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eSIMとはどんな仕組み?SIMカードとの違いやメリット・デメリット、対応機種を解説

最終更新日:
eSIMとはどんな仕組み?SIMカードとの違いやメリット・デメリット、対応機種を解説

2025年9月に発売されたiPhone 17シリーズはeSIM専用機になりました。 iPhone 17への機種変更を考えている方の中には「eSIMって何?」と思っている方も多いでしょう。 この記事では「eSIMとは何か?」から解説。従来のSIMカードとeSIMの違い、eSIMのメリット・デメリット、さらにはeSIMが合っている人についても解説しています。

平井_株式会社PlusPass
平井

モバイル業界に10年以上携わり、キャリア(MNO)だけでなく格安SIM(MVNO)まで幅広く精通。店舗運営・料金プラン最適化支援・オンライン比較メディアの運営など、現場とデジタルの両側面から通信業界を見てきた経験を持ちます。

日々最新のSIM動向をリサーチし、料金プラン・通信品質・キャンペーン・端末セット・オンライン手続きなどを網羅的に分析。これまでに大手キャリアから数百を超える格安SIMサービスまで比較検証し、ライトユーザーからヘビーユーザー、法人利用まで、幅広い利用者の最適なプラン選びをサポートしてきました。

本記事では、長年の業界経験に基づき、格安SIMのメリット・デメリットを分かりやすく整理。読者の皆さまが“本当に自分に合った回線”を選べるよう、実務目線で監修しています。

■経歴

通信業界10年以上・元携帯販売員

↓↓↓動画はこちら↓↓↓

eSIMとはそもそも何?

通常、スマホで電話やモバイルデータ通信を利用する際は電話番号などの契約情報が必要です。

従来のSIMでは物理的なICカードに契約情報を書き込み、それをスマホに挿すことで電話やモバイルデータ通信を可能にしていました。

eSIMは端末内へSIM機能が組み込まれており、そこにインターネットを通じて契約情報が書き込まれます。 契約の際に物理的なSIMカードを受け取ったり、スマホに挿したりする必要はありません。

従来のSIMカードもeSIMも「スマホで電話やデータ通信を利用するため」という役割は同じですが、仕組みが大きく異なるわけですね。

eSIMとは次世代の新型SIM!

eSIMは次のような特徴を持っています。

eSIMの大きな特徴!

  • 契約情報を後から書き込むことができる
    (インターネット環境が必要)
  • 1台のスマホで複数の回線を保有できる

契約情報をどこにいても書き換えられる

eSIMはインターネット環境があれば自由に契約情報を書き換えられます。スマホの契約および解約が従来よりも楽になるのがメリットです。

一方、従来の物理SIMカードはすでに契約情報が書き込まれた状態でユーザーの手元に届きます。ユーザーが契約情報を書き換えることはできません。

1台のスマホで複数の回線を保有できる

どの端末でも、1台のスマホに入れる(インストール)ことができるeSIMは複数あることが一般的です。

それに対して物理SIMの場合、日本国内で販売されている端末の多くは物理SIMを入れられるSIMカードスロットは1枚であることがほとんど。

どの端末でも同時に利用できる(有効化できる)eSIMの枚数は最大2つですが、複数のeSIMを1台の端末に保有すること自体は可能なので、回線の切り替えが楽になります。

すまっぴー
すまっぴー

2026年3月17日に発売されたXiaomi製スマートフォン「POCO X8 Pro」のように物理SIMが2枚入る一方、eSIMには非対応といった端末もあります。

eSIMの大きな特徴は上記で述べましたが、ここからはさらにeSIMのメリットとデメリットについて解説していきます。

eSIMのメリット

eSIMには次のようなメリットがあります。

eSIMのメリット4つ!

