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格安SIMの無制限プランはデータ使い放題でも速度制限がある?6社の比較とデメリット

最終更新日:
格安SIMの無制限プランはデータ使い放題でも速度制限がある?6社の比較とデメリット

この記事では格安SIMで無制限プランはどんなものがあるのか、そしておススメを紹介していきます。 利用目的によっておススメは変わってくるので是非参考にしてみてくださいね。

記事監修者
和田 健太郎 (わーけん)

株式会社インターファーム すまっぴー事業責任者

複雑な格安スマホの情報をわかりやすくお伝えします。
2015年から60台以上の格安スマホに触れてきました。
YouTube【すまっぴーチャンネル】登録者数4万人突破!
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無制限にも色々パターンがある!まずは利用目的をはっきりさせよう

「無制限に使える格安SIM」は大きく以下の3パターンに分かれます。

格安SIMの無制限パターン

  • データ通信無制限
  • 通話かけ放題無制限
  • 動画等、特定アプリ無制限

「データ通信をたくさん使いたい」「通話料を気にせず通話したい」など、利用目的をハッキリさせたうえで無制限に使える格安SIMを選びましょう。

【データ通信無制限】が目的

データ通信無制限が目的の場合は「データ通信を無制限に使える格安SIM」を選びましょう。データ通信を無制限に使える格安SIMなら、SNSや動画視聴を思う存分楽しめます。

ただし、本当に制限なく使い放題の格安SIMはありません。無制限を売りにしている格安SIMでも、何かしらの制限はあります。

  • 短期間に規定以上のデータ通信を使うと一時的に制限
  • 無制限の代わりに通信速度が遅い
  • データ通信のみで音声通話は使えない

容量無制限の格安SIMは制限や注意点など、プラン内容をしっかり理解したうえで選んでください。

格安SIMの中には1Mbpsの低速通信を無制限に使えるものもあります。高速通信よりは遅いものの、1MbpsならSNSや標準画質の動画視聴もスムーズに利用可能です。速度はそこそこで良いので、なるべく安くデータ使い放題を実現したい人に向いています。

高速なデータ通信を本当の意味で無制限に使いたいなら大手キャリアに残ることも検討してください。
中でもドコモの「5Gギガホ プレミア」はテザリングを含むデータ通信が無制限です。

【通話かけ放題無制限】が目的

通話を無制限にしたい場合は「無制限のかけ放題オプション」が用意されている格安SIMを選んでください。

通常、通話をかけると20円/30秒の通話料がかかります。通話時間が長くなるほど、通話頻度が高くなるほど通話料も高くなるため注意が必要です。

無制限のかけ放題オプションがある格安SIMなら、時間や回数を気にすることなく定額で電話できます。長電話する人でも安心です。

大手キャリアと違い、格安SIMでは無制限のかけ放題が用意されていないこともあるので注意してください。 また、一部の格安SIMはかけ放題オプションを利用する際に専用の通話アプリが必要です。

【動画等、特定アプリ無制限】が目的

動画やSNSなど、特定のアプリだけ無制限に使いたい場合は「カウントフリー」を提供している格安SIMを選びましょう。

カウントフリーは対象アプリをどれだけ使っても、データ通信量にカウントされない機能です。例えばYouTubeがカウントフリーになっている格安SIMなら、YouTubeを利用してもデータ通信量を消費しません。

普段から良く使うアプリが決まっているなら、容量無制限の格安SIMより安上がりです。

反対に、いろいろなアプリを無制限に使いたい人には向きません。 また、カウントフリーでは動画や画像に対して画質制限がかかります。高画質な動画を視聴したい場合は要注意です。

【結論から】総合力でおすすめなのは楽天モバイル!

楽天モバイルでは、通話かけ放題に通信量無制限もあります。

料金の安さもみても、非常に優秀な格安SIM会社です。

もし楽天モバイルではまだ料金が高いなと思う場合は、利用目的を絞って選んでいきましょう! ぴったりな格安SIMが見つかるように以下で記述していきます。

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データ通信量無制限の格安SIM会社一覧!

