格安スマホとは?知らなきゃ損する!格安スマホの基礎知識
最終更新日:格安スマホとは「SIMフリースマホ」と「格安SIM」を組み合わせたもので、大手キャリアのスマホ代と比較すると半額以下で利用できます。格安スマホは大手キャリアと大きくは変わりませんが、デメリットもあります。格安スマホの知らなきゃ損する基礎知識を解説します。
格安スマホってたまに聞くけどよくわからない・・・。
楽天モバイルやUQモバイルをはじめとする事業者が増えてきたことで、格安スマホという言葉を聞く機会も多くなっています。
しかし、格安スマホと聞いてもなんとなく料金が安いことはわかるけど・・・。という方が多いのではないでしょうか。
この記事では格安スマホとはなにか、デメリットはあるのか、どんな人におすすめなのかという知らないと損する基礎知識を解説していきます。
格安スマホってなに?
格安スマホとは、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)以外の通信事業者を指します。
UQモバイルやワイモバイル、楽天モバイル、LINEモバイルなどが当てはまります。
大手キャリアよりも月額費用が安くなることから「格安スマホ」と呼ばれるようになりました。「格安SIM」や「MVNO」もほぼ同義で使用されています。
SIMカードのみで購入できるため、自分でスマホを用意するなどして豊富な組み合わせがあるのが魅力の一つです。
格安スマホの【メリット・デメリット】
メリット | デメリット |
---|---|
・月額費用が安い ・2年縛りや自動更新がない | ・通信速度が遅くなる ・サポート体制が劣る ・現在のキャリアメールは引き継げない |
格安スマホのメリット
メリット① 月額費用が安い
格安スマホの最大の魅力は料金の安さです。
MM総研の調査によると、2018年の大手キャリアのスマホ平均月額料金が端末代込みで7,630円であるのに対し、格安スマホの平均月額料金は端末代込みで3,458円と半額以下という結果になっています。
なぜここまでの差が生じるかというと、大手キャリアと格安スマホでは基本料金の時点で価格の差が非常に大きくなっているからです。
たとえば、毎月《データ容量5GB + 5分以内の通話かけ放題》のプランで利用する場合、ドコモの場合は7,560円が基本料金になります。一方、同じ条件のもと楽天モバイルで利用すると基本料金は3,000円になります。
出典(MM総研)
なぜ格安スマホやここまで安くできるの?
これだけの料金差が生まれるポイントは、格安スマホの運営体制にあります。
楽天モバイルやLINEモバイルといった格安スマホの事業者はドコモやauから回線を借りてサービスを運営しています。さらに、店舗を少なくして経費削減することで利用料金を抑えているのです。
おまけに、キャリアの回線を借りているため電波エリアも大手キャリアと同様です。
一昔前のウィルコムというPHSサービスは、「料金は安いが電波が弱く通話がつながりにくい」という問題は現在の格安スマホにはなく使用できる範囲や音声通話の品質は大手キャリアと同じです。
そのため、田舎であってもドコモの電波が入る場所であれば格安スマホも同じように利用できます。
メリット② 2年縛りや自動更新はない
大手キャリアで契約している時に筆者が最もわずらわしいと感じることは、2年縛りと自動更新というシステムです。
更新月をうっかり忘れようものならさらに2年使わないと損をするという最低極まりないシステムですよね。
でも安心してください。格安スマホなら2年縛りや自動更新はありません。
その代わりに、多くの格安スマホでは最低利用期間というものを設けています。 最低利用期間は格安スマホによって「なし」から「36か月」までさまざまですが「12か月」が相場です。
また、UQモバイルの「おしゃべりプラン/ぴったりプラン」とワイモバイルの「スマホプラン」は例外で2年縛りで自動更新となっています。
格安スマホのデメリット
格安スマホにしても良いことばかりではありません。
デメリット① 通信速度が遅い
格安スマホの通信速度は大手キャリアの速度と比較すると遅くなってしまいます。
その理由は、格安スマホ事業者は大手キャリアと違い一つの帯域で多く利用者に通信を提供するためです。
たとえるなら、大手キャリアは高速道路で格安スマホは一般道というイメージがわかりやすいと思います。
大手キャリアは料金は高いが通信速度が速い高速道路で、反対に格安スマホは料金は安いが速度が遅い一般道です。
多少速度が遅くても安いほうがいいという人はたくさんいると思いますが、格安スマホはまさにそんな人のためのサービスです。
実際どれくらい遅い?