  • オンラインで手続き完了、最短即日開通可能
  • デュアルSIMで賢くダブル運用できる
  • SIMカードの破損・紛失リスクが少ない
  • 海外旅行の際に便利

オンラインで手続き完了、最短即日開通可能

従来の物理SIMだと契約手続き後、郵送でSIMカードが届くのを待たないといけません。

なお携帯電話会社から届くSIMカードは、自宅不在時のポストの投函や置き配などが認められていないため、必ず本人が受け取る必要があります。それが難しい方は店舗で契約し、店舗でSIMカードを受け取る必要がありますが、店舗を構えていない格安SIMだとそれは不可能です。

一方、eSIMは契約手続き後、最短即日開通が可能です。eSIMの場合は端末内にSIM機能が内蔵されているので、SIMカードが届くのを待つ必要はありません。

オンラインで本人確認する「eKYC」を利用して即日契約が出来れば、契約後にeSIMを設定するだけですぐに使えます。

デュアルSIMで賢くダブル運用できる

eSIMは「デュアルSIM」で運用するのに便利です。

デュアルSIMとは2枚のSIMカードを併用することです。さらに、2枚のSIMカードで同時に着信できる機能を「DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)」と言います。

DSDV対応スマホなら2つの電話番号を同時に待ち受けられますし、あらかじめ設定しておいたSIMでデータ通信も可能です。

従来の物理SIMに追加してeSIMを利用すれば、1台のスマホで複数の回線を使い分けられます。これまでのようにスマホを2台持ちする手間を省くことも可能。

例えばプライベートと仕事で電話番号を分ける、異なる事業者のSIMを契約して通信障害に備えるといった使い方が可能です。

SIMカードの破損・紛失リスクが無い

物理SIMカードだと機種変更の際には、スマホからSIMトレイを取り出し、SIMカードの入れ替えが必要です。

あまり無いケースではありますが、その際にSIMカードを破損してしまったり、紛失してしまったりするリスクが生じます。

eSIMの場合はスマホの設定で利用するSIMを切り替えるだけなので、破損や紛失のリスクがありません。

海外旅行の際に便利

eSIMは海外旅行へ行く際も便利です。

  • SIMカードを紛失する恐れがない
  • 現地のSIMへ切り替えやすい

海外へ行く際はレンタルWi-Fiの利用、あるいは現地のSIMやプリペイドSIMを使うのが一般的です。物理SIMだと使わない間はスマホから取り出すことになるので、海外へ行っている間に紛失する恐れもあります。

eSIMの場合は使わない時もスマホ内に内蔵されているので、海外で別のSIMを使っている間も紛失する心配がありません。

最近では海外で使えるeSIMサービスも増えています。eSIMなら現地に着いたら設定で現地のSIMをオンにし、帰国したら元のSIMへ切り替えるだけでOKです。

現地の物理SIMを入手したり、SIMカードを入れ替えたりする手間がかかりません。

eSIMのデメリット

便利な一方、eSIMにもいくつかデメリットがあります。

eSIMのデメリット4つ

  • 対応端末・通信事業者(回線)が限られる
  • eSIM利用には別デバイスが必要な場合がある
  • 機種変更時、eSIM再発行が必要
  • eSIMを削除したら通信が利用できなくなる

対応端末・通信事業者が限られる

スマホを持っていれば、eSIMが利用できるというわけではありません。

eSIMを利用するためには、eSIM対応端末を使う必要があります。

iPhoneを例に挙げると2018年9月発売のiPhone XS以降の機種であればeSIMには対応していますが、iPhone XSより前に発売された機種はeSIMには対応していません。

モデル eSIM
iPhone 17 e
iPhone 17シリーズ
iPhone Air
iPhone 16e
iPhone 16シリーズ
iPhone 15シリーズ
iPhone 14シリーズ
iPhone SE(第3世代)
iPhone 13シリーズ
iPhone 12シリーズ
iPhone SE(第2世代)
iPhone 11シリーズ
iPhone XS
iPhone Xs Max
iPhone XR

AndroidでeSIMに対応しているか・対応していないかは、各端末を提供しているメーカーの公式ページで調べるのが一番確実でしょう。

前述したとおり、「POCO X8 Pro」は発売が2026年3月と、比較的新しい機種ですが、eSIMに対応していません。このように最近発売された機種だからといって、必ずしもeSIMに対応しているわけではない点には注意してください。

あと、eSIMを提供している通信事業者に関しても注意点をお伝えします。

2026年5月現在、大手通信キャリアは全てeSIMのサービスを提供しています。格安SIM(MVNO)でも、市場でも認知度があり利用者数が多い通信事業者であればeSIMに対応しているところがほとんど。

