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中古ガラケー購入時の注意点

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中古ガラケー購入時の注意点

料金面や、「通話特化」の面で勘案すれば、ガラケーは充分に魅力あるツールですが、中古端末に関しては、徐々に市場で出回る数が減少傾向にあり、なかなか程度の良いガラケーを見つける事が難しくなっている現状があります。

未だにガラケーを愛用するユーザーはおり、一定の需要があります。タブレットとガラケーの2台持ちなど、使い分けて使うユーザーが多いようです。

料金面や、「通話特化」の面で勘案すれば、ガラケーは充分に魅力あるツールですが、中古端末に関しては、徐々に市場で出回る数が減少傾向にあり、なかなか程度の良いガラケーを見つける事が難しくなっている現状があります。

今回は、ガラケーの中古端末を購入する際の注意点などについてまとめます。

現在のガラケー事情について

「ガラケー」と言う言葉は、ガラパゴス(Galápagos)携帯からきており、諸外国とは全く異なる独自進化を遂げた日本国内でのみ通用する様々な機能を搭載した携帯電話を指します。

命名された当時は、3G通信を使った(例えばドコモで言えば「FOMA」サービス)携帯電話を指していましたが、実は、同じように呼んでいても、現在のガラケーは4G LTEでの通信も可能になっています。

3G通信サービスについては、まだ現時点ではサービスを継続しているドコモ・Softbankでもサービス終了時期を明確にしており、+NTTドコモで2026年3月末、ソフトバンクは2024年3月末です。*

現在、NTTドコモ・ソフトバンクが携帯はもちろんスマホであっても通話に関しては3G/4G(VoLTE)両用なのに対し、auはすでに3G通信サービスの提供を終了しているため、スマホも携帯も4G通信/4G通話(VoLTE)なのです。

つまり、現在のガラケーは、3G通信サービスが終了しても利用できる機能を有しているので、ガラケーが完全に使えなくなると言う事ではありませんが、3G通信にしか対応していない端末は使用できなくなります。

中古ガラケーを購入する際の注意点

現時点以降に中古ガラケーを購入する際には以下のポイントに注意が必要です。

3G通信専用端末は最長6年で使えなくなる

前述の通り、ドコモが2026年3月、Softbankが2024年3月に3G通信の停波を決めていますので、3G通信専用の端末は、その時点で利用できなくなります。

長期間利用する意向であれば、3G/4G対応の端末を購入しておくべきです。

SIMロック解除が可能な機種もあるがau回線利用は要注意

ガラケーでもSIMロック解除が可能な機種があり、購入キャリア以外の回線でも利用可能になりますが、3G通信/4G通信のそれぞれの対応状況を確認しておかないと、他社回線で使用できない場合もあり得ます。

特にauはすでに3G通信サービスを終了していますので、キャリアを跨いで使用する場合は注意が必要です。

また、SIMロック解除機能を持たない端末もありますので、その場合は、他社回線での利用はできません。

SIMカードのサイズが異なるケース

従来から使用しているガラケーと、新たに購入する中古ガラケーの、SIMカードのサイズが異なる場合があります。

SIMサイズが異なる場合には、購入端末に合うサイズのSIMを再発行する必要があります(要手数料)。

市場のタマ数が少なく程度の良い端末は希少

そもそもガラケー利用者が減少している中で、市場に中古端末が大量投入される状況ではありません。 ガラケー自体のタマ数が限られている上、中高年の利用者が多いためか、利用期間が長期になるケースが多く、高年式の程度の良い端末があまり多くない現状があります。

付属品・アクセサリー類が付属しないケース

端末のみで販売されていて、充電アダプターや充電コードが付属しないケースが少なくないため、従来端末に使用してた付属品がそのまま流用できることが望ましい…ということがあります。 場合によっては、アダプターとコードを別途で購入しなければならない場合もあります。

バッテリーの劣化とバッテリー交換費用

ガラケーのバッテリーは小さく、最大容量も少ないことから劣化の進行も早くなります。

ガラケーのバッテリーは、パック化されて交換が容易な場合が多いため、純正品または社外品を購入して付け替えるだけでバッテリー容量は復活します。

バッテリーパックの購入コストは1,000~2,000円程度です。

ネットワーク利用制限に要注意

前オーナーが購入代金の支払いを停止する、あるいは、盗難・紛失の届け出をしたままにすると、キャリアは該当端末で通信ができないようにする「ネットワーク利用制限」をかけます。

端末を再販した後に分割購入代金を途中で止められてしまうと、端末はすでに別の所有者に移っていても、ある日突然、通信不可の状態に陥ります。

ネットワーク利用制限を受けた端末は、電波の表示マークが赤くなる事から「赤ロム」と言われますが、中古端末専門店では購入後の「赤ロム」化の際に、同等品との交換等としてくれる「保証」を付けている場合があるので、必ず利用しましょう。

フリマやオークション等の個人売買では、安く購入できる反面、「赤ロム」化に対する保証がないため、リスクを伴います。

中古ガラケー購入時の注意点まとめ

今回記事を執筆するにあたって調べてみたところ、中古ガラケーの購入は、中古スマホの購入より難易度が高いと感じました。

スマホに関しては、特にiPhoneは高年式で外観もきれいなものが多く、Androidスマホも定価が4~5万円以上のミドルクラス以上の機種は程度の良い端末を比較的容易に見つける事ができますが、ガラケーに関しては、新品・未使用品を除くと、程度の良い端末は希少です。

上記の注意点を念頭にしつつ、地道に根気よく探す事が中古ガラケー探しの基本かと思います。

この記事を書いているのは
(編集:すまっぴー編集部)
すまっぴー編集部

すまっぴー編集部は2015年から格安SIM比較に関するコンテンツの企画、制作、編集しています。毎年15台以上実際に使ってわかったおすすめの格安スマホを紹介します。毎月20枚以上の格安SIMの通信速度計測も行っています。

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