楽天モバイルのメリット・デメリット10選！

CMなどで、楽天モバイルは0円から使える格安SIMとして有名ですね。

ですが、「ホントに総合的に安く使えるのか？」や「0円スタートできる弊害があるんじゃないか？」

と思っている人もいるのではないでしょうか。

そんな疑問にお答えするために楽天モバイルのメリット・デメリットを詳しく解説します。

楽天モバイルのメリット10選！

まずは楽天モバイルのメリットをチェックしていきましょう。

料金プランが分かりやすく使いやすい

楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT VI」の1つだけです。 シンプルで分かりやすく、プラン選びで迷うこともありません。

Rakuten UN-LIMIT VIは実際に利用したデータ通信量に応じて月額料金が変動する従量制プランです。

自分でプランを選ばなくても、自動的に料金が決まるので楽ですね。

通信量無制限で使える

楽天モバイルではデータ通信を無制限に使えます。

動画やゲームのヘビーユーザー、自宅にWi-Fi環境がない人などにおすすめです。 モバイルルーターに入れてポケットWi-Fiのようにも使えます。

データ通信をどれだけ使っても月額料金は最大3,278円(税込)です。大手キャリアの無制限プランの半額以下でデータ通信を無制限に使えます。

無制限プランを安く利用したい人にピッタリです。

通信速度は安定している

楽天モバイルは通信速度が安定しています。

格安SIMは大手キャリアから回線をレンタルしているため、混雑時は通信速度が低下しがちです。とくに平日のお昼や夕方は軒並み速度が低下します。

楽天モバイルは自社回線を保有しているため、混雑時もそこまで速度が落ちません。 安定したデータ通信を無制限に使えます。

実店舗が多くサポートを受けやすい

実店舗が多いのも、格安SIMにはない楽天モバイルのメリットです。

全国に楽天モバイルショップを設けているほか、ビックカメラやヨドバシカメラといった家電量販店でも取り扱いがあります。

契約はもちろん、データ移行サポートや機種変更、SIMサイズ変更、故障した端末の修理受付などのアフターサポートを受けることが可能です。

対面によるサポートが必要な人でも、楽天モバイルなら安心して使えます。

支払方法がクレジットカードと口座振替で選べる

楽天モバイルは複数の支払い方法に対応しています。

• クレジットカード
• デビットカード(楽天銀行デビットカード/スルガ銀行デビットカード)
• 口座振替

一般的な格安SIMと違い、クレジットカードだけでなく口座振替による支払いも可能です。クレジットカードを持っていない人でも申し込めます。

ただし、 口座振替を利用する際は引き落とし時に110円(税込)の手数料がかかります。手数料をかけたくない人はデビットカードもおすすめです。

デビットカードは審査不要で持てますし、利用してすぐに口座残高から引き落とされるので使い過ぎの心配もありません。
審査不要なので、クレジットカードの審査に通らない人でも取得できますよ。

楽天銀行デビットカードなら支払い額に応じて楽天ポイントも貯まるのもメリットです。

キャンペーンや特典が充実している

多数のキャンペーンを実施しているのも楽天モバイルの魅力です。月額料金割引や端末セール、楽天ポイント還元などさまざまなキャンペーンを随時開催しています。

中でも お得なのが端末セットのポイント還元です。ポイント還元により、実質0円で購入できる端末もあります。

楽天モバイルを契約する際はキャンペーン内容を必ずチェックしてください。

最新のiPhoneが買える

楽天モバイルではiPhoneを複数取り扱っています。 2022年1月現在、楽天モバイルでセット購入できるiPhoneは次の通りです。

• iPhone 13シリーズ4機種
• iPhone 12シリーズ4機種
• iPhone SE(第2世代)

最新モデルであるiPhone 13シリーズも取り扱っています。大手3キャリア以外でiPhone 13を買えるのは貴重です。

楽天モバイルのiPhoneは価格が大手キャリアよりも安く設定されているほか、前述したお得なキャンペーンも利用できます。

最新iPhoneを安く買いたい人におすすめです。

楽天市場のポイント還元率が最大+1.5倍

楽天モバイルは楽天市場のヘビーユーザーにもおすすめです。楽天市場のポイント還元率がアップする「SPU」に含まれており、条件を満たすと還元率が最大+1.5倍になります。

• 楽天モバイル契約中：+1倍
• キャリア決済を当月中に2,000円(税込)以上利用：+0.5倍

楽天モバイルを契約していると、それだけで楽天市場のポイント還元率が+1倍されます。 月間のデータ通信量が1GB未満なら月額料金がかからないため、一切コストをかけることなくポイント還元率をアップさせることも可能です。

さらに楽天モバイルキャリア決済を当月中に2,000円(税込)以上利用すると、追加で+0.5倍アップします。アプリ課金を定期的にするなら、楽天モバイルキャリア決済で支払うとお得ですよ。

海外でも無料で使える

楽天モバイルは国内だけでなく海外でも利用可能です。

格安SIMはデータ通信の国際ローミングに対応していませんが、 楽天モバイルはデータ通信のローミングにも対応しています。月2GBまでは利用料も無料です。

さらに専用アプリ「Rakuten Link」を使えば海外から国内へ電話する際に通話料がかかりません。月額980円(税込)の国際通話かけ放題に加入すれば、海外から海外への通話もかけ放題です。

