホを使う上で重要な指標です。各社255Mbpsなど大きな数値を出していますが、あくまで理論値で実測値は大きく異なります。人気MVNO12社の通信速度を測定し徹底比較。快適に利用するために必要速度や、MVNOによって速度が違う理由も解説します。

様々な格安SIMを提供しているMVNOですが、MVNOによって通信速度が左右されるという話を耳にすることがあるでしょう。

では実際はどうなのでしょうか?

通信速度は、格安SIMを選ぶ上で多くの人が重要視するポイントです。

通信速度が極端に遅くなってしまったりするようだと、格安SIMを選んで失敗する可能性も考えられます。

通信速度が気になる人におすすめのMVNOを紹介します。

【2017年5月度】通信速度ナンバーワンはUQモバイル

安定した通信速度で選ぶならUQモバイルがおすすめ!

2017年5月での通信速度の実測値測定では、UQモバイルがナンバーワンとなりました。

UQモバイルはKDDIの子会社であるKDDIイネイブラーが運営するMVNOです。
つまりau回線を使用したMVNO。

auは従来までSoftbankやDoCoMoに押され、あまり目立たない存在でした。

しかし、こちらのUQモバイルは現在一般的になっているMVNOの中で最も通信速度が安定しており、最も通信速度が速いのです。

各社が苦戦する時間帯でも、UQモバイルは安定して速い通信速度を維持していました。

どのMVNOでもお昼時になると決まって1~3Mbps程まで通信速度が低下するのが一般的な中、こちらのUQモバイルだけは15Mbps以上という速度での通信が可能となっています。(2017年5月現在)

これは、UQモバイルが回線速度にこだわって運営している結果です。そのため、安定した通信が可能となっています。

「大手キャリアから乗り換えても通信速度は維持したい」という方は、UQモバイルに乗り換えればきっと満足できるでしょう。

会社名 SIM料金 利用回線 総合満足度 申し込み
980円〜 au (4.6)

より月額料金を抑えたいなら楽天モバイルやLINEモバイルもおすすめ!

楽天モバイルとLINEモバイルの下り速度はどの時間帯でも5Mbps以上を記録しており、UQモバイルを除いた他社と比べてかなり安定している印象です。

UQモバイルは通信速度は申し分ないですが、楽天モバイルやLINEモバイルと比較して料金プランが全体的に高くなっています。

またUQモバイルには2年縛りがあるため、他社への乗り換えに多額の費用が発生しやすいという面もあります。

料金も抑えて安定した通信速度を求めたい方には楽天モバイルとLINEモバイルもおすすめです。

会社名 SIM料金 利用回線 総合満足度 申し込み
525円〜 ドコモ (4.3)
会社名 SIM料金 利用回線 総合満足度 申し込み
500円〜 ドコモ (4.5)

格安SIMは通信速度が遅いって本当?

格安SIMに乗り換えようと思って情報を見ていると、格安SIMは大手キャリアと比べて通信速度が遅いという情報を目にすることが度々あると思います。

格安SIMのデメリットとして取り上げられることも多く、これが理由で「大手キャリアから格安SIMへなかなか乗り換えられない」という方も多いのではないでしょうか。

格安SIMはMVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる会社が運用しており、大手キャリアであるdocomoやauなどの通信回線の一部を借りる形でサービスを展開しています。

ここで注目していただきたいのが、回線の一部を借りているという点です。

例えば借りた回線が1000Mbpsとしましょう。
この1000Mbpsという帯域を100人のユーザーが利用する場合、一人当たり10Mbpsという計算ができます。

しかし、仮に150人のユーザーが利用するとします。
すると約6.7Mbps。では200名の場合は5Mbpsと同時に利用するユーザーの数が多いほど、その帯域は負荷がかかり、混雑という状態になります。

通信の混雑は、主に「場所」と「時間」で変わってきます。
渋谷駅など人の多い場所や、通勤時間やお昼時などスマホを使う人が多い時間帯は通信速度が遅くなりがちです

ちなみに「時間」や「場所」で通信速度が遅くなるのはMVNOだけでなく、大手キャリアも同様です。

MVNOのほうがより低下するので格安SIMは通信速度が遅くなるといわれやすいのです。

しかし、実際のスマホ利用では超高速な通信が必要なケースはほとんどありません

ここでは格安SIMの通信速度に関する注意点と実測値をご紹介します。

人気格安SIMの通信速度を公開!

