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【楽天モバイル専売】AQUOS sense3 liteレビュー!1週間利用して思ったこと

最終更新日:
【楽天モバイル専売】AQUOS sense3 liteレビュー!1週間利用して思ったこと

楽天モバイル専売のAQUOS sense3 liteをレビューしています。AQUOS sense3 liteは一言で「使いやすいし機能性もある」という印象です。iPhoneなどのハイスペックなスマホと比べてしまうと、性能は間違いなくおとりますが、日常使いでは役立つ機能が多いという印象です。いい意味でも悪い意味でも「AQUOSっぽい」スマホだなあといったところです。歴代のsenseシリーズでは間違いなく一番良いシリーズとなっています。

楽天モバイルでAQUOS sense3 liteが発売されたので、早速使ってみました。

どうもこんにちは、すまっぴーのデバイスマニア、「Tしろ」です。

2018年から2019年上半期にかけてかなり人気だった「AQUOS sense2」の後継モデル「AQUOS sense3 lite」が2019年10月1日に楽天モバイル専売で発売しました

カメラがデュアルになっただけ(?)のAQUOS sense3が大手キャリアやサブブランドから発売することも決定しています。また、plusを冠したモデルも発売するとのことで、SHARPの勢いは止まりません。

senseシリーズは位置づけ的にはエントリー向けモデルですが、今回は一味違いました。ではどんな端末かというと・・・

AQUOS sense3 liteのおすすめポイント!

  • 5.5インチで昨今ではコンパクトなサイズ感
  • Snapdragonも600番台で従来モデルよりよい操作感
  • 6万円台の同社製AQUOS R2 Compactよりも圧倒的に発色の良いカメラ
  • 指紋認証の速度もかなり速くなった
  • 大容量バッテリーで電池切れの心配なし
  • 画面がかなりキレイ
  • おサイフケータイ®や防水に対応
  • 楽天・ドコモ・au・ソフトバンク回線全てに対応

AQUOS sense3 liteのイマイチなポイント

  • カメラの見た目がデュアルっぽいけどデュアルじゃない
  • 顔認証が起動するまでのラグが長い
  • 筐体がアルミ製なので高級感はあまりない(iPhone 7っぽい)
  • ハイエンドモデルと比べてしまうと性能は劣る

そんなAQUOS sense3 liteを一週間使ってみました。

AQUOS sense3 liteを開封!

sense3 liteは使いやすい【操作感・持ちやすさ・見た目・ディスプレイ】

高さ147mm、幅70mmなので普段利用しているAQUOS R2 Compactと比べてしまうと大きく感じますが、最近のHUAWEI製のスマホやASUS製のスマホと比べると、わりかしコンパクトかと感じます。

操作してみた感じ、使いにくいなと思うことはありませんでした。ただ、ジーンズの後ろポケットに入れて持ち運ぶと少しだけはみ出てしまうのが、終始気になりました。

2万円台のスマホではありますが、安っぽさはなく、持ち歩いていて恥ずかしいということはありませんでした。変にノッチ(切り欠き)もないので、良い感じです。

大きさの割にディスプレイが小さいかなと思います。最近のスマホは筐体の肥大化が進み、同時にディスプレイの画面占有率も上がっているのですが、AQUOS sense3 liteの前面は上下にベゼルがあるタイプです。

また、ディスプレイが非常に鮮明で美しいと感じました。同じSHARPのAQUOS R2 Compactと同じ解像度ですがsense3 liteのほうがかなりキレイに見える気がします(新しいからそう思うだけ?)。

sense3 liteのカメラは色合いが絶妙【リアカメラ・フロントカメラ】

これはデュアルレンズに見えますが、シングルレンズです。

AQUOSシリーズのカメラはあまり評価が良くありません・・・。

しかし、今回のAQUOS sense3 liteには驚きました。

今回はAQUOS senseシリーズが得意な「4:3」のアスペクト比、「AI AOUTオン」で撮影しています。

対物撮影

屋内で撮影しました。解像度そのものはどちらもそれほど差はありませんが、赤の色合いはsense3 liteのほうが鮮やかに写っています。机の色もよりリアルに近い色合いでSIMフリー版AQUOSシリーズではかなりレベルを上げてきたなと思います。通常モードですが背景もしっかりボケています。

