【UQモバイル専売!】OPPO R17 Neoの実機レビュー!"買い"か"否"か
最終更新日:2018年11月22日に「UQモバイルの専売」で発売された「OPPO R17 Neo」を実際に1週間使用した「実機レビュー」をしています。日本初の「インスクリーン指紋認証」や美しいグラデーションのデザインが特徴です。カメラやCPU、価格など総合的に見ても非常に優秀なスマホです。日本国内ではUQモバイルのみの販売となるため、これを気にUQモバイルに乗り換えましょう。
OPPO R17 NeoはUQモバイルから2018年11月22日に発売!!
画面サイズ | 6.4インチ |
---|---|
ストレージ | 128GB |
メモリ | 4GB |
OS | Color OS 5.2 (android 8.1ベース) |
カラー |
中国のスマホメーカーOPPOから「R17 Neo」がUQモバイル専売で2018年11月22日に販売開始されました。
コンセプトは「Touch the Future」。そのコンセプト通り近未来的な技術を組み込んでいます。
すまっぴーでは早速実機を入手したので1週間使ってみた「実機レビュー」をしていきたいと思います。
OPPO R17 Neoは一言でいうと【使いやすいけど大きい】
まず、OPPO R17 Neoを1週間使用してみて感じたことは、非常に使いやすいということです。
というのも、OPPOのスマホはAndroid OSをベースにした「ColorOS」というOSを搭載しています。
この「ColorOS」を今回筆者は初めて使いましたが、なんともまあ使いやすいですね。
OPPO R17 Neoのおすすめポイントは以下の4点です。
- 6.4インチの大画面が見やすい
- インスクリーンの指紋認証で近未来的
- OPPO独自のColorOSが使いやすい
- カメラは価格の割りに良い
逆にOPPOのマイナスポイントは以下の5点です。
- 筐体が大きすぎる
- ゲームのグラフィックは粗い
- 指紋認証が若干遅い
- フロントカメラは非現実的
- microUSB
では早速レビュー行ってみましょう!
OPPO R17 Neo開封【外箱・付属品は?】
シンプルな外箱ですが、細かく曲線が入っています。
ぱかっ…おや、本体がない…
やっと本体が出てきました。
本体以外に中に入っているのは左から、
- クリアケース
- クイックガイド
- 重要情報ガイド
- イヤホン
- microUSBケーブル
- 充電アダプター
充電アダプターは5V/2Aまで対応しています。
クリアケースが入っていた入れ物にSIMピンも入っていました。
では本体を見てみましょう。
OPPO R17 Neoの外観【デザイン・サイズ感・重さは?】
おお、カッコいいですね。背面のグラデーションは流行っているのでしょうか。最近多いですよね。付属の保護フィルムは最初から貼ってあるようです。
手で持つとこんな感じです。ディスプレイサイズの割りには手にフィットします。また、付属のケースが滑りにくいのも良いです。
カメラはデュアルレンズですね。それよりも背面の光沢がカッコいい。ただ、指紋はつきやすそうですね。
左側面にはSIMトレイと、音量調整ボタンがついています。
右側面には電源ボタンがついているだけです。
R17 Neoの上部と下部は色が全く違うのが見てわかります。下部にはマイクと充電端子、スピーカーが搭載されています。気づいた方もいるかもしれませんが、R17 NeoはmicroUSBなのです。2018年末に発売するのにmicroUSB…将来的なことを考えるとUSB Type-Cは搭載してほしかったですね。
また、スピーカーは下部のみでモノラルです。高性能スマホと比べると聞き劣ります。
おもしろいのは、イヤホンを利用した際のリアルサウンド。ゲーム実況等を見ているとまるで部屋で録音している感が出て良いです。だだ、慣れるまでは違和感がすごかったです。
ちなみに公称は156gですが、カバー付きで量ったところ179gとなりました。意外とカバーが重いのかもしれません。
手元にあったHUAWEI P20 liteと比べてみても存在感がものすごいです。ディスプレイは6.4インチと非常に大きいので本体の大きさもうなずけます。ただ、使用していて大きさで困ることが多々ありました。
たとえば、電車内で出す際に大きすぎて慣れるまで少し恥ずかしく感じました。また、後ろポケットなどからははみ出してしまうため、ポケットに入れて持ち歩いていると心許ない感じがしました。
YouTubeの動画を見るとより分かりやすいです。使っていて感じたのはディスプレイが大きいので、スマホで動画を見てもあまり疲れないという点です。
ノッチもほかのメーカーとは一味違い水滴型なので、全画面でもジャマならない作りになっています。さすがはOPPOですね。いつも斜め右上にいっています。
