【知っておきたい】J:COMモバイルのメリットデメリット16選!
最終更新日:J:COMモバイルのメリットデメリットに関してここでお話していきます。是非J:COMモバイルの契約を迷ったときは参考にしてくださいね!
株式会社PlusPass すまっぴー事業責任者
複雑な格安スマホの情報をわかりやすくお伝えします。2015年から60台以上の格安スマホに触れてきました。
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J:COMモバイルは格安SIMの中で現在CMなどで知名度が上がってきていますね。
サポート内容や学割が充実していますが、使ってみないとメリットデメリットは分かりにくいですよね。
ここでは格安SIMを紹介して5年のすまっぴー編集部がIIJmioのメリットデメリットを紹介していきます。
ぜひ検討の際に参考にしてみてくださいね。
J:COMモバイルのメリット9選!
まずはJ:COMモバイルのメリット9つを見てみましょう。
- 10GB以上なら速度制限が1Mbpsと速い
- 余ったデータの繰り越しが可能
- 専用アプリなしでかけ放題が使える
- U26割が結構お得
- J:COMのネットやテレビとセットで最大10GB増量
- 通信量を消費せずJ:COMの動画を視聴できる
- 支払方法は2択から選べる
- 訪問サポート等、サポート内容は充実
- 公衆無線LANが無料
10GB以上なら速度制限が1Mbpsと速い
J:COMモバイルのうち、10GBと20GBプランは制限後の速度が1Mbpsと速めです。
- 1/5GBプラン:最大200kbps
- 10/20GBプラン:最大1Mbps
1/5GBプランは一般的な格安SIMと同じ200kbpsに制限されます。200kbpsだとLINEのトークやメールなど、最低限の用途を利用するのがやっとです。動画視聴は低画質でも満足に利用できません。
1MbpsならSNSや動画視聴(標準画質)もスムーズです。データ通信量を使い切っても最低限の使い勝手を維持できます。
余ったデータの繰り越しが可能
J:COMモバイルはデータ繰り越しに対応しています。 余ったデータ通信量は自動的に繰り越されるので、手続きは不要です。
例えば5GBプランを契約していて3GBしか使わなかった場合、余った2GBは自動的に繰り越されます。翌月は5GB+2GB=7GBまでデータ通信が利用可能です。
J:COMモバイルならデータ通信量を使い切れなくても無駄になりません。
専用アプリなしでかけ放題が使える
J:COMモバイルでは専用アプリなしでかけ放題が使えます。 かけ放題は2種類用意されており、通話時間に合わせて選ぶことが可能です。
- 5分かけ放題:月額550円(税込)
- 60分かけ放題:月額1,650円(税込)
どちらもスマホ標準の電話アプリで適用されます。わざわざ専用アプリをインストールする必要がありません。
通常の電話回線を利用するので、通話品質も良好です。
U26割が結構お得
U26割は26歳以下の人がJ:COMモバイルを契約した際に適用される割引サービスです。 U26割が適用されると、6ヶ月間に渡って月額料金が1,078円(税込)割引されます。
データ通信量 | 月額料金(通常) | 月額料金(U26割適用後) |
---|---|---|
1GB | 1,078円(税込) | 対象外 |
5GB | 1,628円(税込) | 550円(税込) |
10GB | 2,178円(税込) | 1,100円(税込) |
20GB | 2,728円(税込) | 1,650円(税込) |
例えば5GBプランは割引込みなら月額550円(税込)で利用可能です。期間が決まっているとは言え、 この料金で5GBのデータ通信を使える格安SIMは他にありません。
さらに、U26割は後述する「ギガ盛」とも併用できます。
J:COMのネットやテレビとセットで最大10GB増量
J:COMモバイルでは2022年2月から「ギガ盛」がスタートします。ギガ盛は他のJ:COMサービス(電力、テレビ、ネット、固定電話)とJ:COMモバイルをセットで利用すると、データ通信量が最大10GB増量するサービスです。
データ通信量(通常) | データ通信量(ギガ盛) |
---|---|
1GB | 5GB |
5GB | 10GB |
10GB | 20GB |
20GB | 30GB |
ギガ盛も申し込みなどの手続きは不要です。条件を満たすと自動で適用されます。適用期間の定めもありません。ギガ盛の条件を満たす限りはデータ通信量がずっと増量されます。
1世帯につき最大5回線まで対象です。家族でJ:COMモバイルを利用すれば、家族全体のデータ通信量がアップします。
U26割との併用も可能です。U26割+ギガ盛なら、10GBのデータ通信を550円(税込)で利用できます。
データ通信量(ギガ盛適用後) | 月額料金(通常) | 月額料金(U26割適用後) |
---|---|---|