しかし、格安SIM(MVNO)の中では回線によってはeSIMに対応していないものもあります。以下は、格安SIM(MVNO)のmineoとNUROモバイルの回線別のeSIM対応状況を表でまとめたものです。

mineo NUROモバイル
ドコモ回線
au回線 ×
ソフトバンク回線 × ×

※2026年5月15日時点。

例えば、mineoのソフトバンク回線を利用している方であれば、自ずと物理SIMカードを使っていることになります。

この方がもしeSIM専用機であるiPhone 17に機種変更するとしたら、一度回線をeSIM提供しているドコモ回線かau回線に変更してから機種変更する。あるいはソフトバンク回線でiPhone 17を利用するのであれば、LINEMO、ワイモバイルなどeSIM対応している他の格安SIMに乗り換えをする、といった選択を取る必要がでてきます。

eSIM利用には別デバイスが必要な場合がある

eSIMをインストールする際は別のデバイスが必要になる場合があります。

設定の際、事業者や端末によってはeSIMインストール用QRコードの読み取りが必要です。 その際、「eSIMを利用する端末」の画面にQRコードを表示しても、当然ですが読み取れません。

QRコードを表示させる端末が無い場合は、各通信会社から提供されているアクティベーションコードと呼ばれるものを手入力すれば、eSIMをインストールさせることもできます。

最近では、開通作業の際にeSIMが自動的にダウンロードされる「キャリアアクティベーション」に対応している通信事業者も増えてきているため、必ずしもQRコードの読み取りが必要というわけではありません。

機種変更時、eSIM再発行が必要

機種変更時、物理SIMであれば、旧端末からSIMカードを抜いて新端末に挿し込めば回線を利用することができます(場合によってはAPN設定が必要)。

しかし eSIMの場合は再発行手続きをしないといけません。

通信事業者によっては、受付は24時間できても夜間はeSIM発行しておらず、eSIMがダウンロードできるのは翌朝からということもありますし、eSIM発行手数料も数百円かかるところもあります。

すまっぴー
すまっぴー

ちなみにこれは、機種変更時だけでなく、端末が故障してしまい、修理に出して他の端末でeSIMを利用する場合にもあてはまります。

スマートフォンを複数所持しており、頻繁に使い分ける方には、正直eSIMはおすすめできません。

eSIMを削除したら通信が利用できなくなる

通信会社からダウンロードしてインストールしたeSIM(の契約情報)は、簡単な操作でスマートフォンから削除することができます。

しかし一度eSIMを削除してしまうと、その瞬間からデータ通信も通話も一切できなくなります。一度削除してしまったeSIMは、通信会社から端末にダウンロードしてインストールしないと元には戻りません。当然、自宅にWi-Fi環境などが無いと、eSIMのダウンロードも不可能。いわゆる「詰んだ状態」になってしまいます。

一方、物理SIMであれば破損や紛失が起こらない限りは、こういったことは起こりません。

すまっぴー
すまっぴー

物理SIMであっても、格安SIM(MVNO)でデータ通信を行うために必要な「APN構成プロファイル」を削除してしまうと、データ通信は利用できなくなってしまいます。

eSIMの活用がおすすめな人の特徴

これまでの内容を踏まえてeSIMの活用がおすすめな人の特徴をまとめると、下記のような条件に当てはまる方です。

eSIMの活用がおすすめな人

  • デュアルSIM運用したい方
  • 契約手続き→開通を全てオンラインで済ませたい方
  • 頻繁に機種変更をしない方
  • 自宅にWi-Fi環境がある方

デュアルSIM運用したい方

1台の端末で、複数の回線を利用したい方はeSIMがおすすめです。

具体的には「仕事用とプライベート用で電話番号を使い分けたい」「月額料金が安い格安SIMをデータ通信用として使いたい」「通信障害などの緊急事態に備えて、『ドコモ回線』『au回線』のように利用可能回線を分散化させたい」。これらに該当する方は、eSIM活用がうってつけです。

もちろん「POCO X8 Pro」のように、物理SIMを2枚端末に内蔵させることができる端末をお持ちの方であれば、物理SIMでデュアルSIM運用も可能ですが、そういった機種は日本国内では、まだレアケースだと言えるでしょう。