画面が大きいため、WEBサイトも非常に見やすいです。
OPPO R17 Neoのカメラは3万円台とは思えないクオリティ
OPPO R17 Neoにはデュアルレンズが搭載されています。
画素数は以下の通りです。
- メインカメラ:1600万画素+200万画素
- フロントカメラ:2500万画素
メインカメラはまずまず
メインカメラは1600万画素とは思えない程きれいに撮影できます。
画像はR17 Neo(1600万画素+200万画素)とiPhone 8(1200万画素)の比較です。
iPhoneの方が色が明るく、R17 Neoの方が若干鮮明です。正直に言います、あまり変わりません。
とはいえ、iPhone 8は今でも7万円程もする高価な端末です。それに比べOPPO R17 Neoは3万円台で購入できるため、お買い得なのは間違いありませんね。
画角や画質は置いておいても、AQUOS sense 2の方が光を良く取り込みきれいに撮影しています。
フロントカメラはなんだか嘘っぽく映る
恥ずかしいので自撮り写真は見せませんが、フロントカメラの画素数は非常に高くキレイに撮影できます。ただ、美肌効果のような加工が施されているため、個人的には作り物のようで好きではありません。
それでも、フロントカメラは様々な方法で撮影できるため、自撮り好きにはたまらないでしょう。
- パノラマ撮影
- ステッカー(SNOWのような機能)撮影
- 動画撮影
- タイムラプス撮影
また、撮影前に11種類のフィルターを選択できるため、撮影後に編集する手間も省けますね。
OPPO R17 Neoのベンチスコア【CPU・メモリ・ストレージ・バッテリーは?】
トータルスコア | CPU | GPU | UX | MEM |
---|---|---|---|---|
130669 | 59828 | 27538 | 35603 | 7700 |
トータルスコアが13万台。別段すごいわけではありませんが、3万円台でミドルスペックにしてはそこそこといったところです。
GPUのスコアがHUAWEI nova 3のおよそ3分の1程度です。後述しますが、確かに3Dゲームのグラフィックは粗く、稀にカクツクことがあったのはこれが理由でしょう。
メモリとストレージは大容量で十二分
メモリが4GBで、ストレージが128GBなので、普段使いではまったく問題ないレベルです。むしろ人によっては、若干オーバースペックな気もします。
3Dゲームは問題なくプレイできる?
結論からいうと、「できることはできる」です。
要するに、プレイ自体は普通にできますがグラフィックに難ありということです。
試しに、「PUBG Mobile」をインストールしてプレイしてみました。
グラフィックの粗さが目立ちます。
「PUBG Mobile」側でグラフィックを「標準画質」に設定されましたが、まれにカクツクことがあったのでカクツキ等が気になる方は画質を落としてプレイすることをおすすめします。
バッテリーの持ちは?
OPPO R17 Neoは3,600mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
画面の明るさをオートにして1日中いじっても結構電池残量は残っていました。
通知のLEDがないのも電池持ちが良い原因の一つでしょう。
ただし有機ELディスプレイなので、画面の明るさを最大にすると電力の消費が著しく早くなりました。
OPPO R17 Neoの良さは機能にあり【新機能・独自機能は?】
外観や基本的な性能はわかっていただけたと思いますが、R17 Neoは性能云々より機能性が魅力的です。
特に、イン・スクリーン指紋認証とColorOS 5.2が実際に触っていて非常に便利だと感じました。
近未来的機能「イン・スクリーン指紋認証」
その名の通り、スクリーンの内側に指紋認証のセンサーが内蔵されています。そのため、筐体にセンサー部分が無く近未来的な機能かつスタイリッシュなデザインを実現しています。多分ですが、この部分が「ネオ」なのでしょう。
写真左の指紋が描かれている部分に、登録した指をタッチすると写真右のようにセンサーが反応する仕組みです。
ちなみに、インスクリーン指紋認証機能を国内で正規販売されているスマホで初めて搭載されたのがこのOPPO R17 Neoです。
2018年現在では、OPPO R17 Neoのほかに2018年11月下旬に発売された「HUAWEI Mate 20 Pro」にも搭載されています。
しかしながら、インスクリーン指紋認証は最先端技術であるため、まだまだ発展途上というのが正直な意見です。別途指紋認証センサーを搭載しているスマホの指紋認証速度には匹敵せず、精度もイマイチだと感じました。
OPPO R17 Neoのインスクリーン指紋認証!
