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povoでiPhoneは使える?13から7に至るまで解説!

最終更新日:
povoでiPhoneは使える?13から7に至るまで解説!

今回は、povoでiPhoneを利用する前提で、利用可能な機種や販売端末、初期設定など、povo×iPhone関連について解説します。

記事監修者
平井 雄大

株式会社PlusPass すまっぴー事業責任者

複雑な格安スマホの情報をわかりやすくお伝えします。
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povoのiPhone対応機種一覧

現在、povoで利用可能なiPhoneの機種は以下の通りです。

iPhone 13シリーズ
iPhone 12シリーズ
iPhone 11シリーズ
iPhone SE(第二世代)
iPhone X/Xs/Xr
iPhone 8/8 Plus
iPhone 7/7 Plus
iPhone 6s/6s Plus

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これらの端末であっても全ての端末がSIMフリー化されていることが必要です。
以下に端末の仕様ごとに注意点を説明しています。

(1)SIMフリー端末

Apple Storeで販売されたSIMフリー端末であれば、povoでそのまま利用することができます。
新品で購入した端末はもちろん、中古端末であってもApple Storeで販売されたSIMフリー端末はSIMロック解除不要で全てのキャリアの通信プランで利用可能です。

(2)au・UQmobileの販売端末

auやUQmobileで購入したiPhoneは、auからのプラン変更の場合に限ってSIMカードそのままでpovoを利用可能(※)ですが、一部機種では、SIMカードの変更が必要です。

SIMカード変更が必要な機種は以下の通りです。

  • iPhone 7 Plus
  • iPhone 7
  • iPhone SE(第1世代)
  • iPhone 6s Plus
  • iPhone 6s

(3)NTTドコモ・Softbank・Y!mobileの販売端末

NTTドコモSoftbank・Y!mobileで販売されたiPhoneをpovoで利用する場合にはSIMロック解除手続きを行う必要があります。
新品・中古端末に関わらず、また、購入者か否かに関わらず販売したキャリアにてSIMロック解除が可能です。
また、中古端末などですでにSIMロック解除が行われている場合には、改めてSIMロック解除手続きを行う必要はありません。

(4)その他MVNO等の販売端末

mineo、IIJmio等のMVNOで購入したiPhoneは、多くの場合、SIMフリー端末、あるいはSIMロック解除済端末ですので、その場合には改めてSIMロック解除手続きを行う必要はありません。
そのままpovoで利用可能です。

(5)中古端末

中古iPhone専門店や、個人売買・譲渡などで入手したiPhoneがSIMロックされている場合でも、SIMロック解除手続きを行うことでpovoでの利用が可能となります。
SIMロック端末の場合は、その端末が最初に新品販売されたキャリアにて、SIMロック解除手続きを行うことが可能です。 ※ iPhoneは、2015年4月以前に発売された機種(iPhone 6/6Plus)はSIMロック解除ができませんが、SIMロック解除不可の端末はpovoでの利用可能端末になっていないので問題ありません。

(6)eSIM対応端末

povoでは、eSIMに対応している機種であればeSIM利用が可能です(2021年夏ごろのサービス提供開始予定)。 上記、利用可能なiPhoneのうち、eSIMが利用可能なのは、2018年発売のiPhone XS/XS MAX/XR以降のモデルとなっています。
eSIMを利用できるのは、新規契約(新規電話番号取得)か、他社キャリアからのMNP(電話番号移行)に限られますので注意が必要です。

auからpovoに乗り換える際の注意点!

1.auからのプラン変更ではない場合は原則SIMロック解除が必要

au・UQmobileで販売された端末であっても、auからのプラン変更ではない場合(例:MVNOのau回線サービス等)にはSIMロック解除が必要です。

2.黒いSIMカードは交換が必要

現時点で「黒いSIMカード」を使用している機種はSIMカードの変更(交換)が必要になります(SIMロック解除は不要です)。

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現在povoで購入可能なiPhoneは?

2021年4月現在、povoでは端末販売を行っていないため、必然的に購入可能なiPhoneもありません。
「auオンラインショップ」においても、端末購入時にauプランを契約する必要があることから、料金プランにpovoを契約・指定してiPhoneを購入することはできません。

povoでSIMフリーiPhoneは購入可能か?

povoではスマホ端末販売を行っていないため、SIMフリーiPhoneを購入することはできません。
現時点で、povoでiPhoneを利用する場合には、povoへのプラン変更前にau・UQmobileで購入しておくか、Apple StoreでSIMフリー端末を別途購入する必要があります。

povoでiPhoneを機種変更する方法

現時点で、povoでは端末を取り扱っておらず、機種変更についても受付けていません。
ただし、povo利用者が使用端末を変更することは可能です。

povoとは無関係に自ら利用可能な端末を手配(購入・譲渡など)し、povoのSIMカードを挿入して利用する事ができます。
機種変更と言うよりは、「端末の追加購入➡SIMカード差し替え」という流れになります。