一言で遅いと言っても1時間で1kmしか進まないのか20km進めるのかでは状況は大きく違いますね。
では、実際にはどれくらいの速度が出るかというと、格安スマホの通信速度は回線の混雑具合によって異なります。
少ない回線に多くのユーザーの詰め込んでいる会社の通信速度は遅くなりますし、ゆとりを持たせている会社の通信速度は速くなります。
速い会社だと20Mbps~50Mbps程度、遅い会社だと0.1Mbps~10Mbps程度の通信速度になります。
混雑具合によって通信速度が変わるので、同じ事業者でも時間帯に通信速度が変わります。
お昼時や通勤通学時間といったスマホを使う人が多い時間帯は遅くなり、深夜帯などスマホを利用する人が少ないタイミングでは通信速度が速くなります。
すまっぴーでは毎月、格安SIMの通信速度状況を計測しています。最新の通信速度については下記ページを参考にしてください。
スマホを快適に使える通信速度
以下の図はスマホを快適に使える通信速度の目安です。
格安スマホ利用者の通信速度に関する評判では、お昼時など遅くなる時間はあるがおおむね満足だといった方が一番多いです。
また、UQモバイルやワイモバイルなどはキャリアのサブブランドのため、通信速度はほかの格安スマホより速いです。通信速度に不安がある方は以上2社を選ぶと失敗しません。
デメリット②サポート体制が劣る
ほとんど格安スマホ事業者は経費削減のため店舗を持っていません。
大手キャリアの場合はスマホが故障した際には店舗に行けば手続きをしてくれるのですが、格安スマホの場合は電話サポートになる場合が多いです。
電話サポートは有料となっている場合もあるため、普段からキャリアショップを頻繁に訪れている人には不安点になります。
店舗を持つ格安スマホ事業者が年々増えているため、店舗がないのが不安な方は店舗数の多い格安スマホを選ぶことをおすすめします。
店舗数の多い格安スマホ一覧
デメリット③ キャリアメールは使えない
格安スマホを利用するということは携帯会社を別会社にするということなので、当然キャリアメール(docomo.co.jpドメインなど)の引継ぎはできません。
楽天モバイルの場合はrakuten.co.jpドメインのメールアドレスが利用可能になるなど、独自のメールアドレスを発行している会社も多いです。
格安スマホ会社によってはメールを発行していない場合もあるのでその時は自前でメールアドレスを用意しなくてはなりません。
キャリアメール以外でメールを使うにはどうすればいい?
メールアドレスが取得できない格安スマホ事業者の場合にはGmalなどのフリーメールでアカウントを取得するのがおすすめです。Googleが提供しているメールサービスで無料で利用可能です。AndroidのSIMフリースマホとの相性も良く簡単な設定で利用開始できるので安心です。
フリーメールはGmail以外にもOutlook(Microsoft)やYahoo!メールなどがあり、いずれも無料で利用できます。
Gmailの詳しい設定方法については次の記事を参考にしてみて下さい。
格安スマホの申し込み方法
店舗がある格安スマホの申し込み方法はわかりますが、ほかにどのような申し込み方法があるのでしょうか。
インターネットで申し込み
格安スマホを申し込む最もスタンダードな方法がインターネットです。
インターネットでの申し込みは事業者の選択肢が広がります。家電量販店で取り扱いがなかったり、直営店がない格安スマホ事業者はたくさんありますが、インターネットで申し込みできないことはほとんどありません。
また、インターネットでの申し込みは簡単ですし、インターネットで申し込む方が適用されるキャンペーンが多いです。
自分に合った格安スマホをじっくり検討して買いたいという方はインターネットでの購入がおすすめです。
直接触って選べないので注意が必要
インターネット上なのでスマホを実際に触って選ぶことができないのが欠点です。スペック表や写真を見てスマホを選ばないといけないため実際に購入してみたら想像と違っていたというリスクがあります。
同じスマホを取り扱っている店舗に一度足を運んで実機に触れてみるのも良いかもしれません。
家電量販店で申し込み
家電量販店では、申し込む前にある程度比較でき、購入したその日から使えるというメリットがあります。
大手家電量販店では格安スマホ事業社を5~10種類ほど取り扱っていて、展示品として人気のSIMフリースマホがおいてあるケースが多いです。
その中から自分に合ったものを選び申し込むことができます。
スマホにも触れられるところもポイントです。
店員さんはめちゃめちゃ詳しいわけではない
家電量販店の販売員は格安スマホ専門の店員ではなく、あくまでも家電量販店の店員であるため、めちゃくちゃ格安スマホに詳しいというわけではないという場合も多いのが欠点です。
おすすめを聞けば教えてもらえるとは思いますが、100%自分に合った格安スマホになるとは限りません。
また、初期設定も自分で行わなくてはならないため、事前にある程度知識をつけてから買いに行くことが重要です。
場所によってはエントリーパッケージのみの取り扱いということもあり、結局インターネットで申し込むことになる可能性も少なからずあります。
格安スマホの直営店で申し込み
格安スマホ事業者ではあまり多くはありませんが、直営店を展開する事業者も年々増えてきます。
特に、ワイモバイルやUQモバイル、楽天モバイル、TONEモバイル、イオンモバイルは直営店が多いです。
直営店は家電量販店より詳しいサービスの相談が可能です。さらに、ほとんどの店舗で即日開通ができるため購入してそのまま利用開始できまるのが特長です。
購入する格安スマホを絞り込んでから行く必要あり
直営店となると当然ですが1社の取り扱いしかないため、ある程度会社を絞り込んでおく必要があります。
また、格安スマホの直営店は数が少ないため近くに店舗がないケースがある点にも注意が必要です。
【口コミ】実際に乗り換えた人はどう思っている?