— 格安スマホ比較すまっぴー (@smappy_jp) 2018年12月26日
近未来的ですが、認証速度はどうでしょうか。#OPPO #R17Neo #格安スマホ #格安SIM #MVNO pic.twitter.com/ClQtyJu5Fd
顔認証との組み合わせでストレスフリー!
OPPO R17 Neoはインスクリーン指紋認証ばかりフィーチャーされますが、顔認証機能もあります。
むしろ顔認証のスピードの方が速いため、指紋認証機能がおまけに感じるほどです。
精度としては、口を隠す程度であれば認証してくれます。また、目を閉じてると認証しない設定に変更することができます。
しかし、マスクなどで鼻まで隠れていたりすると認証されません。花粉症の時期などは少々面倒そうです。
Androidベースの「ColorOS 5.2」のUIはすばらしい
筆者がOPPOの端末を利用するのは今回が初めてですが、OPPOの端末にはAndroidのOSをベースにした「ColorOS」という独自のOSが搭載されています。
これがなんともまあ使いやすい。
サイドバーは必要な情報にまとめてすっきり
OPPO R17 NeoにはUQモバイルのアプリが標準搭載されています。また、OPPO R17 Neoは広告ブロック付きのブラウザ「Opera」が標準搭載されています。
ホーム画面から左にスライドさせるとサイドバーを有効化でき、有効化すると画像右のようなサイドバーが出てくるようになります。サイドバー内のカードは増やしたり、減らしたりすることができます。
さらに、マルチタスクボタンで開いたアプリ一覧を見ることができ、そこで不要なアプリを一括で閉じたりできるのですが、OPPO R17 Neoでは閉じたくないアプリをロックして一括削除から除外することができます。
もちろん画面分割にも対応しています。画面が大きいため分割してもある程度見やすいです。
スマートアシストが便利過ぎる
OPPO R17 Neo搭載のColorOSで使えるスマートアシストが非常に便利だと感じました。おそらくこういった機能はOPPOの前作にも搭載していると思います。
しかしOPPO自体、正式に国内SIMフリースマホ市場に参入してきたのが2018年上旬であるため、実際にColorOSに触れるのは初めてという方が多いでしょう(実際に使用するのは筆者も初めてでした)。
具体的には、
- ナビゲーションキー
- スマートサイドバー
- ジェスチャーとモーション
以上の3つのアシスト機能が便利でした。
OPPO R17 Neoでは初期状態ではナビゲーションキーの配列が通常のAndroidとは逆の配列になっているため、一瞬使いにくいと感じる方が多いと思いますが、設定で変えられるので安心して下さい。
iPhoneから乗り換えた人でもナビゲーションキーをiPhone X風に変更することができるため困ることなく使い始められます。
画面の端に薄く白い線があり、その白い線を画面中央にスライドさせるとショートカットキーのポップアップが出てきます。
スマートサイドバーを利用するとスクリーンショットで両手を利用する必要がなくなったり、カメラをすぐに起動できるなど日常使いに役に立ちます。
3本指で画面を2分割にする機能や持ち上げると画面をオンにする機能など、便利な機能があります。ジェスチャーの数はHUAWEI nova 3には及びませんね。
ColorOSで唯一使いづらいと感じた通知削除
OPPO R17 Neoの通知を消す際に、一括削除であれば問題ありませんが一つずつ消す際は1度スワイプしてさらに「ごみ箱マーク」タップする必要があります。
これだけは1週間使用しても慣れませんでした。
【まとめ】OPPO R17 Neoは良機ですが将来性は…
有機ELディスプレイの大画面で、3万円台とは思えないカメラ性能やメモリ/ストレージ容量なので、非常にお買い得な製品です。
ただ、いまだに充電ポートがmicroUSBである点を加味すると将来性には少々欠けている気がします。
UQモバイルの契約期間の2年間程利用する予定の人であれば高コスパで非常に優秀な良機です。
UQモバイルの申し込みを検討している方や、すでに契約中の方で機種変更を検討している方はぜひOPPO R17 Neoを購入して、近未来を手にしましょう!
Touch the Future!!
画面サイズ | 6.4インチ |
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ストレージ | 128GB |
メモリ | 4GB |
OS | Color OS 5.2 (android 8.1ベース) |
カラー |
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キャンペーン内容 | キャンペーン開催期間 |
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SIMフリースマホ歴6年でPCやスマホなどのデバイス好き。国内向けに販売されていない端末にも割と詳しく、2011年から脱キャリアしたので絶賛キャリアフリー生活推奨中。「新しいものはとりあえず触ってみる」がモットーです。