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povoでiPhoneのSIMロック解除の仕方

(1)povoでの購入端末

現在、povoでは端末販売を行っていないことから、「povoでSIMロック解除をする」ことはありません。 povoで使用するiPhoneは全てpovo以外で購入された事になるので、購入したキャリアにてSIMロック解除を行います。

(2)SIMフリー端末

Appple Storeで販売されたiPhoneは全てSIMフリー端末なので、SIMロック解除を行う必要はありません。 また、他キャリアで販売されたiPhoneであっても、すでにSIMロック解除が行われている場合にはすでにSIMフリー化されていますので、改めてSIMロック解除手続きを行う必要はありません。

(3)au・UQmobileのSIMロック端末

auとUQmobileで販売されたiPhoneは、au・UQmobile→povoのプラン変更の場合には、SIMロックのままでpovoで利用することが可能です (SIMロック解除手続き不要)。
ただし、いわゆる「黒いSIMカード」を使用している一部機種については、au・UQmobile→povoのプラン変更であっても、SIMカードの交換が必要です(SIMロック解除は不要)。

  • iPhone 6s/6sPlus
  • iPhone SE(第1世代)
  • iPhone 7/7Plus

また、au・UQmobileで購入した端末でも、auからのプラン変更でない場合(例えばMVNOのau回線サービスからのMNPのケースなど)では、au端末であってもSIMロック解除が必要です。 同じau端末であっても、povoにどこから移行するかによって、SIMロック解除の要・不要が異なるので注意が必要です。

(4)NTTドコモ・Softbank・Y!mobileのSIMロック端末

au以外のキャリア(NTTドコモ・Softbank)とそのサブブランド(Y!mobile)で販売されたSIMロックiPhoneは、各キャリアにてSIMロック解除の手続きが必要です。 各社ともネットで自ら手続する方法と、キャリアショップでの手続きを提供しています。

(5)SIMロック済みの中古端末

NTTドコモ・Softbank・Y!mobileのSIMロック済端末を、中古iPhone店や、個人売買などで入手した場合にもSIMロック解除手続きが必要となります。
各社では、該当端末の最初の購入者でなくても(つまり中古端末の購入者)であってもSIMロック解除が可能です。

ネットであれば自ら手続きすることで無料でSIMロック解除が可能ですし、キャリアショップでは有料で手続きを代行して貰うことができます。

povoのiPhone プロファイル(APN)設定方法

povoでiPhoneを使用するための初期設定は非常に簡単で、iPhoneに物理SIMを挿入する、または、eSIMを設定するだけで自動的にAPN設定が行われる仕様になっています。 au→povoのプラン変更の場合には、すでにauのAPNが設定されているため、iPhoneのAPN設定は不要です。

【物理SIM(ICカード)を使用する場合】

1.povoで利用するiPhoneをWiFiに接続してスタンバイする

2.auのSIMカードを「nano」サイズにカットする

(povoで利用可能なiPhoneは全てnanoサイズ)

3.SIMカードをiPhoneのSIMカードトレーに乗せスロットに押し込む

MNP転入の場合のみ、「回線切替」を行う

  • povoオンラインショップのご注文番号
  • ご注文時にご登録いただいた「注文履歴確認用パスワード」
  • 切り替え予定の携帯電話番号

を用意し、9:00~21:15の間に手続きを行います。

4.必要事項を入力し「回線を切り替える」をタップしiPhoneを電源OFF

※ 新規契約の場合は、この手続きは不要

5.30分ほど間を置いてiPhoneの電源を入れる

6.他社のAPN構成プロファイルを削除する

「設定」→「一般」→「プロファイル」を進み、他社のプロファイルがダウンロード、インストールされている場合にはそのプロファイルを削除します。なければそのままでOK

7.SIM開通手続きを行う

iPhoneから発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかけ、ガイダンスを最後まで聞いて電話を切ることで、開通手続きは完了です。

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【eSIMを使用する場合】

eSIMを開通させるためには、povoで利用するiPhone以外に、もう1台の補助スマホ(Androidでもタブレットでも他社回線利用中でもOK)が必要です。
所定のURLにアクセスして、設定に必要なQRコードを表示させるためです。

