LINEMO(ラインモ)とワイモバイルの違いを徹底比較!
最終更新日:ソフトバンクのサブブランドである「LINEMO(ラインモ)」と「Ymobile(ワイモバイル)」をプラン内容、通信速度、サポート体制、オプションサービスの面で比較します。単純に料金面だけでみればLINEMOの方が安いのですが、家族割引や光割引を利用した場合はワイモバイルの方が安くなる場合があります。また、オプションやサポートについてはワイモバイルの方が優れています。
LINEMOとワイモバイルは同じソフトバンクのサブブランドです。
現在ソフトバンクを契約している方やそうでない方も、LINEMOとワイモバイルでどちらを契約しようか迷っている方は多いはずです。
この記事ではLINEMOとワイモバイルを比較を行います。それぞれのメリットとデメリットを理解した上で自分に合ったプランを選びましょう。
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プランを比較!料金面だけでみればLINEMOの優勢
項目 | LINEMO | ワイモバイル |
---|---|---|
プラン | 20GB:2,728円 | 3GB:2,178円 10GB:3,278円 25GB:4,158円 |
かけ放題 | 5分かけ放題:550円 無制限かけ放題:1,650円 | 5分かけ放題:770円 無制限かけ放題:1,870円 |
低速速度 | 1Mbps | シンプルS:300kbps シンプルM・L:1Mbps |
単純にギガ単位で月額料金で比較するのであればLINEMOの方が安いです。
メインとなっているプランの料金だけを比較すると、ワイモバイルのシンプルM(15GB)よりもLINEMOの方が安くなっています。
また、低速時の通信速度もLINEMOが同等以上となっており、かけ放題を比較してもLINEMOの方が安くなっています。
データ関連はほぼ同等
項目 | LINEMO | ワイモバイル |
---|---|---|
翌月へのデータ繰越 | 不可 | 不可 |
高速⇔低速切り替え | 不可 | 不可 |
LINEカウントフリー | 対応 | 非対応 |
LINEMO、ワイモバイル共にデータ繰り越しや低速切り替えに対応していません。
LINEMOはLINE関連のサービスがカウントフリーになりますが、ワイモバイルにはカウントフリーのサービスがありません。
ただし、LINEの消費するデータ量は一般的な使い方であればそれほど多くないので、データ関連であればワイモバイルとLINEMOはほぼ互角であるといえます。
契約関係について比較!ワイモバイルは12歳から契約可能
- LINEMO:18歳以上の個人が契約可能(18歳未満は利用者登録で利用可)
- ワイモバイル:12歳以上の個人または法人が契約可能
LINEMOの場合は18歳未満の方は親権者名義で契約を行う必要があります。利用者登録では利用者(18歳未満の方)の名前で登録を行います。
ワイモバイルは店舗契約であれば12歳以上から名義人として契約可能です。
セット購入するのであればワイモバイル
LINEMOでは端末のセット販売を行っていません。
一方、ワイモバイルではiPhone12などのセット販売を行っています。
ワイモバイルは口座振替対応
項目 | LINEMO | ワイモバイル |
---|---|---|
口座振替 | 準備中 | 対応 |
クレジットカード | 対応 | 対応 |
LINEMOでは現状支払い方法がクレジットカードのみです。口座振替は順次対応予定と発表されています。
ワイモバイルはクレジットカードと口座振替に対応しています。
契約事務手数料は基本的に0円
項目 | LINEMO | ワイモバイル |
---|---|---|
契約事務手数料 | 0円 | 店舗:3,000円 WEB:0円 |
契約解除料 | 0円 | 0円 |
MNP転出手数料 | 0円 | 0円 |
LINEMOの契約事務手数料は0円です。
ワイモバイルは店舗契約の場合3,000円の契約事務手数料が発生します。
解約手数料及びMNP転出手数料は両社共にも0円です。
ワイモバイルには家族割や光割あり
- LINEMO:割引サービスなし
- ワイモバイル:家族割引サービス、お家割光セット