今回は楽天モバイル、イオンモバイル、UQモバイル、U-mobile、nuro mobile、NifMo、mineo、LINEモバイル、IIJmio、FREETEL、DMMモバイル、BIGLOBEの計12社の通信速度を比較してみたいと思います。場所は東京都渋谷区で計測しました。

通信速度は時間帯や曜日によっても常に変化するものなので、あくまでも参考程度にして頂ければと思います。

【10:00】UQモバイルがトップ! 全社とも良好な通信速度

青:下り速度

会社名PING(ms)下り速度(Mbps)上り速度(Mbps)
楽天モバイル 32 14.07 0.86
イオンモバイル 48 20.7 0.43
UQモバイル 29 34.49 3.93
U-mobile 41 5.12 4.24
nuro mobile 48 18.6 2.78
NifMo 34 8.64 1.56
mineo(Aプラン) 52 2.09 3.75
LINEモバイル 45 27.17 1.02
IIJmio 250 1.56 0.43
FREETEL 31 11.66 15.19
DMMモバイル 49 21.63 2.09
BIGLOBE 48 6.43 0.5

各社とも下り速度で1Mbps以上の速度が出ています。

先ほども言ったように1 ~ 2Mbpsの速度があれば、WebサイトSNSの閲覧はほとんどストレスなく行えるため、各社十分に合格点といったところです。

上り速度でも各社とも1Mbpsを記録しているので、SNSへの画像投稿なども問題なさそうです。

【12:30】UQモバイルの圧倒的な安定度。楽天モバイルとLINEモバイルも良好!

青:下り速度

会社名PING(ms)下り速度(Mbps)上り速度(Mbps)
楽天モバイル 25 9.17 0.2
イオンモバイル 31 1.63 5.95
UQモバイル 38 17.68 0.49
U-mobile 51 0.56 3.85
nuro mobile 114 0.76 5.44
NifMo 53 0.31 4.56
mineo(Aプラン) 98 0.37 2.59
LINEモバイル 90 5.51 0.22
IIJmio 146 1.25 0.58
FREETEL 133 1.06 0.74
DMMモバイル 99 0.38 14.4
BIGLOBE 30 0.65 3.9

各社とも12:30前後で混雑がピークに達する時間帯での測定です。

それにも関わらずUQモバイルは17Mbpsを記録し、他社と比較して圧倒的に早い通信速度となりました。

下り速度が1Mbpsを超えたのは楽天モバイル、イオンモバイル、UQモバイル、LINEモバイル、IIJmio、FREETELの6社で、これらは比較的回線が強い会社と言えるかもしれません。

混雑しやすいお昼の時間帯でも、2Mbpsの下り速度ならWebサイトやSNSの閲覧、ストリーミング動画の視聴なども問題なく行えそうです。

対して1Mbpsを下回ったのはU-mobile、nuro mobile、NifMo、mineo、DMMモバイル、BIGLOBEの6社でした。

0.5Mbpsは、スマホを使っていて「ウェブサイトやアプリの表示が全体的にもっさりするな」と感じる速度になってきますので、多少ストレスを感じるかもしれません。

しかし、メールやLINEなどのチャット、画像の少ないニュースサイトなどの閲覧では遅さを感じることはないでしょう。

スマホの利用用途にもよりますが、お昼時間での利便性を重視したい方はすこし注意が必要です。

【17:30】ほとんど最低ライン1Mbpsをキープしており良好!

青:下り速度

会社名PING(ms)下り速度(Mbps)上り速度(Mbps)
楽天モバイル 35 12.84 10.16
イオンモバイル 49 1.73 3.63
UQモバイル 57 24.84 7.35
U-mobile 37 7.57 7.68
nuro mobile 67 1.52 1.6
NifMo 42 8.37 4.28
mineo(Aプラン) 99 2.09 3.75
LINEモバイル 42 15.09 1.45
IIJmio 113 3.15 0.63
FREETEL 49 7.73 15.71
DMMモバイル 94 2.76 5.04
BIGLOBE 36 4.9 7.75

帰宅時間付近の17:30での測定です。下り速度は各社とも遅くなる傾向が見受けられますが、1Mbpsを超える速度をキープしている会社がほとんどでそれほど問題はなさそうです。

UQモバイルは1日を通して下り速度が15Mbps以上となっており、通信速度に関してはかなり信頼できる会社だと感じました。

上り速度に関しては、nuro mobile、mineo、DMMモバイルなどは1日を通して2Mbps以上となっており、インスタグラムを活用されているなど、SNSへの投稿などが多い方にはおすすめできます。

格安SIMの通信速度に関する用語を解説!

格安SIMの通信速度を理解するために最低限知っておいた方がいい用語をご紹介します。これを知っていれば実測値のデータを見たときに、実際の使用感をイメージしやすくなると思います。

  • ping
  • 上り速度(アップロード速度)
  • 下り速度(ダウンロード速度)

ping

pingは通信の反応速度です。
基本的には小さいほうが回線は高速だという指標になります。

ただし、回線速度が遅いにも関わらずpingのみ速い状態にしているとパケットロスが多く発生し、体感速度は低下します。

IIJmioなど一部のMVNOではあえてpingを遅くすることで体感速度を向上させている会社もあります。

上り速度(アップロード速度)

上り速度はスマホからインターネットへ情報を送るときの速度です。
つまり、SNSへの投稿やLINE・メールの送信などに関わる速度です。

下り速度(ダウンロード速度)

下り速度はインターネットにある情報をスマホに読み込むときの速度です。
例えば、Webページを閲覧する・YouTubeで動画を見る・SNSで友達の投稿を見る・アプリをダウンロードする、などに関わる速度です。

(Mbps)という単位であらわされ大きいほど通信速度が速いです。

一般的にアップロードに比べてダウンロードを使うことの方が多いです。

通信速度を見るときは、下り速度(ダウンロード速度)を特に注意すると良いでしょう。

なぜ格安SIMによって通信速度が違うの?