契約手続き→開通を全てオンラインで済ませたい方

契約手続き時、利用するSIMの種類をeSIMにすれば、契約手続きから開通作業まで全てオンラインで完結させることができます。

「契約手続き完了後、すぐに回線を使いたい方」「自宅は留守にすることが多いので、SIMカードの受け取りは難しい」という方も、eSIMでの契約を検討した方が良いでしょう。

頻繁に機種変更をしない方

eSIMは物理SIMと違い、機種変更時や他の端末で利用する場合はeSIM再発行手続き、および端末へのeSIMプロファイルのダウンロード・インストールが必要です。

いつでもeSIM再発行ができれば問題ありませんが、夜間に手続きをすると実際にeSIMが使えるようになるのは、翌日の朝であることが一般的なので、かなり不便です。またeSIM再発行時には手数料がかかる点も、デメリットと言えるでしょう。

このようにeSIM再発行には大きな手間がかかりますが、頻繁に機種変更をしない方、一台の端末を長期間使い続ける方にとっては上記のデメリットは関係ありません。

自宅にWi-Fi環境がある方

eSIMを利用するためには、インターネットを通じて端末上にeSIMをダウンロードし、インストールする必要があります。

なので自宅にWi-Fiなどのインターネット環境がないと、eSIMを利用することができません。自宅にWi-Fi環境は無いけど、eSIM利用がしたいという方は、レンタルWi-Fiを利用するか、職場などWi-Fiが使える場所でeSIMのダウンロード・インストールをするようにしてください。

eSIMが使える端末はどれ?

eSIMを使うには端末側もeSIMに対応している必要があります。 iPhone/Android別にeSIMが使える端末をチェックしておきましょう。

iPhoneで対応している端末

eSIMに対応しているiPhoneは以下の通りです。

  • iPhone XS /XS Max
  • iPhone XR
  • iPhone 11
  • iPhone 11 Pro/11 Pro Max
  • iPhone SE(第2世代)
  • iPhone 12/12 mini
  • iPhone 12 Pro/12 Pro Max
  • iPhone 13/13 mini
  • iPhone 13 Pro/13 Pro Max
  • iPhone SE(第3世代)
  • iPhone 14/14 Plus
  • iPhone 14 Pro/14 Pro Max
  • iPhone 15/15Plus
  • iPhone 15 Pro/15 Pro Max
  • iPhone 16/16Plus
  • iPhone 16e
  • iPhone 17
  • iPhone Air
  • iPhone 17 Pro/17 Pro Max
  • iPhone 17e

iPhoneは2018年に発売されたiPhone XS/XS Max以降の全モデルでeSIMに対応しています。eSIMが本格化する前から、いち早く対応していたわけですね。

iPhone 12シリーズまでは物理SIM+eSIMによるDSDVに対応しています。最新のiPhone 13シリーズは従来の物理SIM+eSIMだけでなく、2枚のSIMカードでDSDVが使える「デュアルeSIM」にも対応しました。

これまでより柔軟な使い方が可能です。

Androidで対応している端末

Androidには、Google Pixel、Galaxy、Xperia、AQUOS、arrows、OPPO、moto、Redmi、など様々な種類があります。

多くのスマホではeSIMに対応していますが、前述したとおり、「POCO X8 Pro」など、最新機種でもeSIM非対応の機種もあることは珍しくありません。

eSIMに対応しているAndroidは、各端末を提供しているメーカーの公式ページや、eSIMを提供しているキャリアの対応端末ページで調べるようにしましょう。

各メーカーは公式サイトに端末のスペック表を掲載しています。スペック表の「SIMカードタイプ」という項目に「eSIM」という記載がある端末はeSIMを利用可能です。

また、eSIMを提供しているキャリアは独自に端末の動作確認を実施し、対応端末を公開しています。そこに記載されている端末は、そのキャリアのeSIMに対応しているということになります。

使いたいキャリアが決まっているなら、キャリアの対応端末一覧からチェックするのもアリですね。

eSIMに対応している会社はどこ?おすすめは楽天!