5GB | 1,078円(税込) | 対象外 |
10GB | 1,628円(税込) | 550円(税込) |
20GB | 2,178円(税込) | 1,100円(税込) |
30GB | 2,728円(税込) | 1,650円(税込) |
通信量を消費せずJ:COMの動画を視聴できる
J:COMモバイルユーザーは、J:COMが提供している以下のアプリを利用する際にデータ通信量を消費しなくなります。
- J:COMミュージック
- J:COMオンデマンド for J:COM LINK
J:COMオンデマンド for J:COM LINKはJ:COMの番組や動画をスマホで視聴できるアプリです。J:COMモバイルを契約すれば、データ通信量を気にせずいつでもスマホでテレビや動画を視聴できます。
支払方法は2択から選べる
J:COMモバイルはクレジットカードと口座振替、2択の支払い方法から選べます。
一般的な格安SIMの支払い方法はクレジットカードのみです。クレジットカードを持っていない人は申し込みすらできません。
口座振替に対応するJ:COMモバイルなら、クレジットカードを持っていない人でも申し込めます。
訪問サポート等、サポート内容は充実
J:COMモバイルはサポートも充実しています。
新規契約時には無料で初期設定サポートを受けられます。 端末の基本設定や回線切替などを遠隔操作でサポートしてくれるので、スムーズに乗り換え可能です。
月額550円(税込)の「おまかせサポート」に加入すれば、訪問サポートも利用できます。スマホに詳しくない人でも安心ですね。
公衆無線LANが無料
J:COMモバイルユーザーは限定オプション「ギガぞう for J:COM MOBILE」を利用できます。
ギガぞうは全国約10万ヶ所で利用できる公衆無線LANサービスです。本来なら月額料金がかかります。
J:COMモバイルユーザー向けの専用プランは月額料金が無料です。さらに、最大5台で利用できる「スタンダードプラン」も通常の月額500円(税込)から月額385円(税込)に割引されます。
公衆無線LANオプション自体は他の格安SIMにもありますが、 他社では有料オプションとして提供されるのが一般的です。 無料で公衆無線LANを使えるJ:COMモバイルは貴重ですね。
J:COMモバイルのデメリット6選!
続いてはJ:COMモバイルのデメリットをチェックします。
- J:COMモバイルの通信エリアは少し狭い
- 最新のiPhoneは販売されていない
- 店舗が全国に少なく不便
- ドコモ回線だと機能が限られる
- U26割はお得だが半年しか続かない
- 購入できる端末が少ない
J:COMモバイルの通信エリアは少し狭い
J:COMモバイルは他の格安SIMと比べると通信エリアがやや狭いのもデメリットです。
J:COMモバイルのメインプランはau回線を利用します。ドコモ回線・ソフトバンク回線には対応していません。
都市部で使う分には問題ありませんが、山間部や地方だとau回線が利用できないこともあります。
J:COMモバイルの対応エリアはauと全く同じなので、auの公式サイトから確認が可能です。都市部以外に住んでいる場合は、あらかじめ対応エリアをチェックしておきましょう。
最新のiPhoneは販売されていない
J:COMモバイルでは最新iPhoneの取り扱いはありません。
2021年12月時点ではiPhone 12/12 miniやiPhone SE(第2世代)など、型落ちモデルを中心に取り扱っています。
最新モデルであるiPhone 13シリーズの取り扱いはありません。J:COMモバイルでiPhone 13シリーズを使いたい場合はAppleストアやネット通販で単体購入してください。
店舗が全国に少なく不便
J:COMモバイルは店舗を設けている珍しい格安SIMですが、 店舗数は45店舗しかありません。 大手キャリアはもちろん、UQモバイルやY!mobileなど店舗がある他の格安SIMと比べても少なめです。
しかも店舗の所在地は以下の9都府県に偏っています。
地方 | 都道府県名 |
---|---|
東北 | 宮城県 |
関東 | 埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県 |
関西 | 大阪府、兵庫県 |
九州 | 福岡県、熊本県 |
北海道や東北地方(宮城県以外)、中国四国地方に住んでいる人はショップへ行きにくいでしょう。
ドコモ回線だと機能が限られる
J:COMモバイルにはau回線だけでなくドコモ回線のDプランもありますが、 au回線のメインプランと比べると機能が限られています。
- 提供エリアはJ:COM TV・J:COM NET提供サービスエリア内のみ
- 5G非対応
- 端末セットなし
- オンラインで申し込み不可
J:COM TV・J:COM NET提供サービスエリア内でしか提供されていません。契約出来れば全国各地で使えますが、申し込める人は限られています。