格安SIMはユーザーの環境によりその通信速度が変わりますが、大手キャリアから十分な帯域を借りているMVNOか、ぎりぎりでやりくりしているMVNOかによっても通信速度に差が生まれます。

この場合、十分な帯域を借りることのできているMVNOは、それだけユーザーに多くの帯域を分配することができるため、ユーザーが集中しても簡単に処理できてしまいます。

しかし、帯域が十分でないMVNOはうまくやりくりをしながらカツカツの状態でユーザーに帯域を分配しないといけないので、通信速度が落ちてしまいます。

そのため、速度を気にするようならなるべく広帯域を借りているMVNOの提供している格安SIMを契約した方が良いのです。

それぞれの会社が借りている回線量に速度が比例するため、MVNOがキャンペーン等を行い一気にユーザーが増えると通信速度が遅くなってしまうこともあります。

各社はそれを防ぐためにユーザーの増加にともない回線増強という名目でより多くの回線を借りています。

回線増強が頻繁な会社はそれだけユーザーの利便性に力を入れているということです。

最近ではmineoが回線増強予定スケジュールの公開を始めています。

通信速度が遅いとネットが使えないの?

他社と比べて通信速度が遅い場合でも、ネットを使うのに支障があるかと言えば必ずしもそんなことはありません。

例えば、LINE・メールなどでテキストメッセージを送る場合などは通信速度をそれほど必要としないため、ほとんとの条件で快適に利用できるでしょう。

以下に、スマホを快適に使いたい場合の通信速度の目安を記載しますので参考にしてください。

※目安の数値は一般的なWebページやアプリの容量などを参考にした値です。

用途 通信速度
200文字のLINEやメール 0.05Mbps
標準画質のYoutubeの視聴 0.5Mbps
Webページの表示 1Mbps
FacebookなどSNSへの画像アップロード 3Mbps
アプリのダウンロード 10Mbps

LINEやメールなどのテキストメッセージはデータ送受信量が少ないため、通信速度による影響をほとんど受けません
いつでも快適に使えると思って良いでしょう。

一般的なWebページの場合は1Mbpsくらいの通信速度があれば、あまりストレスなく表示されるでしょう。

また、YouTubeなどのストリーミング動画を再生する場合は、0.5Mbpsの速度があれば標準画質で途切れること無く視聴することが可能です。

体感として、1 ~ 2Mbpsの通信速度があればあまりストレスなくスマホを使うことがてきると考えて良いでしょう。です。

逆に0.5Mbpsくらいになると、WebページやSNSを閲覧していると「画像が表示されるのがちょっと遅いな」と感じる速度だと思います。

これを知っていれば実測値のデータを見たときに、実際の使用感をイメージしやすくなると思います。

格安SIMの通信速度は契約の前に必ず確認!

このように通信速度はMVNOと密接な関係性があり、混雑状況、利用時間、回線帯域で、通信速度の差が生じることもあります。

通信速度が低下してしまうとSNSのような低容量のデータを送信することは可能ですが、動画やゲームなどの速い速度を必要とするアプリケーション類は使用できないため、かなり不便な状態になることもあるでしょう。

また格安SIMということで、価格帯はほぼ同じなので通信速度に大幅な差が生じているようであれば、迷わず速い方を選びたいですよね。

そのため、購入前に一度そのMVNOについて調べ時間帯により通信速度で差が出ていないかをチェックして、大幅な差が出ているようであれば、契約を考え直した方が良いでしょう。今回ご紹介した通信速度についての知識や実測値を参考に、契約時に適切な選択ができるようにしてください。

2017年5月版 通信速度ランキング!

最後に通信速度で選ぶならおすすめの格安SIMランキングをまとめます。

スマホを快適に使うなら、混雑時でも1Mbps以上の通信速度をキープしている格安SIMがおすすめです。

以下に紹介する5社は、お昼の時間帯や帰宅時間でも通信速度が1Mbpsを上回っており、通信速度で選ぶならおすすめしたい会社です。

【1位】UQモバイル

会社名 SIM料金 利用回線 総合満足度 申し込み
980円〜 au (4.6)

【2位】楽天モバイル

会社名 SIM料金 利用回線 総合満足度 申し込み
525円〜 ドコモ (4.3)

【3位】LINEモバイル

会社名 SIM料金 利用回線 総合満足度 申し込み
500円〜 ドコモ (4.5)

【4位】イオンモバイル

会社名 SIM料金 利用回線 総合満足度 申し込み
480円〜 ドコモ (4.5)

【5位】IIJmio

会社名 SIM料金 利用回線 総合満足度 申し込み
900円〜 ドコモ
au
(4.6)
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