2026年5月現在、eSIMに対応している主な格安SIM(MVNO含む)は以下の通りです(大手キャリアは全てeSIMに対応しています)。

事業者 月額料金
楽天モバイル ~3GB:1,078円
~20GB:2,178円
無制限:3,278円
ahamo 30GB:2,970円
povo2.0 最大128kbps:0円※1
LINEMO ~3GB:990円
~10GB:2,090円

30GB:2,970円
UQモバイル ~5GB:2,948円
~30GB:4,048円

35GB:3,828円
ワイモバイル※2 5GB:3,278円
30GB:4,378円
35GB:5,478円(税込)
IIJmio 2GB:850円、5GB:950円、
10GB:1,400円、15GB:1,600円、
25GB:2,000円、35GB:2,400円、
45GB:3,300円、55GB:3,900円
mineo 3GB:1,298円、7GB:1,518円、
15GB:1,958円、30GB:2,178円、
50GB:2,948円
日本通信 1GB:390円
20GB:1,390円
50GB:2,178円

※料金は税込み。
※1 データ容量はトッピング購入。
※2 2026年6月2日以降の月額料金。
※2026年5月15日時点。

eSIMを使うのにおすすめの会社

eSIMを使うのにおすすめの会社は楽天モバイルとIIJmioです。*

楽天モバイル

楽天モバイルの特徴

  • 毎月のデータ通信量が3GB以下なら月額1,078円
  • 音声通話専用として使えば無料でかけ放題を実現

楽天モバイルはeSIMを用いてデュアルSIM運用するのに最適です。*従量制のプランを採用しており、毎月のデータ通信量が3GB以下なら月額料金は1,078円(税込)とリーズナブル。

データ無制限にも対応しており、月額3,278円(税込)で利用可能なのも嬉しいポイントです。

さらにRakuten Linkアプリから発信すれば通話料が無料です。デュアルSIM運用で音声通話専用として使えば、完全無料で電話のかけ放題を実現できます。

【すまっぴー限定】楽天モバイルに他社から乗り換えで最大14,000ptプレゼント!!!

IIJmio

IIJmioの特徴

  • 月額料金が850円(税込)~と安い
  • 料金プランが豊富

IIJmioは個人向けとしては国内で初めてeSIMサービスを開始した事業者です。

提供されている料金プランは、データ容量2GBで月額850円(税込)から、データ容量55GBで月額3,900円(税込)までとラインナップが豊富です。

【公式】大人気スマートフォンが一括2,480円~!!

eSIMを利用する際の手順

通信事業者によってeSIMを利用する際の手順は異なりますが、大まかには以下の手順であることが一般的です。

  1. 通信事業者の契約手続きを申し込む
  2. 回線の開通作業を進める
  3. eSIMプロファイルをダウンロードする
  4. APNプロファイル設定をする

今回は一連の流れを、格安SIM(MVNO)の「IIJmio」に他社から乗り換えた場合の例を挙げ解説していきます。なお利用端末はiPhone 15(iOS 26.4.2)とします。

通信事業者の契約手続きを申し込む

まずは各通信事業者のWebサイトにアクセスをして、契約手続きの申し込みをしましょう。

1.IIJmio申し込みページにアクセス


2.「ご購入・お申し込みはこちら」をタップ


3.画面を下にスクロールし「事前支払いしたものはない(通常)」をタップし、「次へ」をタップ


4.契約内容を選択


5.端末購入 or SIMのみ、SIMカードの種類を選択


6.料金プランを選択


7.回線を選択


8.通話オプションを選択


9.端末を選択(端末購入時)

あとは、画面の指示に従って、MNP予約番号の入力、支払いに使うクレジットカード情報の入力をし、「適用されるキャンペーン」の確認が済んだら、「申し込む」をタップしてください。

申し込み手続きが完了した後は、専用アプリ「本人確認 for IIjmioアプリ」にて本人確認を済ませば、オンラインでの申し込み手続きは終了です。

本人確認の方法は、以下のIIJmio公式YouTubeをご確認ください。

回線の開通作業を進める

申し込み手続きが完了し、審査も問題なく完了したらIIJmioより「eSIM開通手続きのご案内」というメールが届きます。

このメールに記載しているURLを開くと、開通手続きページが開きます。後は画面の指示に従って乗り換えの電話番号を選択し、「次へ」をタップすれば開通手続きは完了です。