屋外で撮影しました。こちらもピンク色がsense3 liteのほうが鮮やかに写っているのがわかります。暗所や緑色は同じように見えます。

これだけのクオリティで撮影できるなら、フラッグシップモデルを買わなくてもいいかな・・・笑

料理撮影

料理の写真の色もかなり忠実に再現されています。ただ、これに関してはR2 Compactのほうが明るく写っています。

夜景撮影

夜のビルの写真はかなり明るく写っていますが、ビルに明るさを合わせているため、下にある駅の光が白飛びしてしまっています。この写真を見るとわかりますが、sense3 liteは赤っぽく、R2 Compactは青っぽい色合いに偏っていますね。

最近のiPhoneやPixel 3などで撮影すると白飛びすることなく撮影できるので、価格の差が垣間見えました。

風景撮影

どっちもほとんど同じです。ただ、やはりsense3 liteのほうが赤っぽく写っています。

動画撮影

AQUOS sense3 liteのビデオは4Kのサイズまで撮影することができます。ただし、最大30pなので素早い動きの撮影には不向きかと思います。

AIライブストーリーでAIが自動的に動画を編集してショートムービーを自動生成してくれるはSNSユーザーにはかなり重宝されるかもしれません。

フロントカメラ

AQUOS sense3 liteのインカメラは800万画素と平凡ですが、実際に撮影してみると肌がキレイに見えます。 自撮りは載せられませんが、自分の肌よりは明らかにキレイに見えました。笑

sense3 liteはゲームも従来モデルより快適【パフォーマンス・ベンチマーク】

今回インストールして実際にプレイしたのは、最近リリースされた「Call of Duty MOBILE」。

初期設定では「グラフィック:低」、「フレームレート:標準」に設定されていて、グラフィックは「高」と「最高」が選べず、フレームレートは「最高」を選ぶことができません。

グラフィックを標準にあげてもとくにカクつくことはありませんでしたが、念の為初期設定のままプレイすることをおすすめします。

2万円台でも驚きのベンチマークスコア

開封動画でもベンチマークスコアの発表はしています。

計測結果は…

トータルスコア「88286」です。2万円台のスマホとしてはかなり優秀な結果ではないでしょうか。

4万円台のXperia Aceよりもコスパは良い感じですね。

sense3 liteのバッテリー性能は?【バッテリーの持ち・発熱】

バッテリーは4,000mAhとかなり大容量。実際に使用していても、電池の減り具合はかなり遅いです。

とはいえそれほど性能の高くないSoCなので、さすがに高負荷のゲームをプレイしていると電池はそれなりに減ります。

ただ、近年のAQUOS製品は排熱処理能力がかなり進化しているようで、sense3 liteでCall of Duty MOBILEを連続で3,4プレイしている最中もほんのり温かくなる程度でそれほどきになりませんでした。

もっと長くプレイすると熱くなるかもしれませんが、あまり長い間ゲームをプレイするのは目に良くないので、気をつけましょうね!

その他【エモパー・指紋認証・顔認証】

パフォーマンスや見た目・カメラ以外にもいくつか紹介します。

防水・防塵性能やおサイフケータイ®については性能が変わっていないので特筆しません。

エモパー Ver10.1

筆者AQUOSの「エモパー」が好きで好きでたまらないのですが、エモパーの最新バージョンを搭載したsense3 liteはこれまでのエモパーよりもさらに良くなっています。

まず、エモパーの「ウィジェット」が利用可能になりました。エモパーのウィジェットでは時計、日にち、天気、エモパーの一言を確認できるので、便利です。

指紋認証

指紋認証センサーの認証速度は従来モデルのAQUOS sense2 SH-M08よりもかなり速くなっていて、同じAQUOSでも上位シリーズのR2 Compact SH-M09よりも速いと感じました。

R2 Compactの指紋認証は指を離すのが早すぎると、指紋を読み取ってくれません。しかし、sense3 liteは指紋認証の速度に定評があるHUAWEI製の端末に負けず劣らずの認証速度なので、ロック解除にストレスを感じることはありません。

また、この指紋認証センサーはAndroid 9以降のOSからかなり便利に感じると思います。

実は、Android 9以降のOSでは【戻る・ホーム・履歴】の3つのボタンのナビゲーションキーが利用できません(メーカーによっては利用できますが少なくてもAQUOSのスマホでは基本的に変更できません)。

sense3 liteでは【戻る・ホーム・履歴】の3つの動作が指紋認証センサーで代用できます(設定の必要あり)。Android 9のナビゲーションキーを自動的に隠す設定にすれば画面をフルに利用することができるので得した気分になります。