1.povoで利用するiPhoneも、補助端末もWiFiに接続して通信可能な状態でスタンバイ

2.MNP転入の場合のみ、「回線切替」を行う

※ 新規契約の場合は、この手続きは不要

  • povoオンラインショップのご注文番号
  • ご注文時にご登録いただいた「注文履歴確認用パスワード」
  • 切り替え予定の携帯電話番号

を用意し、9:00~21:15の間に手続きを行います。

3.必要事項を入力し「回線を切り替える」をタップしiPhoneを電源OFF

4.30分ほど間を置いてiPhoneの電源を入れる

5.補助端末で設定用のQRコードを表示する

6.プロファイル用のURLにアクセスし、au IDを入力し、QRコードを表示する

(メール記載のURLまたは、https://my.au.com/rd/esim_dl)

7.QRコードを読み取る

povoで使用するiPhoneで「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」と進み、(3)のQRコードを読み取ります。
補助端末の必要はここまでです。

8.iPhoneにインストールされた「通信プラン」をタップ

「この回線をONにする」をONにします(回線名称を「副回線」以外にすることが可能)。

9.他社プロファイルを削除する

「設定」→「一般」→「プロファイル」を進み、他社プロファイルがダウンロード、インストールされている場合には削除操作を行います。
無い場合はそのままでOKです。

povoのiPhone メール設定方法

iPhoneにフリーメール(Gmail・Yahoo!メール)を設定する方法は以下の通りです。

iPhoneの標準メールアプリでフリーメールを使用する場合

(1)iPhoneで「アカウントを追加」画面を表示する

利用するiPhoneのiOSバージョンによって設定画面「アカウントを追加」の開き方が異なります。

  • iOS14:「設定」→「メール」→「アカウント」→「アカウントを追加」
  • iOS13:「設定」→「アカウントとパスワード」→「アカウントを追加」

(2)「メールアカウントを追加」する

「アカウントの追加」→「その他」→「メールアカウントを追加」へ進む
 ※「アカウントの追加」以降の設定手順はiOS14/iOS13とも共通です。

(3)「新規アカウント」の設定項目を入力します

  • 名前:メール送信先に表示される名前(任意、ニックネームやコードネーム)
  • メールアドレス:メールアドレスを入力([email protected][email protected]
  • パスワード:各メールサービスのパスワード
  • 説明:メールアドレスの説明(任意、iPhoneでの表示名)

必要項目を入力したら、画面右上の「次へ」をタップ

(4)「iMAP」または「POP」をタップし、受信メールサーバーを設定する

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Gmailを使用する場合

  • 受信サーバー
    ホスト名:imap.gmail.com
    ユーザ名:メールアドレス([email protected])を入力
    パスワード:Gmailのパスワード

 

  • 送信サーバー
    ホスト名:smtp.gmail.com ユーザ名:メールアドレスを入力 パスワード:Gmailのパスワード

Yahoo!メールの場合

  • 受信サーバー
    ホスト名:imap.mail.yahoo.co.jp
    ユーザ名:メールアドレス([email protected])を入力
    パスワード:Yahooアカウントのパスワード

 

  • 送信サーバー
    ホスト名:smtp.mail.yahoo.co.jp
    ユーザ名:メールアドレスを入力
    パスワード:Yahooアカウントのパスワード

必要項目を入力したら、画面右上の「次へ」をタップする

(5)「検証中」の表示が消え、入力項目にチェックが表示されるまで待つ

(6)「保存」をタップする

手動設定によるメールアドレスの初期設定が完了です。

(7)サーバーポートを設定する

メールサービスから、受信サーバーポートを指定されている場合には、 「アカウント」→「詳細」を開き、「受信設定」からポートを設定します

(8)メールアドレスを確認する

「メール」→「アカウント」画面を開き、先ほど設定したメールアドレスが 表示されていることを確認できればメールアドレス設定は完了

povoでもiPhoneは使える!

povoでもiPhoneを利用する事は可能です。
ただし、auやUQmobileの他のKDDIの通信サービスとは異なり、povoで使用できる機種には制限があり、使用できないケースもあります ので、必ず「動作確認端末」を参照して、povoで利用可能である事を確認してください。

また、povoでiPhoneを利用する場合で、端末の購入場所や、povoにどこから乗換える(MNP転出元)かによって、iPhoneのSIMロックの解除が必要・不必要が違いますのでこの点についても要注意です。
少々分かりにくく面倒な側面もありますが、iPhoneのAPN設定は自動化されており、「物理SIM」でも「eSIM」でも、SIMをセットすればプロファイルがインストールされAPNが設定されるのはメリットと言えます。

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povo(ポヴォ)に関する情報
この記事を書いているのは
(編集:すまっぴー編集部)
すまっぴー編集部

すまっぴー編集部は2015年から格安SIM比較に関するコンテンツの企画、制作、編集しています。毎年15台以上実際に使ってわかったおすすめの格安スマホを紹介します。毎月20枚以上の格安SIMの通信速度計測も行っています。

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