HUAWEI P20の実機レビュー!【評判・評価・性能・スペック】
最終更新日:HUAWEIから発売されたハイスペック端末P20を徹底レビュー!約6万円とキャリアのスマホに比べると買いやすい価格で非常に良い端末です。平均的にレベルが高く、弱点が少ないスマホです。
HUAWEIから2017年10月12日に発売されたP20(ピートゥウェンティ)を開封・使用レビューします。
実際にメインSIMカードを挿入し、1週間使ってみました!気になるバッテリーやP10から進化したポイントを紹介します。
P20の販売価格は76,780円、MVNOの格安SIMとセットなら69,080円から購入できます。
HUAWEI P20使ってみましたがめっちゃおすすめです!
P20の使用レビューまとめ
HUAWEI P20は前作を大きく上回るハイスペックを実現し、高い期待に応えた端末です。
AntutuのベンチマークスコアもSIMフリースマホトップクラスの20万点越えをたたき出し、性能の高さを裏付けています。
前作からサイズ感や使用感は大きく変わりませんが、ベゼルレスになったことでより大きくディスプレイを使えるようになりました。
76,780円は決して安くありませんが、最新iPhoneやキャリアが発売するAndroidと比べるとお買い得に感じます。
画面サイズ | 5.8インチ |
---|---|
ストレージ | 128GB |
メモリ | 4GB |
OS | Android 8.1 |
カラー |
P20の開封レビュー!360度徹底解説!
P20の購入直後の開封レビューです。
P20の付属品
付属品は
- 充電器
- イヤホン
- イヤホン変換アダプタ
- クリアケース
です。
P20にはイヤホンジャックがない
P20には、イヤホンジャックがありません。
そのためUSB Type-C用のイヤホンと通常のイヤホンジャックと切り替えるアダプタが付属しています。
充電しながらイヤホンが使えないので少し不便です。
P20の気になるボディデザイン
前面ディスプレイはやはり、ベゼルレスの印象が強くディスプレイが広い!と感じることが出来ます。
P20では背面デザインがP10から大きく変わりました。
P10はシンプルで無難なデザインという感じでしたが、P20は高級感がありながら美しい鏡面仕上げです。
P20の前面ディスプレイ
P20の背面
背面がきれいすぎて写真を撮ると自分とZenfone5が映り込んでしまいました笑
P20のスペックはどうなの?ベンチマークスコアを公開!
P20のスペック表は以下の通りです。
前作のP10と比べるとCPU、ストレージともにパワーアップしています。
P20 | P10 | |
---|---|---|
OS | Android7.0 | Android7.0 |
CPU | HUAWEI Kirin 970 8コア | HUAWEI Kirin 960 オクタコア |
ディスプレイ | 5.8インチ | 5.1インチ |
メインメモリ | 4GB | 4GB |
ストレージ | 128GB | 64GB |
microSD | 最大256GB | 最大256GB |
カメラ | アウトカメラ:2,000万画素+1,200万画素 | アウトカメラ:1,200万画素+2,000万画素 |
インカメラ:2,400万画素 | インカメラ:800万画素 | |
バッテリー容量 | 3,400mAh | 3,200mAh |
サイズ | 149.1mm × 70.8mm × 7.65mm | 145.3mm × 69.3 mm × 6.98 mm |
重量 | 165g | 145g |
SIMサイズ | DSDS(nanoSIM×2) | DSDS(nanoSIM×2) |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | v4.2 | v4.2 |
GPS | GLONASS/Beidou | GLONASS/Beidou |
USBポート | USB Type-C | USB Type-C |
その他 | 加速度センサ/近接センサ/環境光センサ/指紋認証機能/ジャイロスコープ/コンパス |
HUAWEI P20のベンチマークスコア
HUAWEI P20を「Antutu Benchmark」というよく使われるスコアアプリを用いて性能評価しました。
P20のベンチマークスコアは147972で、前作のhonor8の94091と比較しても進化がわかります。
14万点台は格安スマホの中ではかなり高得点で、ハイスペック端末であることがわかります。
Antutuのベンチマークアプリでは3D映像が流れるのですが、非常にスムーズに表示されておりスペックの高さを感じました。
スペックが求められるゲームやってみた
最新のスペックが求められるゲームもやってみました。
アイドルマスターシンデレラガールズ(デレステ)とPUBG MOBILEをやってみました。
どちらも通常以上の設定でプレイしましたが全く問題ありません。