格安スマホに変えた。メールはgmailばかり使っているから、ほとんど不便は感じない。
— missbalmain (@missbalmain) 2018年12月11日
格安スマホに変えたから電話代はかけた分だけ請求されるようになったんだけど、先月は88円でした。これが大手キャリアだと“かけ放題”の名目の下、3000円~4000円取られるのか。恐ろしい世界だな((((;゜Д゜)))
— とどひな (@samanatodo) 2018年5月6日
ソフトバンクからMVNOに変えたけど、キャリアメール無くても全然問題ないな #格安SIM
— アキラ (@akira_bloger) 2018年12月10日
docomo系格安SIMに変えたところ、お昼休みの速度が遅い遅いw
— 炊きたてご飯@ 日曜S-21a (@takitate_G) 2018年3月26日
普通のdocomo回線の時は10M前後出てたから1/10以下ですなー。
まぁツイッターを普通に見る分は困らない程度ではあります。動画はキツイ。 pic.twitter.com/YhmvGSAHVB
格安SIMだと昼間は遅いな。体感で明らかに遅い。そこは理解したうえで変えたからいいんだけど、実際に見てしみじみ思った。
— くろりゅうかめ (@kokuryuki) 2018年12月11日
やはり安さに関する口コミが多いですね。とはいえ、通信速度は満足行くものではないのも事実です。どちらを優先するかは以下の【向いてる人・向いていない人】を参考にし、自身の使い方で決めるようにしましょう!
格安スマホが【向いている人・向いていない人】
向いている人 | 向いていない人 |
---|---|
・あまりスマホを使わない人 ・連絡手段が「LINE」メインの人 ・SIMカードの設定等ができる人 | ・長電話が多い人 ・通信速度が常に速くないとイヤな人 ・常に高性能最新スマホを使いたい人 |
格安スマホが向いている人
1. あまりスマホを使わない人
日常的に生活していて、スマホを利用することがない方はもちろんですが、日常的な使い方がインターネットサーフィンや動画視聴、LINE、メール等の利用が多い方は格安スマホに向いています。
逆に、ゲームプレイが多かったり高負荷のアプリをガンガン利用する人が格安スマホに乗り換える場合は選ぶスマホに注意する必要がありますね。
⇒最新のおすすめスマホを一挙大公開!価格やスペックの参考にしてください!