容量無制限が目的の人に向いている、データ通信量無制限の格安SIMをまとめました。

なお、月50GB以上のデータ通信を使える大容量プランも無制限プランに含めています。

格安SIM 通信量 月額料金 注意点
イオンモバイル 50GB 6,358円 ・無制限プランと比べると月額料金が割高
エキサイトモバイル 50GB 11,198円 ・無制限プランと比べると月額料金が割高
・au回線は3日で6GBを超えると速度制限
楽天モバイル 無制限 3,278円 ・パートナー回線エリアは月5GBまで
・1日で10GB前後利用すると一時的に速度制限
FUJI Wi-Fi 50GB / 100GB 50GB:3,190円
100GB:4,290円
音声通話不可
ピクセラモバイル 無制限 2,138円 ・3日で3GBを超えると200kbpsに制限
・音声通話不可
スマホドッグモバイル 無制限 5,368円 ・3日で10GBを超えると700kbpsに制限
・音声通話不可

無制限に使えるのは楽天モバイル、ピクセラモバイル、スマホドックモバイルの3つです。 月額料金はピクセラモバイルが最安ですが、3日で3GBを超えると制限されます。実質月30GBしか使えず、音声通話も利用不可です。

楽天モバイルは月額3,278円(税込)でデータ通信を無制限に使えます。速度制限も比較的緩めです。ただし、無制限に使えるのは楽天回線エリアに限定されます。パートナー回線エリアでは月5GBまでしか使えません。

イオンモバイル、エキサイトモバイル、スマホドッグは月額料金が高めです。これなら割引なしで月額7,315円(税込)、割引込みなら最安4,928円(税込)で使えるドコモの5Gギガホ プレミアを契約したほうが良いでしょう。

低速時でも割と高速!1Mbpsで使い放題になる会社一覧!

一部の格安SIMでは1Mbpsの低速通信が使い放題です。 1Mbpsでも、次のような用途であれば快適に使えます。

1Mbpsで出来ること

  • ネットサーフィン
  • SNS(Twitterなど)
  • 動画視聴(標準画質480p)
  • 音楽ストリーミングサービス
  • 地図アプリ

標準画質であれば動画視聴もスムーズに再生されます。スマホの画面で見るなら、標準画質でも十分きれいですよ。

1Mbpsの低速通信が使い放題の格安SIM会社をまとめました。

格安SIM 1Mbps対象のプラン 月額料金 速度切り替え
LINEMO スマホプラン(20GB) 2,728円(税込) ×
UQモバイル くりこしプランM(15GB)
くりこしプランL(25GB)
プランM:2,728円(税込)
プランL:3,828円(税込)
Y!mobile シンプルM(15GB)
シンプルL(25GB)
プランM:3,278円(税込)
プランL:4,158円(税込)
×
ahamo 20GBプラン 2,970円(税込) ×
mineo※ 全プラン 1,683~2,178円(税込)
楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT VI 0~3,278円(税込)
nuroモバイル NEOプラン(20GB) 2,699円(税込) ×

※mineoのみ1Mbpsではなく1.5Mbpsで使い放題

このうち、UQモバイル、mineo、楽天モバイルは高速通信と低速通信を自由に切り替えられます。 低速通信中はデータ通信量を消費しません。快適な使い勝手を維持しつつデータ通信量の節約が可能です。

mineoは「パケット放題Plus」というオプションに加入すると低速通信が1.5Mbpsにアップします。1/5GBプランは385円(税込)のオプション料がかかりますが、10/20GBプランは無料です。

10GBプランなら1,683円で1.5Mbpsの低速通信が使い放題になります。とにかく安くデータ通信使い放題を実現するならおすすめです。ただし、3日間で10GB以上利用すると一時的に制限されます。

UQモバイルも低速・高速問わず3日間で6GB以上利用すると一時的に速度制限がかかるので注意してください。

その他の格安SIMはデータ通信量を使い切ってからのみ1Mbpsの低速通信を使えます。

通話無制限(かけ放題)を提供している格安SIM会社一覧!