外観はP10から大きく進化!高級感がありながら美しい背面デザイン
美しい背面ガラスのデザイン
P20は美しい背面ガラスが特徴のひとつです。
P20 liteよりも落ち着いた雰囲気で高級感もあります。
P10はアルミの武骨なデザインという印象でしたが、よりデザインにもこだわった端末になったと思います。
ベゼルレスのフルディスプレイでコンパクトながら5.8インチを実現
P20のボディーサイズは149.1mm × 70.8mm × 7.65mmで、男性であれば片手での操作も可能なサイズ感です。
最近のSIMフリースマホの中でも標準的なサイズとなっています。
しかし、ディスプレイサイズはベゼルレスになったことで5.8インチと大画面です。
ゲームや動画を見る人も多いと思いますが、P20は思った以上に快適に利用できました。
ベゼルレススマホはノッチを隠す設定がおすすめ
HUAWEI P20はベゼルレススマホですがインカメラ部分はどうしても角のような形になってしまい、これをノッチと言います。
そのままでも未来感があって良いのですが、実際に使うにはノッチを隠すという設定がおすすめです。
インカメラと同化しつつ、時刻やバッテリー状況などで画面が狭くなることがありません。
P20はダブルレンズで発色よし
P20はライカ製の2,000万画素+1,200万画素のダブルレンズを搭載したカメラが特徴です。
写真を撮ってみた印象は、発色よく再現度が高いという印象でした。
HUAWEI端末全般に言えますが、やはり最上位モデルということもあり非常に綺麗です。
P20にはAIで撮影シーンを自動解析する機能がついており、シーンに合わせて最適な設定で撮影してくれます。
具体的には、以下の19種類のシーンが登録されています。
P20で撮影した写真
↑通常モードで撮影した写真です。
↑AIが判定してフードモードで撮影した写真です。
すき家の牛丼がこんな感じになります。
↑AIが判定してテキストモードで撮影した写真です。
個人的には文字がきれいに撮影できるのはうれしいですね。
バッテリー持ちは良好!急速充電にも対応
バッテリーは3,400mAhで、最近発売されたSIMフリースマホの中でもやや大き目の容量です。
ヘビーに利用しても1日であれば十分に利用できます。
急速充電にも対応しており、バッテリーに関しても十分な性能です。
HUAWEI P20のその他メリットを紹介!
ナックルジェスチャーに対応!スクリーンショットが簡単に撮れる
HUAWEI EMUIの特徴的な機能であるナックルジェスチャーにも対応しています。
ナックルジェスチャーとは、指の腹ではなく、関節でスマホを操作することで特定の動作をおこなうという機能です。
スクリーンショットを撮りたければ、関節で2回ノックすることでスクリーンショットを取ることが出来ます。
DSDVに対応!2枚のSIMが4Gで待ち受けできる
P20は、DSDV(デュアルSIMデュアルVolte)に対応しています。
これまでのDSDSは4G+3Gでの待ち受けでしたが、4G+4Gで待ち受けできるようになりました。
今後3G回線の利用がなくなっていくことを考えると嬉しい対応です。
ただし、DSDVとmicroSIMカードは併用できないので注意が必要です。
防水・防塵に対応!ただし性能はいまいち...
HUAWEI P20は防水防塵機能を搭載しています。
しかし、性能はあまり高くありません。
統一された基準換算だと、IPX3で強めの雨なら大丈夫といった程度のようです。
文字入力がGoogle日本語入力に変更
地味に驚いたのが、文字入力がGoogle日本語入力になっていた点です。
HUAWEI製端末は、デフォルトではオリジナル文字入力になっていました。
しかし、なんだかんだGoogle日本語入力のほうが使いやすく入れ替えを推奨していました。
一ユーザーとしてはうれしい変化です。
HUAWEI P20のデメリット
背面は指紋が付きやすい
最近多いキラキラ系の背面にありがちですが、指紋や汚れはかなり付きやすいです。
ずっと使ってるとそんなもんかなという感じですが、最初は気になるかもしれません。
正直ほとんどデメリットないです。金額が許すならめちゃくちゃおすすめです。
P20と格安SIMをセットで買えるのは8社!最安価格はエキサイトモバイル
画面サイズ | 5.8インチ |
---|---|
ストレージ | 128GB |
メモリ | 4GB |
OS | Android 8.1 |
カラー |
P20はMVNO8社がSIMカードとのセット発売しています。
販売している会社は下記の通りで、エキサイトモバイルが最安値で販売しています。
その他の会社でも、キャンペーンなどを組み合わせることでお得に購入できます。
{phone_company[195]}(編集:すまっぴー編集部)
すまっぴー編集部は2015年から格安SIM比較に関するコンテンツの企画、制作、編集しています。毎年15台以上実際に使ってわかったおすすめの格安スマホを紹介します。毎月20枚以上の格安SIMの通信速度計測も行っています。