2. 連絡手段が「LINE」メインの人
電話もメールも「LINE」の利用がメインの方は格安スマホに向いています。
格安スマホの欠点としてあげられるのが、完全かけ放題(無制限)を取り扱ってる事業者は少なく、月額のオプション料金も決して安くはありません。
しかし、今や多くの方が「LINE」をメインの連絡手段として利用しているのが現状です。
仕事で電話回線による電話を利用する必要がない方であれば、格安スマホに乗り換えると使い勝手は変わらず固定費の節約に繋がります。
3. SIMカードの設定等ができる人
SIMカードの差し替えやAPN設定の知識がある方または自分で調べて解決できる方は格安スマホに向いています*。
難しいことではないのですが、面倒だと感じている方は意外に多いと感じています。調べるのが億劫だったりする方は実店舗のある格安スマホを選択するという手もあります。
格安スマホが向いていない人
1. 長電話が多い人
月額費用が抑えられる格安スマホですが、頻繁に長電話をする人には格安スマホはおすすめできません。
格安スマホで大手キャリアのような完全かけ放題を取り扱っているのはワイモバイル(月額+1,000円)とQTモバイル(月額+2,500円)だけであるため、格安スマホの選択肢がうんと減ってしまいます。
格安スマホの通話料金は大手キャリア同様20円/30秒なのですが、多くの格安スマホは専用アプリからの通話で半額にすることができます。そのため、1か月の通話時間が少ない方は大手キャリアの時より安くなりますが、長電話となるとせっかくの「格安」が意味のないものとなってしまいます。
格安スマホ乗り換えを検討されている方は、一度1か月の通話時間を調べて見ることをおすすめします。
電話回線の電話からLINEの無料通話やSkypeに切り替えるという手もありますね。
長電話をしたい人も無料通話アプリを利用することで、格安スマホに乗り換えて料金を安くできますよ。
2. 通信速度が常に速くないとイヤな人
「1日24時間いつでも最高の通信速度がいい」という方には格安スマホはおすすめできません。
ほとんどの格安スマホは特に昼の時間帯の通信速度は遅いです。特にドコモ回線の格安スマホに言えることですが、ほぼ例外なく昼は遅いと体感するでしょう。
慣れてしまうとあまり気になる部分ではないのですが、昼でも通信の多いゲームなどをプレイする方にはストレスに感じると思います。
ただ、格安スマホの中でも通信速度が速い事業者(ワイモバイル、UQモバイル)を選べばストレスに感じることはないでしょう。
3. 常に最新の高性能スマホを使いたい人
毎年発売される最新の高性能スマホを1年、2年ごと買い換えて常に最新のスマホを使い続けたいという方には格安スマホはおすすめできません。
格安スマホ事業者で取り扱っているスマホの多くはキャリアで販売されていない海外メーカーのスマホや国内メーカーでもキャリア販売のスマホより性能を落としたスマホが主流です。
これは、格安でスマホを利用したい人が多いため、必然的にスマホ本体も格安になるのが理 由です。とはいえ、最近では高性能スマホの取り扱いは増えています。
最新のiPhoneやXperiaなどを利用したいという方には格安スマホはおすすめしませんが、iPhoneであればApple Store等でSIMフリーモデルが販売されているので、そちらで購入して格安スマホとして運用することはできますよ。
格安スマホのプランはどれを選べばいい?
格安スマホのメリット・デメリットを理解した上で、いざ申し込みを考えると分からなくなるのがプラン選びです。格安スマホには様々なプランがあり、それぞれで料金や「できること」が異なっています。
細かいオプションはともかく、必ず決めなくてはいけないポイントはSIMタイプとデータ容量(ギガ数)です。
データSIMと音声通話SIM、SMS付きSIMカードの違いって?
格安スマホを購入する際にはSIMタイプを選ばなくてはなりません。
- データSIM
- SMS機能付きデータSIM
- 音声通話SIM
SIMカードには以上の3タイプがあり、それぞれできることは下の表のとおりです。
データSIM | SMS機能付きデータSIM | 音声通話SIM | |
---|---|---|---|
電話(070/080/090番号利用) | × | × | 〇 |
IP電話(050番号利用) | △(一部の会社では使えない) | △ | 〇 |
SMS(ショートメッセージサービス) | × | 〇 | 〇 |
メール | 〇 | 〇 | 〇 |
LINE | ×(本人認証が行えない) | 〇 | 〇 |
SNS | ×(本人認証が行えない) | 〇 | 〇 |
インターネット | 〇 | 〇 | 〇 |
データSIM、SMS機能付きデータSIM、音声通話SIMではそれぞれ月額の基本料金が異なっています。
契約ギガ数が同じ場合はSMS機能付きは+140円、音声通話SIMは+700円がデータSIMを基準としたときの月額料金となっている場合が多いです。
データSIMの注意点!
データSIMではLINEやSNSが使えない点に注意が必要です。
SNSはアプリによっては利用できるものもありますが、登録の際にSMSを用いての認証が必要なアプリは使えません。
SMS機能付きデータSIMを選ぶメリットは?
