auからの乗り換えにおすすめ!au回線の格安SIM4社を紹介
最終更新日:auからの乗り換えであればau回線の格安SIMがおすすめ。使える端末や電波エリアに観点から安心して利用できます。au回線で使える主な格安SIMは「povo・mineo・IIJmio・BIGLOBEモバイル・UQモバイル・nuroモバイル・イオンモバイル・J:COMモバイル・QTモバイル」の9社です。とくにおすすめの4社について紹介します。
株式会社PlusPass すまっぴー事業責任者
複雑な格安スマホの情報をわかりやすくお伝えします。2015年から60台以上の格安スマホに触れてきました。
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au回線の格安SIM人気5社!auからの乗り換えにおすすめランキング
au回線の格安SIMを提供するMVNOはドコモ回線と比べると少ないですが、速度やサービスにおいてユーザー満足度が非常に高い会社がそろっていることが特徴です。
中でも以下の5社はおすすめの格安SIMです。
《UQモバイル》CMでもお馴染み&速度サクサク!
- 通信速度が速い
- 店舗でのサポートが受けられる
《IIJmio》ギガプランがとにかく安い
- ギガプランが格安SIM最安値級
- eSIM対応
《mineo(マイネオ)》パケットサービスが充実!
- パケット放題プラスを使えば低速切り替え時1.5Mbps
- 困ったことがあれば「マイネ王」で解決できる
《povo》キャリアの格安プランで使いやすい!
- auからの乗り換えかんたん
- 快適さがauと変わらない
auのスマホを使っている人はau回線がいい?メリットと注意点を解説
auからau回線の格安SIMに乗り換えるメリット
auから格安SIMへ乗り換える時にau回線の格安SIMを選ぶとメリットが大きくなります。
月額料金を大きく節約できる
au回線の格安SIMを利用する最大のメリットは月額料金が安くなる点です。
現行のauの月額基本料金は
プラン名 | データ容量 | 基本料金 |
---|---|---|
使い放題MAX 5G | 無制限 | 6,580円 |
ピタットプラン 5G | 1GB~7GB | 1,980円~4,480円 |
となっています。
ここに端末の分割払いの費用、かけ放題などのオプション料金が加算され、家族割やauひかり割などの割引が適用されます。
平均的な支払い金額は6,000円~10,000円くらいになっている方が多いのではないでしょうか。
格安SIMを利用すれば月額料金を半額以下にすることも可能です。
MMD研究所で2020年11月に行われたアンケート調査では格安SIM利用者の平均支払い料金は3,771円でした。
(参考: MMD研究所)
今使ってるiPhoneやAndroidスマホがそのまま使える
au回線の格安SIMはauの通信設備を使ってサービス提供しているので、auで契約したスマホであればそのまま利用することが出来ます。
SIMロック解除などの手続き不要でSIMカードを入れ替えるだけで利用できることもあります。
(契約する会社や利用する端末によってはAPN設定などが必要な場合もあります。)
乗り換えの手間がかからないのは大きなメリットです。
電波エリアがauと同じで安心
au回線の格安SIMは電波エリアもauと同じです。auの電波が入るエリアであれば、問題なく利用できます。
特に山間部など電波が入りにくい場所に住んでいる人はauと同じ電波エリアだと安心です。
au回線の格安SIMに乗り換える注意点
一方でau回線の格安SIMに乗り換える際に注意しておかないといけないこともあります。
キャリアメールやauキャリアパスなどauサービスは使えなくなる
「@ezweb.ne.jp」のキャリアメールや「auキャリアパス」といったauが提供している一部サービスは利用できなくなります。
特にキャリアメールについては普段のやり取りだけではなく、SNSやウェブサービスなどのログインに利用している人も多いと思います。
GmailやYahooメールなどで代わりのメールアドレスを作成してから格安SIMへの乗り換えを行うようにしてください。
auで契約したiPhoneはiOSのバージョンに注意