次は通話の無制限かけ放題を提供している格安SIM会社です。

格安SIM 無制限かけ放題の料金 専用アプリ
LINEMO 1,650円(税込) 不要
OCNモバイルONE 1,430円(税込) 不要
UQモバイル 1,870円(税込) 不要
Y!mobile 1,870円(税込) 不要
ahamo 1,100円(税込) 不要
povo 1,650円(税込) 不要
HISモバイル
(格安かけ放題プラン)
無料 不要
イオンモバイル 1,650円(税込) 不要
(au回線は必要)
楽天モバイル 無料 必要

HISモバイル(格安かけ放題プラン)と楽天モバイルはかけ放題が標準で付帯しています。

楽天モバイルは月間のデータ通信量が1GB以下なら月額料金もかからないため、完全無料で無制限にかけ放題です。

ただし、かけ放題を利用するためには専用アプリ「Rakuten Link」から発信する必要があります。通常の電話と比べると品質が落ちる点に注意してください。

その他だとイオンモバイルもau回線のみ専用アプリが必要です。通常の電話アプリから発信するとかけ放題が適用されません。

OCNモバイルONEとイオンモバイル(ドコモ回線)は自動でプレフィックス通話に繋がります。アプリ不要なので手間はかかりませんが、通常の電話よりも通話品質が落ちる可能性があります。

その他はいずれも専用アプリ不要で、通話品質も良好です。

特定アプリが使い放題になるカウントフリー格安SIM会社一覧!

最後に、特定アプリが使い放題になる「カウントフリー」を提供している格安SIM会社です。

格安SIM カウントフリー対象 カウントフリー利用料
LINEMO LINE 無料
OCNモバイルONE 音楽アプリ 無料
povo DAZN、smash. DAZN:760円/7日間
smash.:220円/24時間
BIGLOBEモバイル 動画、音楽、電子書籍など 音声通話SIM:308円
データSIM:1,078円
nuroモバイル(NEOプラン) Instagram、Twitter、LINE 無料

カウントフリー対象が多いのはBIGLOBEモバイルです。動画や音楽、電子書籍など21種類のサービスが対象になっています。
中でもYouTubeやABEMA、U-NEXTなど通信量の消費が激しい動画も対象なのが特徴です。

動画をたくさん見る人におすすめですが、カウントフリー利用中は画質が制限されます。高画質な動画を見たい人は要注意です。

LINEMOとnuroモバイル(NEOプラン)ではLINEが無料で利用できます。nuroモバイルはInstagramとTwitterも使い放題です。

OCNモバイルONEはAmazon MusicやANiUTa、LINE MUSICなどの音楽サービスが対象になっています。

povoはコンテンツトッピングという形でDAZNとsmash.が使い放題です。利用したいときだけ契約できる柔軟性の高さが他社にはない特徴と言えます。

各社共通の注意点としては、カウントフリー対象でも機能によっては対象外になることがあります。 例えばLINEがカウントフリーでもOpenChatやスタンプ・着せ替えショップは対象外です。

まとめ

無制限の格安SIMといってもその特徴はさまざまです。データ通信をたくさん使うならデータ通信が無制限の格安SIM、長電話するなら無制限かけ放題がある格安SIM、といったように自分の目的に合わせて選ぶと無駄がありません。

もっともオールマイティなのは楽天モバイルです。月額3,278円(税込)でデータ通信も通話も無制限に使えます。

楽天回線エリアが限られる、通話のかけ放題は専用アプリが必須など注意点もありますが、この月額料金でデータ通信も電話も使い放題なのは楽天モバイルだけですよ。

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この記事を書いているのは
(編集:すまっぴー編集部)
すまっぴー編集部

すまっぴー編集部は2015年から格安SIM比較に関するコンテンツの企画、制作、編集しています。毎年15台以上実際に使ってわかったおすすめの格安スマホを紹介します。毎月20枚以上の格安SIMの通信速度計測も行っています。

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