まず、SMSとは070/080/090番号を使ってやり取りを行うメッセージのことで、ショートメッセージサービスの略です。
LINEは複数アカウントを阻止するために利用登録の際にSMSを使って本人認証を行います。
FacebookやTwitterといったSNSでも本人確認でSMS認証が採用されています。ほかにも、金融機関の専用アプリ等でも本人認証によく利用されています。
最近では2台もちでなくとも、音声通話なしのデータSIMを利用する人が増えていますが、SMS機能がなければ上記のアプリが利用できないため注意が必要です。
音声通話は必要ないが、スマホはいろいろな用途で使いたいと考えている方は140円ほど高くなりますが、SMS機能付きのSIMカードで契約することをおすすめします。
ギガ数を選ぶにはどうすればいいの?
格安スマホのプランを検討する際にはデータ容量(ギガ数)に気を付けてプランを選択する必要があります。
ギガ数とは、1か月間にインターネット、LINE、SNS、メールといったデータ通信の利用量です。
自分が契約した以上のデータ量を使用してしまうと通信速度が劇的に遅くなる通信制限がかかってしまいます。
通信制限がかかるとメール、LINE以外のデータ通信は遅すぎて使えないのでなるべく余裕を持ったギガ数で契約することをおすすめします。
また、格安スマホのギガ数はカンタンに変更できる事業者がほとんどなので、利用期間中に自分のデータ量に合わせてプラン変更することができます。
1GBではなにができる?
ギガ数を決める際に目安となるのが1GBでどれくらいスマホを利用できるのかという点です。
おおまかにですが、1GBをメールで換算すると約2,000通、YouTubeの標準画質(360p)の視聴時間で換算すると3時間程度です。
理論値なので誤差はありますが、メールはデータ量があまり必要なく、動画はデータ量がすごく必要というイメージを持っておけば自分のプラン選びが行いやすくなります。
⇒データ通信量の分かりやすい解説。1GBで何ができる?メール1通何KB?
とにかく安いプランを契約したい人は低速無制限プランがおすすめ
もうとにかく安いプランが良いという人にはデータ量0の低速プランをおすすめします。
楽天モバイルのベーシックプランが代表される低速通信使い放題のプランです。
こちらは常に低速通信ながら、データSIMが500円前後、音声通話SIMが1,200円前後で利用できる最安値のプランになります。
ガラケーからの乗り換えなら1GBプランがおすすめ
月間データ量は1GB以下は格安スマホの中でも毎月使えるデータ量が非常に少ないプランになります。
月額料金は事業者によって異なりますが、データSIMの場合は700円、音声通話SIMの場合は1,400円程度が相場になっています。
~1GBプラン、低速無制限プランはガラケーから格安スマホへの乗り換えを検討している人におすすめです。
格安スマホをガラケーと同じように使ってもデータ量はほとんど消費しないため、まずは容量の小さいプランを契約し必要であれば容量の大きなプランに変更するという使い方が無駄がなくおすすめです。
WiFi環境が整っている人も1GBプランがおすすめ
また、職場や家にはWi-Fiが通っておりWi-Fi以外の環境であまりスマホを利用しないという人にも低容量(0~1GB)プランがおすすめです。
Wi-Fiで通信を行った分はデータ通信量にカウントされません。そのため中には、スマホはたくさん使うけど、常にWi-Fiがあるからスマホのデータ通信量は500MB以下だという人もいます。
どのプランにした良いかよくわからない人は3GB前後のプランがおすすめ
どのプランを契約していいかよくわからないという人は、3GB前後のプランでスタートすると失敗しなくて良いと思います。
MM総研の調査では、格安スマホを利用する人の57.8%が3GB以下のプランを利用していると結果が出ています。
- 通勤通学でニュースサイトを見る
- ソシャゲで(スマホゲーム)よく遊ぶ
以上の方も3GBプランがおすすめです。
出典(MM総研)
通勤通学などでニュースサイトをよく見る
毎朝の通勤でニュースをチェックするという人にも3GBプランがおすすめです。
ニュースサイトはテキスト中心なので大きくデータ量が必要なわけではありませんが、ところどころ画像が入ったりするため1GBや2GBでは足りなくなってしまう可能性があります。
ソシャゲでよく遊ぶ
ソーシャルゲームを中心としたスマホゲームでよく遊ぶという人も3GBプランがおすすめです。
ゲームは常にインターネットと接続しているため通信量が多いと思われがちですが、1回でやりとりするデータ量は意外と少ないです。
というのも、大きなデータはすべてアプリとしてインストールされており、プレイ中の通信量は必要最低限に設定されているためです。
とはいえ、常に通信していることは事実なので1GBプランよりも3GBプランがおすすめです。