iPhone 6以前のiPhoneでau回線の格安SIMを利用する際には注意が必要です。 iOSのバージョンがiOS 12.4.3以降となってしまうとau回線の格安SIMを利用することが出来ません。
iOSのバージョンを上げてしまわないように注意しましょう。
iPhone 6s以降の端末で利用する場合にはiOSのバージョンは気にせず利用できます。
通信速度が遅くなる可能性がある
au回線の格安SIMに乗り換えると通信速度が遅くなる可能性があります。
格安SIMの通信速度は提供会社によってかなり違っていて、特にお昼どきは遅くなりがちです。
普段からスマホを使う機会が多い人は注意するようにしてください。
povoやUQモバイルなどauと変わらない通信速度で利用できる格安SIMもあります。
au回線以外の格安SIMならキャンペーンがお得になるケースも
ちなみに、auからの乗り換えだからといって必ずau回線の格安SIMを利用しなければいけないということはありません。
現在利用中の端末をSIMロック解除して、ドコモやソフトバンクが提供する格安SIMを利用するのもおすすめです。
auからドコモやソフトバンクの格安SIMに乗り換えるとキャンペーンがお得になることが多いです。
おすすめその① LINEMO
LINEMOはソフトバンク系の格安SIMです。auからの乗り換えであれば、paypayポイント還元を受けることができてお得です。
おすすめその② irumo
irumoはドコモが運営する格安SIMです。月額550円から利用できる料金の安さが魅力です。auからの乗り換えであればキャンペーンも適用できます。
おすすめその③ ahamo
ahamoもドコモが運営する格安SIMで、20GBの1プランのみの提供です。毎月たくさんスマホを使う人におすすめのプランですね。
au回線の格安SIMを詳しく解説!
au回線の格安SIMの中でもおすすめ4社をピックアップして詳しく解説していきます。
auからの乗り換えならまずはpovoを検討したい
auからの乗り換えの場合は、はじめにpovoを検討してみましょう。
povoは手続きかんたんでauとほぼ同じ使い心地で月額料金を2,728円に抑えることができます。
また、povoの大きなメリットとして
- au同等の通信速度で利用できる
- auからの乗り換えであれば手続きがかんたん
であることが挙げられます。
povoはau回線をそのまま使用しているので、格安SIMでよくある通信速度の低下がありません。
また、auからの乗り換えであればMNPの手続きやSIMカード入れ替え、初期設定も不要です。
かんたんに乗り換えできて月額料金を大きく節約することが出来ます。
一方でpovoにはデメリットもあります。povoのデメリットは
- 店舗でのサポートが利用できない
- 都度トッピングが必要なのが少し面倒
という点です。
店舗でのサポートを重視するならUQモバイル
UQmobile(UQモバイル)はKDDIグループの運営する会社で、auのサブブランドです。
UQモバイルの特徴は店舗でのサポートを受けることができる点です。
通信速度もau回線の格安SIMの中ではトップクラスなので、安心して利用できます。
とにかく月額料金を抑えるならIIJmio
IIJmioは2021年4月からの「ギガプラン」で月額料金が大幅に安くなりました。
2GBの音声通話SIMが858円で利用することができ、au回線の格安SIMの中でも最安値級の月額料金となっています。
端末のセット購入もおすすめでキャンペーンを利用することで安く購入できます。
パケット放題 Plusとマイソクが魅力!mineo(マイネオ)
mineoは関西電力系列の電気通信事業者のOPTAGE(オプテージ)が運営するMVNOです。
mineoの大きな特徴はパケットサービスが豊富である点です。
中でも低速切り替え時の通信速度が1.5Mbpsになるパケット放題 Plusは他社にはないオプションです。
また、「マイネ王」というコミュニティサイトも人気です。マイネ王はスマホに特化したYahoo!知恵袋のようなサイトで、スマホ初心者からガジェット好きまで様々な層で交流が行われています。
月額料金が最安値というわけではないですが、利用者に誠実に向き合う姿勢が評価されて様々な満足度ランキングでは常に上位となっています。
au回線の格安SIMを通信速度で徹底比較!遅い格安SIMはある?