※画像は筆者がIIJmioに乗り換え手続きをし、既に開通手続きを済ませたもの。

開通手続きが完了すると、数分後に「ご利用開始のお知らせ」のメールがIIJmioから届きます。


※筆者の場合。eSIM開通手続きのメール自体は2026年5月4日に届いたが、IIJmioで購入した端末が自宅に届いていなかったため、eSIM開通手続きを済ませたのは2026年5月7日。

eSIMプロファイルをダウンロードする

「ご利用開始のお知らせ」メールには「アクティベーションコード確認ページ」のURLが記載されています。



このURLページには、eSIMプロファイルをダウンロード(アクティベーション)するためのQRコードが表示されていますが、このQRコードを「実際にIIJmioの回線を使う端末で」読み込むことによって、IIJmioの回線は利用可能となります。

なので、パソコンや別のスマートフォンを持っている方は、これらの端末で「アクティベーションコード確認ページ」のURLを開いた方が、作業は楽になるでしょう。ただし、別の端末を持っていない方でも、「アクティベーションコードを手入力すれば」IIjmioの回線が利用可能になるので、その場合は「アクティベーションコード」「SM-DP+アドレス(iPhone・iPadの場合のみ)」のアドレスをコピーしておいてください。

IIJmioの回線を利用する端末、今回はiPhone 15(iOS 26.4.2)でeSIMプロファイルをダウンロード(アクティベーション)する手順は以下の通りです。


1.「設定」をタップ


2.「モバイル通信」をタップ


3.「eSIMを追加」をタップ


4.「QRコードを使用」をタップ


5.「QRコードをスキャン」をタップ

前述の「アクティベーションコード確認ページ」で表示されているQRコードを、「IImioの回線を使う端末で」スキャンします。



QRコードを表示させる端末が無い場合は、「アクティベーションコード」と「SM-DP+アドレス(iPhone・iPadの場合のみ)」のアドレスをを、以下の画像にある「詳細情報を手動で入力」から入力してください。

あとは画面の指示に従って設定していけば、eSIMプロファイルのダウンロード(アクティベーション)設定は完了させてください。

APNプロファイル設定をする

これまでの設定でIIJmioのeSIMのダウンロードとインストールは完了できますが、このままの状態ではまだデータ通信を利用することができません(通話とSMSは利用可能)。

データ通信を利用できるようにするためには、APNプロファイルの設定が必要です。APNプロファイル設定は「My IIJmioアプリ」から行います。

1.My IIJmioアプリにログイン


2.トップページ左上の三本線をタップ


3.「APN構成プロファイルダウンロード」をタップ


4.「続行」をタップ


5.「許可」をタップ


6.「閉じる」をタップ

ここまで終わったら、次はiPhoneの設定アプリを開きます。


7.iPhoneの「設定」をタップ


8.「ダウンロード済みのプロファイル」をタップ


9.IIJmioのプロファイルをタップ


10.「インストール」をタップ


11.パスコードを入力


12.「次へ」をタップ


13.「インストール」をタップ


14.「インストール」をタップ


15.完了

これでデータ通信が利用できるようになります。もしデータ通信が利用できない場合は、端末の再起動をかけてみてください。

【まとめ】eSIMとは?賢く使うと便利な代物!

以上、本記事では「eSIMとは何か?」からはじまり、eSIMのメリット・デメリット、eSIMの活用がおすすめな人の特徴、eSIM対応端末、eSIMを活用におすすめの通信会社、そしてeSIMを利用する際の手順(例 IIJmio)まで解説してきました。

1台のスマートフォンで複数の回線を利用できることが、eSIMの最大のメリットです。

機種変更時にはeSIM再発行が必要。eSIMを削除すると、通信ができなくなる。これらのデメリットも存在するeSIMですが、使いこなせればとても便利なものです。

最近ではeSIMを取り扱う事業者もeSIMに対応するスマホも、どんどん増加しています。まだeSIMを使ったことがない人も、ぜひeSIMを活用してみてください。

参考サイト

Oooh

パックツアーに頼らない、私らしい自由な海外旅行|Oooh

最新の海外旅行情報をまとめた旅に役立つ海外旅行メディアです。

この記事を書いているのは
(編集:すまっぴー編集部)
すまっぴー編集部

すまっぴー編集部は2015年から格安SIM比較に関するコンテンツの企画、制作、編集しています。毎年15台以上実際に使ってわかったおすすめの格安スマホを紹介します。毎月20枚以上の格安SIMの通信速度計測も行っています。

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