通信制限にかかってしまいがちな人は5GB以上の大容量プランがおすすめ
- 写真・動画SNSアプリをよく使う
- 動画サービスをよく使う
ドコモやauで利用しているスマホで頻繁に通信制限にかかる人は5GB以上のプランがおすすめです。
また、現在通信制限にはかからなくとも毎日数時間以上スマホを利用するという人も注意が必要です。
InstagramやTikTokなどの写真・動画アプリをよく使う
写真や動画は非常に容量の大きなファイルなのでやり取りするために大きなデータ量を必要とします。自分で写真を撮り自分のスマホで楽しむ分にはデータ量は必要ありません。
しかし、実際は撮影した写真をLINEで友達に送ったりInstagramに投稿して楽しむ人がほとんどです。Instagramへの投稿はもちろん写真の閲覧も1枚1枚読み込みを必要とするため意外と多くのデータ量を消費します。
YouTubeやNetFlixといった動画サービスを楽しむ人
格安スマホでももちろん動画サービスも楽しめます。しかし、動画はスマホの中で最もデータ量を必要とするサービスです。格安スマホで動画をたくさん見たいという人は高速データ容量無制限のプランを利用することをおすすめします。
格安スマホにかけ放題や通話無料サービスはあるのか
現在auやドコモでスマホを契約している方はかけ放題サービスへ加入してる場合がほとんどです。
大手キャリアのかけ放題には2パターンあり、10分以内のかけ放題もしくは完全かけ放題のいずれかです。
au、ドコモ、ソフトバンクでプラン名は異なっていますが、プランの内容はすべて同じです。
また、大手キャリアにはガラケーであっても家族間の通話が無料になるサービスやソフトバンク同士の通話無料といったサービスが充実しています。
格安スマホの通話サービスはまだまだ発展途上
格安スマホはインターネット関連の料金は非常に安いうえ、最近では音声通話のサービスに関してのサービスも随分と整いました。
2018年12月現在、IIJmioのみ家族通話無料(1回30分まで)のサービスを取り扱っています。
一方で、同一キャリア無料のサービスを打ち出している事業者はまだありません。
しかし、最近では「10分以内のかけ放題」を提供する事業者が増えています。格安スマホでは、月額850円前後で10分以内かけ放題というのが相場になっています。
また、ワイモバイルとQTモバイルでは完全かけ放題の提供も始まりました。
ワイモバイルが月額1,000円、QTモバイルが月額2,500円ほどでかけ放題になります。
格安スマホのかけ放題を検討するのであれば10分以内かけ放題プランを利用するのがおすすめです。
格安スマホの通話料金はどれくらいかかる?
格安スマホの通話料金は基本的に、大手キャリア同様通話した分だけ請求されます。
最近では通話料を安くするかけ放題や通話定額サービスも充実してきています。
料金は30秒あたり20円が相場で格安スマホ事業者が提供している専用アプリを利用すれば半額の30秒あたり10円で電話することができるようになります。
専用アプリを通して発信すればナンバープレフィックスという各社の独自回線を利用しての発信になるため通話料が安く抑えられます。
独自回線とはいえ電話回線に違いはないので音質の劣化やトラブルはありません。
30秒あたり20円だと1か月に1時間通話すれば2,400円になり大手キャリアのかけ放題とそう変わらない金額になります。
半額アプリを利用した場合は2時間で大手キャリアのかけ放題並みの金額です。
格安スマホでも通話をたくさん利用したいという人はかけ放題プランや通話料金がさらに安くなる通話パックを提供している会社との契約がおすすめです。
通話パックを提供している格安スマホは以下の通りです。
- BIGLOBEモバイル(60分/90分)
- mineo(マイネオ)(30分/60分)
- U-mobile(60分)
格安スマホを使えばほとんどの人が携帯料金を安くできる!
格安スマホを使えば、ほとんどの人は月額料金を安くできます。
デメリットを考慮しても、格安スマホにはそれ以上のメリットがあると思います。
特にスマホをあまり使わない人は、大手キャリアに対して高い料金を支払うことで大きく損をしているといえます。
スマホをほとんど使っていないのに7,000円以上スマホ代がかかっているという人は
使い勝手は変わらずに料金だけが半額になる人も多いでしょう。
データSIMなら料金が安く最低利用期間もないので、キャリアを解約する前にSIMカードだけ購入して試しに使ってみるのも良いですね。
すまっぴーでは、わからない点については電話サポートも行っています。自分におすすめの会社やどれだけ料金を安くできるのかをしっかり相談させていただきます。
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