海外へ行く機会が多いなら、楽天モバイルを持っておくと便利ですよ。

LINEのID検索に対応

楽天モバイルはLINEのID検索に対応しています。

以前はLINEの年齢確認ができないため、ID検索も非対応でした。しかし、 2021年3月にLINEの年齢確認に対応し、ID検索も使えるようになっています。

ID検索を使いたい人でも安心ですね。

楽天モバイルのデメリット7選！

たくさんのメリットがある楽天モバイルですが、デメリットもあります。

対応エリアはそこまで広くは無い

楽天モバイル最大のデメリットは対応エリアの狭さです。対応エリアは全部で2種類あります。

このうち、 楽天モバイルの自社回線を利用する「楽天回線エリア」は対応エリアがあまり広くありません。
サービス開始直後に比べると広くなりましたが、それでも地方や山間部、郊外だと対応エリア外になることが多いです。

楽天回線エリア内でも、地下や大きな建物(商業施設など)の内部だと電波を掴まないことも珍しくありません。

楽天モバイルの対応エリアは 通信・エリア | 楽天モバイルからチェックできます。契約する前に、自宅や普段の行動範囲が楽天回線エリアかどうかを調べておきましょう。

１日のGB制限が存在する

楽天モバイルはデータ通信を無制限に使えますが、実は1日のギガ制限が存在します。 公式での発表はないものの、1日に10GBほど利用すると一時的に速度制限がかかるようです。

速度制限にかかると、最大通信速度が3Mbpsほどに制限されます。標準画質であれば動画視聴もスムーズに利用できる速度ですが、通常の高速通信と比べると遅めです。

よほどヘビーな使い方をしなければかからないため、大多数の人は気にする必要がありません。

楽天モバイルをWi-Fi代わりに利用し、パソコンのOSアップデートやオンラインゲームのダウンロードなどを実施すると制限にかかる可能性があります。無制限とは言え、短期間にデータ通信を使いすぎないよう注意してください。

対応エリア外では使い放題では無くなる

楽天モバイルを対応エリア外(パートナー回線エリア)で使う場合、月間のデータ通信量が5GBに制限されます。 使い放題でなくなるため、注意が必要です。

5GB以上利用すると最大1Mbpsに制限されます。1Mbpsでも標準画質の動画視聴やSNSくらいであれば問題ありません。ただし、通常の高速通信には劣ります。

高速通信を無制限に使いたい場合は、自宅が楽天回線エリアであることを調べたうえで契約しましょう。

毎月のデータ通信量が5GB未満の場合、楽天回線エリアかどうかを過度に気にする必要はありません。

大手キャリアと比べると実店舗は少なめ

実店舗があるのも楽天モバイルのメリットの1つですが、大手キャリアと比べると店舗は少なめです。

大手キャリアは全国に1,000店舗ほど出店しています。都市部はもちろん、地方にも多数店舗が用意されています。

楽天モバイルの場合、楽天モバイルショップに限ると全国に280店舗ほどしかありません。 その多くが首都圏や関西圏などの都市部に集中しており、地方だと楽天モバイルショップが1店舗もないこともあります。

楽天モバイルの店舗は ショップ（店舗） | 楽天モバイルから検索可能です。対面サポートを受けたい場合は、近くに店舗があるかを事前にチェックしてください。

2回線目以降は0円運用ができない

楽天モバイルを複数回線運用する場合、2回線目以降は0円にならない点に注意してください。

通常、データ通信量が1GB未満の場合は月額料金が0円です。ところが、 2回線目以降はデータ通信を使っていない場合も1,078円(税込)の月額料金が発生します。

同一名義で複数の回線を0円運用できないことを覚えておきましょう。

Android端末の品揃えは多く無い

楽天モバイルでは最新のiPhoneを取り揃える一方、Android端末の品揃えはそこまで多くありません。

人気モデルや楽天オリジナルモデルなどを取り扱っていますが、基本的にはミドルクラスのスマホばかりです。 スペックが高いモデルの取り扱いは少ないため、ヘビーユーザーだと物足りないでしょう。

ハイスペックなスマホが欲しい場合はiPhoneをセット契約するか、ネット通販や家電量販店などで別途購入してください。

かけ放題は専用アプリ必須で音質もやや悪い

楽天モバイルでかけ放題を利用する際は専用アプリ「Rakuten Link」が必須です。標準のスマホアプリから電話をかけると通話料がかかります。

Rakuten Linkは音質があまり良くありません。 日常会話なら問題ありませんが、ビジネスなど重要な電話の場合は通話料が高くても標準の電話アプリを使うのがおすすめです。

なお、有料オプションである10分かけ放題はRakuten Linkを使わなくても適用されます。標準アプリでかけ放題を利用したい人は検討してください。

楽天モバイルが向いている人向いていない人

楽天モバイルで現在行われているキャンペーン

→ 楽天モバイルで開催中キャンペーンをすべてチェックする

楽天モバイルメリットデメリット、まとめ

楽天モバイルは格安でデータ通信を無制限に使えるのがメリットです。 通信速度も比較的安定しているので、ヘビーユーザーでも快適にスマホを使えます。

無制限かけ放題、口座振替、LINEのID検索など、一般的な格安SIMにはないサービスを利用できるのも魅力です。

ただし、データ通信を無制限に使えるのは楽天回線エリア内のみです。 楽天回線エリア外に住んでいる場合は月5GBまでしか使えません。

楽天モバイルを契約する際は対応エリアを必ずチェックしてくださいね。