ただし、慣れるまでは少し時間がかかります。

顔認証

指紋認証は向上しましたが、顔認証は逆に進歩がありませんでした。

日常生活で顔認証を利用することはほとんどない筆者ですが、sense3 liteの顔認証は遅いと感じました。

HUAWEI製やASUS製のスマホの顔認証は新しい製品の度に驚くほどスピードが上がっており、その速度で解除することを知っていしまうとどうしても「遅い」という印象になってしまいます。

手持ちのAQUOS R2 Compactと比べてもやはり遅いので、日常使いは指紋認証を利用するほうが良いでしょう。

AQUOS sense3 liteのスペック比較

AQUOS sense3 liteと同じ日に楽天モバイルから発売されたSONYのXperia Aceと基本スペックを比べてみました。

AQUOS sense3 liteXperia Ace
参考価格29,000円44,000円
サイズ高さ147mm
幅70mm
厚さ8.9mm
重さ166g
高さ140mm
幅67mm
厚さ9.3mm
重さ155g
カラー・ライトカッパー
・ブラック
・シルバーホワイト
・パープル
・ブラック
・ホワイト
ディスプレイサイズ5.5インチ5.0インチ
解像度1080×2160(FHD+)
OSAndroid™ 9 Pie
SoCSnapdragon 630
メモリ(RAM)4GB
ストレージ(ROM)内蔵:64GB
外部:microSDXC 最大512GB
リアカメラ1,200万画素
フロントカメラ800万画素
バッテリー容量4,000mAh2,700mAh
Bluetoothv5.0
充電ポートUSB Type-C
NFC/FeliCa
イヤホンジャック
防水IPX5/IPX8
防塵IP6X

sense3 liteとXperia Aceはほとんど同じスペックです。もちろんスペックだけでは実際の使い心地は語ることができませんが、価格の差が2万円以上あるので、「Xperiaがいい」や「AQUOSがイヤ」という人でなければAQUOS sense3 liteのほうをおすすめします。

さらなるスペックを求めているならsense3 liteとXperia Aceの間くらいの価格帯であるOPPO Reno A(35,000円程度)を選ぶと良いと思います。

AQUOS sense3 liteはお買い得な国内メーカースマホ

AQUOS sense3 liteは、今回発売されるsense3シリーズではもっとも価格が安い廉価モデルですが、AQUOS sense3とはカメラ以外の違いはほとんどありません。

また、AQUOS sense3は31,000円程度とliteモデルとそれほど変わらないので、お得な気もしますが、ただ、キャリア版はSIMフリーではないのと、キャリアのUIやプリインストールアプリが入っているので、動作の快適さは多少変わってくるでしょう。

なにはともあれ今回のAQUOS sense3 liteをはじめAQUOS sense3シリーズは従来モデルをかなり向上させたモデルなので、これまでAQUOS senseシリーズを利用してきた方や、arrowsシリーズを利用してきた人にはかなりおすすめできます。

費用対効果の大きいHUAWEI製やASUS製、OPPO製のスマホを利用している人には性能の低さを感じてしまうでしょう。

その分おサイフケータイ®や防水機能などの国産に多く搭載される機能や、エモパー・IGZOパネルなどSHARP独自の機能・性能を考慮して、AQUOS sense3 liteを選ぶというのもまた一興なのかなと思います。

個人的にはAQUOSシリーズは好きなので、スマホの利用が少ない人にはおすすめしたいところです。

SHARP AQUOS sense3 lite
SHARP AQUOS sense3 lite
販売価格
32,800円
分割払い時約1,366円×24回
画面サイズ5.5インチ
ストレージ64GB
メモリ4GB
OSAndoroid 9 Pie
カラー

AQUOS sense3 liteを購入できるのは楽天モバイル

今回SHARPから発売した「AQUOS sense3 lite」は2019年10月現在では楽天モバイル専売となっています。

AQUOS sense3 liteがほしい人は楽天モバイルから購入しましょう!

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この記事を書いているのは
(編集:すまっぴー編集部)
すまっぴー編集部

すまっぴー編集部は2015年から格安SIM比較に関するコンテンツの企画、制作、編集しています。毎年15台以上実際に使ってわかったおすすめの格安スマホを紹介します。毎月20枚以上の格安SIMの通信速度計測も行っています。

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