ワイモバイルは家族割引サービスや光割引などの割引サービスを適用可能です。
LINEMOには回線契約に紐づく割引サービスがないので、家族での利用や光とセットで利用する場合などはワイモバイルの方が月額料金が安くなる場合もあります。
たとえば、夫婦でワイモバイルのシンプルMを契約した場合とLINEMOをそれぞれ契約した場合を比較してみましょう。
- LINEMO:2,728円×2人= 5,456円
- ワイモバイル(シンプルM):3,278円 + 2,090円 = 5,368円
ワイモバイルは家族割引サービスで2回線目以降の料金が1,188円割引を受けられるため、この場合はワイモバイルの方が安く利用できます。
シンプルMではなくシンプルSであれば、以下のように差がより顕著に表れます。
- LINEMO:2,728円×2人= 5,456円
- ワイモバイル(シンプルS):3,278円 + 2,090円 = 5,368円
LINEMOが「20GB」の1プランしか選べないのに対してワイモバイルでは3GB・10GB・25GBの3プランが選べる点や家族割や光割を適用できるという点でワイモバイルはプランの柔軟性があるといえます。
通信速度で比較!両社とも十分な速さ
ワイモバイルとLINEMOの通信速度は大体同じくらいで、どちらも十分に速い速度が出ており、時間帯を訪わず快適に利用できます。
サポート体制について比較!ワイモバイルはサポート充実
サポート体制についてはワイモバイルの方が圧倒的に優れています。
LINEMOについてはオンライン限定のサービスとなっており、店舗での契約やサポートを受けられません。
ワイモバイルは全国にワイモバイルショップを1,000店舗以上展開しており、店舗で契約やサポートを受けることができます。
オプションについて比較!ワイモバイルはYahooプレミアム無料
LINEMOにはかけ放題以外のオプションがありません。
たとえば、以下のようなオプションはワイモバイルで使えますがLINEMOでは使えません。
- 留守番電話
- 転送電話
- 割り込み電話
- グループ電話
- ナンバーブロック
- 迷惑電話ブロック
ワイモバイルには多くのサービスとオプションが用意されています。特に恩恵が大きいのはキャリア決済やキャリアメール、Yahooプレミアムの割引です。
ワイモバイルではワイモバイルドメインのキャリアメールを利用できます。ただし、ドメインはワイモバイルのものになってしまうので、別のキャリアから乗り換える場合にはメールアドレス自体は変わってしまうので注意してください。
ただし、契約キャリアとメールアドレスが紐づくと解約時に面倒なことになるので、どうしてもキャリアメールアドレスを使いたいという方以外はGmailやYahooメールなどのフリーメールアドレスの取得をおすすめします。
ワイモバイルはソフトバンクのキャリア決済に対応しており、様々な支払いをスマホ料金と合算できます。
ワイモバイル利用者はYahooプレミアム利用料金(508円)が無料になるため、普段からヤフオクなどを頻繁に使う方はお得に利用できます。
また、ワイモバイルでは端末補償オプションも用意されています。ワイモバイルで端末をセット購入した場合は端末補償に加入可能で、万が一故障や盗難があった場合には対応してもらえます。
LINEMOでは端末をセット販売していないので、そもそもそういった補償サービスはなく、自分で用意した端末については別途保険などに加入するか補償なしで利用することになります。
まとめ:料金面はLINEMOの方が優勢!ただしワイモバイルはサポートやオプションが優秀
1回線単位での料金を見るとLINEMOの方が安いですが、家族割やサポートなどについてはワイモバイルの方が優れている部分が多くありました。
一概に安い方がお得というわけではなく、サポートが必要な方や家族割が適用される方はワイモバイルを選んだ方がお得になることもあるため、状況によっておすすめは異なります。
スマートフォンの使用状況は一人ひとり違っているはずなので、状況によって最適なプランを選びましょう。
すまっぴー編集部は2015年から格安SIM比較に関するコンテンツの企画、制作、編集しています。毎年15台以上実際に使ってわかったおすすめの格安スマホを紹介します。毎月20枚以上の格安SIMの通信速度計測も行っています。