また、申し込めるのはショップかカスタマーセンターのみです。オンラインからは申し込めません。
au回線のメインプランと違い月額料金も改定されていないようです。ハッキリ言って、今からJ:COMモバイルのドコモ回線を契約するメリットはありません。
U26割はお得だが半年しか続かない
26歳以下向けのU26割はお得ですが、 割引は半年しか続きません。7ヶ月目からは通常料金に戻ります。
J:COMモバイルの月額料金は格安SIMの中でも特別安くはありません。例えば5GBプランの場合、他社は1,000~1,200円(税込)で利用できるのに対してJ:COMモバイルは1,628円(税込)です。
格安SIM | 5GBの月額料金(安い順) |
---|---|
nuroモバイル | 990円(税込) |
y.u mobile | 1,070円(税込) |
H.I.Sモバイル | 1,190円(税込) |
LinksMate | 1,210円(税込) |
イオンモバイル | 1,298円(税込) |
mineo | 1,518円(税込) |
LIBMO | 1,518円(税込) |
J:COMモバイル | 1,628円(税込) |
U26割やギガ盛を使えない場合は他社のほうがお得です。
購入できる端末が少ない
J:COMモバイルは購入できる端末の種類が少ないのもデメリットです。
*とくに少ないのがAndroidで、取り扱っているのは少し古めのエントリーもしくはミドルスペックのスマホ中心です。
最新モデルやハイスペックスマホの取り扱いはないため、スペックを重視する人には向きません。
J:COMモバイルが向いている人向いていない人
- J:COMのテレビやネットを契約している人
- 26歳以下の人
- クレジットカードを持っていない人
- 訪問サポートを利用したい人
- 公衆無線LANオプションを利用したい人
J:COMモバイルはどんなひとにおすすめですか?
J:COMモバイルは【26歳以下の人】や【J:COMのテレビやネットを契約している人】におすすめです。
26歳以下はU26割により、月額料金が割引されます。割引は半年間限定ですが、適用されている間は他の格安SIMよりもお得です。
それと「J:COMオンデマンド for J:COM LINK」がデータ通信量を消費しなくなるので、外出先でJ:COMのテレビや動画を見たい人にもピッタリと言えます。
- 通信速度を重視する人
- J:COMのサービスを利用していない人
- 店舗でサポートを受けたい人
- 端末セットを契約したい人
反対にJ:COMモバイルがおすすめでない人は?
反対に【通信速度を重視する人】や【J:COMのサービスを利用していない人】には向きません。
J:COMモバイルの通信速度は特別遅くはありませんが、速くもありません。速度を重視する人には不向きです。
月額料金も、相次ぐ料金改定で他社に追い抜かれてしまいました。J:COMの他サービスを使っていない場合は他社より割高です。
J:COMモバイルで現在行われているキャンペーン
J:COM MOBILE スタート割
- J:COM MOBILE Aプラン ST(音声+データ)に新規申し込みまたはプラン変更された方
新規で「J:COM MOBILE Aプラン ST(音声+データ)」の新規申し込みまたはプラン移行で、月額料金が12ヶ月間割引されます。
対象のプランは10GB・20GBプランで、割引金額はそれぞれ以下の通りです。
プラン | 割引金額 |
---|---|
10GB | 440円×12ヶ月 |
20GB | 550円×12ヶ月 |
【WEB申込限定】J:COM MOBILE 契約事務手数料無料キャンペーン
- WEBから「J:COM MOBILE Aプラン ST(音声+データ)」に申し込んだ方
キャンペーン期間中に「J:COM MOBILE Aプラン ST(音声+データ)」もしくに申し込んだ方は、通常3,300円の初期費用が無料になります。
割引が適用されるのは1世帯につき5回線までです。
ドコモ回線の方、機種変更の方は割引適用の対象外です。
J:COMモバイルメリットデメリット、まとめ
J:COMモバイルはJ:COMのネットやテレビを使っているかどうかでお得度が変わる格安SIMです。
J:COMのネットやテレビを利用している場合、2022年2月より「ギガ盛」を利用できます。
料金そのままでデータ通信量が大幅にアップするため、結果的に他社よりお得です。U26割と組み合わせればより安くなります。
反対にギガ盛やU26割を利用できない場合、月額料金はそこまで安くありません。J:COMのサービスを利用していないなら、あえてJ:COMモバイルを利用するメリットは薄いでしょう。
(編集:すまっぴー編集部)
すまっぴー編集部は2015年から格安SIM比較に関するコンテンツの企画、制作、編集しています。毎年15台以上実際に使ってわかったおすすめの格安スマホを紹介します。毎月20枚以上の格安SIMの通信速度計測も行っています。