【初心者向け】クラウドサービスとは?メリットやデメリットを解説!
最終更新日:GoogleドライブやDropboxなどのクラウドサービスを利用すると、写真や動画スマホの設定をインターネット上の仮想ストレージに保存できます。クラウドサービスを使うとスマホの内部ストレージを圧迫することなくデータを保存できます。また、機種変更やスマホの故障の際は新しい端末へ簡単に引き継げます!
GoogleドライブやDropboxなどのクラウドサービスを利用すると、機種変更時やスマホの故障時にも新しい端末へスムーズに引き継げます!
この記事では、クラウドサービスの難しい技術や定義を説明するというよりは、スマホユーザーがクラウドを利用する上で知っておきたい知識や便利な使い方をかいつまんで解説していきます。
クラウドサービスとは?
クラウドサービスをざっくり説明するとインターネット上の仮想ストレージに自分のデータを保存できるサービスです。インターネットに接続できる環境があれば、どこからでもファイルの閲覧や保存などを自由に行えます。
たとえば、スマホで撮影した写真をあとからタブレットなどの大きな画面でゆっくり見ることもできます!
また、クラウドサービスはファイルの保存先としてだけではなく、バックアップ先としても利用できます。
個人利用で代表的なクラウドサービス「オンラインストレージ」
オンラインストレージとはその名の通り、インターネットを通じてクラウドサーバーにデータを保存できるサービスです。
以下は個人利用で代表的な無料で使えるクラウドサービスの一例です。無料の容量以上を保存するには課金する必要があります。
- iCloud:5GBまで無料
- Google Drive:15GBまで無料
- OneDrive:5GBまで無料
- Dropbox:2GBまで無料
クラウド上に定期的にバックアップを取っていれば、スマホが故障した際や機種変更の際にクラウドを通じて簡単にデータを復旧できます。
iPhoneで「iCloudの容量がいっぱいです」という警告画面を見たことある方も多いと思いますが、これはiCloudの無料で使えるデータ容量の上限が5GBだからです。課金して5GB以上使えるようにするのも良いですが、写真や動画は容量無制限の「Googleフォト」を利用してiCloudにバックアップを取らないようにすればデータ容量を節約することができます。
「ドコモクラウド」や「auクラウド」など、キャリアに紐付いたクラウドサービスはキャリアを解約する際に何かと不便なことが多いので、GoogleドライブやDropboxなどの誰でも使えるサービスをおすすめします!
Google Drive
- 利用料金:~15GBまで無料
- 保存できるファイルの種類:どのようなファイルでも可能
- 特徴:スマホの設定やアドレス帳などもバックアップ可能
Googleフォト
- 利用料金:無料(画質劣化なしの場合は15GBまで)
- 保存できるファイルの種類:画像や動画
- 特徴:無制限で写真の保存可能
Amazonプライムフォト
- 利用料金:年会費4,290円(Amazonプライム会員特典)
- 保存できるファイルの種類:画像や動画
- 特徴:画像は無制限無劣化で保存可能
クラウドサービスのメリット・デメリット
【メリット①】ハードウェアを購入する必要がない
クラウドサービスを使えばデータ容量の少ない端末でも多くのデータを保存できます。写真を撮影した時にデータ容量がいっぱいだと、せっかく撮影した昔の写真を削除しなくてはいけません。
Googleフォトを使えばクラウド上に写真がバックアップされます。そのため、手元の端末のデータを消しても画像を見たい時にGoogleフォトを開いてネットを介して画像を見ることができます。
【デメリット①】サービス停止する可能性がある
デメリットとしては、データを保存しているサービスが終了してしまう可能性がある点です。
クラウドサービスを管理している側がサービスを終了すると、利用者も使えなくなります。つまり、データを二度と復旧できなくなる可能性があります。
一般的にサービス終了時は終了日時を通知したあと、一定の期間をおいてからサービスを停止することが多いため、お知らせ期間をしっかり確認しておけば問題ありません。
【デメリット②】インターネットに接続していないと利用できない
クラウドサービスはインターネットに接続していないとデータの閲覧や参照ができません。
また、格安SIMなど通信速度が十分に出ない場合もデータの読み込みに時間がかかることがあります。例えばiPhone本体に保存された画像を見る時はカメラロールを開けばスムーズに写真が表示されます。一方、通信速度が十分でない環境でGoogleフォトに保存された写真を見る時は、以下のように表示されるまで何もない画面を見続けることになります……。
クラウドサービスの機能を最大限に使うには安定したネット回線が必要になることを覚えておきましょう。
まとめ:おすすめはGoogle DriveとGoogleフォト!
- Androidユーザー:Googleドライブ&Googleフォトがおすすめ!
- iPhoneユーザー:写真はGoogleフォトに保存すればiCloudがいっぱいにならない!
このようなクラウドサービスは高速なインターネット通信が可能になったここ10年くらいで広まったサービスです。今後5Gの時代になっていけばさらに高速データ通信が可能になるので、クラウドサービスもどんどん発展していきそうですね!
「よくわからないけどとりあえずクラウドに保存している」という方は利用しているサービスのIDやパスワードを忘れないようにしましょう!
すまっぴー編集部は2015年から格安SIM比較に関するコンテンツの企画、制作、編集しています。毎年15台以上実際に使ってわかったおすすめの格安スマホを紹介します。毎月20枚以上の格安SIMの通信速度計測も行っています。