au回線の格安SIMは通信速度が速いものが多いです。どの時間帯もかなり速いUQモバイルはもちろんですが、BIGLOBEモバイル、mineoのau回線も格安SIMの中では安定したの通信速度です。
au回線の格安SIMについて、時間帯別に実際にすまっぴー編集部で計測した通信速度で比較しました。
特にお昼どきは通信速度が遅くなる格安SIMがあるので、チェックしてください。
〈au回線〉朝の通信速度比較
〈au回線〉昼の通信速度比較
〈au回線〉夕方の通信速度比較
auから格安SIMへの乗り換え手順
乗り換えに必要な書類
auから格安SIMに乗り換えるために必要な書類は
- 身分証明書
- 本人名義のクレジットカード
となっています。 格安SIMはほとんどがクレジットカードでの支払いです。
クレジットカードをない、使用したくないという方はpovoもしくはUQモバイルであればクレジットカード以外の支払い方法も可能です。
下記ページでクレジットカード不要な格安SIMを紹介しています。
乗り換えの流れ
乗り換えの流れは大きく下記のようになっています。
1. auからMNP予約番号を発行してもらう
電話番号を引き継いで乗り換えする場合には、auからMNP予約番号を発行してもらう必要があります。
MNP予約番号はウェブ、電話、ショップで発行することが出来ます。
MNP予約番号には15日間の有効期限があります。有効期限までに乗り換え先格安SIMの開通を完了させなくてはなりません。
MNP予約番号の残日数が10日以上ないと申し込めない格安SIMもあります。MNP予約番号を取得後は早めに格安SIMと契約するようにしてください。
2. 乗り換えたい格安SIMに申し込む
乗り換え先の格安SIMに申し込みます。
電話番号を引き継ぐ際にはMNP契約を選択してMNP予約番号を入力します。
3. 格安SIMが手元に届いたら開通手続きを行う
格安SIMが届いたらSIMカードの入れ替えと初期設定を行います。
詳しくは下記ページで解説しています。
auから格安SIMに乗り換える際によくある質問
残債(端末代)が残っている場合はどうなりますか
端末代の残債が残っている場合は、「一括清算」もしくは「継続して分割払い」を選ぶことができます。auから格安SIMに乗り換えたら必ず一括清算しなくてはならないというわけではありません。
auひかりとのセット割はありますか
auひかりや家族割などの割引は格安SIMでは利用することができません。現在、割引サービスを受けている方は割引額も含めたトータルで格安SIMへの乗り換えを検討することが重要です。
auの端末であればそのまま使えますか
はい。auの端末であれば基本的にはau回線の格安SIMをそのまま利用することができます。ただし、古い端末ついては対応していないものもあるので、各社の動作確認済み端末を確認の上で契約するのがおすすめです。
電話番号は引継ぎできますか?
はい。MNPという仕組みを利用することで電話番号を引継ぎ出来ます。格安SIMとの契約前にauからMNP予約番号を発行してもらう必要があります。
メールアドレスは引継ぎできますか?
2021年5月現在、キャリアのメールアドレスを引き継ぐことはできません。現在総務省を中心に議論されており、今後は有料で引継ぎできるようになる可能性もあるそうです。
このページのまとめ
auを利用している方はau回線の格安SIMへの乗り換えがかんたんで安心です。
いま使っているスマホを継続して利用できますし、電波エリアも変わりません。
乗り換え先のおすすめは
- povo
- UQモバイル
- IIJmio
- mineo
です。
ちなみにauのスマホだからといってau回線の格安SIMしか使えないということはありません。 SIMロック解除が出来れば、au回線以外の格安SIMも利用できます。
自分に合った格安SIM探しのお手伝いが出来ればうれしいです。
すまっぴー編集部は2015年から格安SIM比較に関するコンテンツの企画、制作、編集しています。毎年15台以上実際に使ってわかったおすすめの格安スマホを紹介します。毎月20枚以上の格安SIMの通信速度計測も行っています。