VAIO Phone A実機レビュー!評判・性能・スペック徹底評価【Android搭載で進化してる】
最終更新日:VAIO Phone Aの1週間使用レビュー。今作ではAndroid OSを搭載し利便性がかなり向上しました。スペックは標準的ですが、VAIO特有のデザインがかっこよく2万円台で購入できることから、VAIOデザインが好きな方にはおすすめしたい端末です。
Android搭載スマホとしてVAIO再登場!
画面サイズ | 5.5インチ |
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ストレージ | 16GB |
メモリ | 3GB |
OS | Android 6.0.1 |
カラー |
VAIO Phone Aは2017年4月7日に発売されたSIMフリースマホです。
前作のVAIO Phone BizはOSにWindows 10 mobileを搭載しており、ビジネス用途での利用が押し出された端末でした。
WindowsOSはWindowsPCとの連携性に優れ、Microsoft Officeが使えるなどのメリットがありましたが、やはりiOSやAndroidに比べるとアプリの数が圧倒的に少なく不便を感じました。
今回のVAIO Phone AはAndroid OSを搭載することで、使えるアプリの数も大幅に広がり利便性がとても増しました。
実機を1週間使用してわかったメリット・デメリットをレビューしていきます。
VAIO Phone Aのスペックは?
VAIO Phone Aのスペックは2万円台の価格帯では近年での標準的といったところでしょうか。
ストレージ16GBが少し物足りないですが、ヘビーな使い方をしない方は問題ない場合も多いです。
動作性能の高さで評判の良いSnapdragon製プロセッサを搭載しているのが評価できます。
メーカー | VAIO |
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OS | Android6.0™ |
プロセッサー | Qualcomm® Snapdragon™ 617 オクタコア 1.5 GHz (クアッドコア) + 1.2 GHz (クアッドコア" |
ストレージ | 16 GB |
メモリ | 3 GB |
ディスプレイ | 5.5 inch Full HD |
カメラ | フロント 約500万画素 リア 約1300万画素 |
バッテリー | 2800 mAh |
重さ | 約167g |
本体サイズ | 約 幅77.0 mm x 高さ156.1 mm x 奥行8.3 mm |
VAIO Phone Aを使ってわかったメリット
PCから引き継がれるVAIOデザインがかっこいい!
世界でも評価を受けてきたSONYデザインの中でも、VAIO PCはスタイリッシュなデザインで国内・国外問わず人気商品でした。
そのデザインはVAIO株式会社にも引き継がれ、このVAIO Phone Aにも受け継がれています。
背面素材はメタリックで高級感があり、伝統のVAIOロゴが刻まれています。
VAIOファンはグッとくるものがあるのではないでしょうか。
金属素材なので少し重みを感じますが、私は上質でかっこよく感じました。
2万円台で購入できる安さ
最近では格安スマホと呼ばれる部類でも、性能が上がり価格が上昇している傾向もありますが、こちらのVAIO Phone Aはスペック控えめで2万円台と購入しやすい価格帯になっています。
最新端末と比較すると性能ではどうしても劣りますが、日常使いには全く問題ありません。
SNSやLINE、YouTube、軽いゲームアプリ程度の使用であれば、性能より価格の方が圧倒的にメリットです。
素のAndroidで余計なプリインストールアプリ一切なし!
Windows 10 mobileを搭載した前作は違い、今作のVAIO Phone AではAndroid OSを搭載したため、利用できるアプリの数が増え利便性が格段に向上しました。
また、VAIO Phone Aが搭載しているAndroidはメーカーによるチューニングが施されていない素のAndroid OSでした。
メーカーによっては、独自のアプリが予めインストールされていたりメニュー画面が使いやすくカスタマイズされていたりします。
好みにもよりますが、私の場合は自分でアプリをインストールして自分でカスタマイズしたいので素のAndroidの方が使いやすいです。
自分でカスタマイズしていきたい方にはVAIO Phone Aのような真っさらなAndroidをおすすめします。
メーカー独自のアプリが無いので、ストレージを圧迫されていないのもメリットです。
Snapdragon™ 617 搭載で動作も快適!
格安スマホでは、コストを削減するためにプロセッサを独自に開発したり格安なプロセッサを搭載している場合があります。
その場合、端末価格が下がるというメリットがある反面、動作が不安定でアプリがうまく動かなかったり突然再起動したりすることがあります。
VAIO Phone Aではクアルコム製Snapdragon™ 617を搭載しています。
クアルコム製のプロセッサは評判が高く様々な端末に採用されており、また高級な端末に使われることも多いです。
他社製品より安定性が高かったりグラフィック描画がなめらかだったりするため、「良くわからない方はとりあえずクアルコム搭載のものを買えば大丈夫」と言えるほど評価の高いプロセッサとなっています。
VAIO Phone Aのデメリット
指紋認証は非搭載
近年では指紋認証搭載が一般的になってきていますが、VAIO Phone Aには非搭載でした。
指紋認証にはパスワードを入力する手間が省けたり、セキュリティを破りづらいなどのメリットがあるため大変便利です。
最近では2万円台の端末にも指紋認証が搭載されてきているので、VAIO Phone Aに搭載されていないのは残念でした。
ストレージ16GBで少ない
VAIO Phone Aのストレージは16GBでした。
利用用途にもよりますが、私の場合はSNSやLINEなどに加えて、便利ツールや画像編集ツール、ゲームなど多くのアプリを利用するため、16GBのストレージは物足りなかったです。
しかし、 LINEやSNSなでの必要最小限のアプリしか利用しない方には16GB十分かもしれません。
また、64GBまでのmicroSDカードには対応しているため、写真や動画はSDカードに保存すればある程度は問題なく運用できそうです。
5.5インチは片手操作には不向き
VAIO Phone Aは5.5インチディスプレイのため、視認性が高くWebブラウジングなども快適でした。
その反面、電車移動などで片手で操作したいときに親指が届かない範囲があり、少々不便を感じました。
しばらく使うと慣れてくる部分ではありますが、手の小さい方は一度実機を手にとって見るなどの注意が必要かもしれません。
美しいVAIOデザインを格安で利用できるのが魅力!
2万円台のスマホだと見た目がどうしても安っぽいものも多いのですが、VAIO Phone AはあのVAIO PCを彷彿とさせる高級感のあるデザインが非常にかっこよかったです。
スペックはあくまで標準的なため、デザインよりもスペック重視の方にはあまりおすすめできません。
前作と異なりAndroid OS搭載で非常に使いやすくなったため、VAIOファンの方はぜひ一度検討してみると良さそうです。
画面サイズ | 5.5インチ |
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ストレージ | 16GB |
メモリ | 3GB |
OS | Android 6.0.1 |
カラー |
VAIO phoneAを購入できるMVNO
VAIO Phone Aを安く買うには
VAIO Phone Aの販売価格は約26,000円と購入しやすい価格帯になっていますが、格安SIMとセット購入することでより安く手に入れることができます。
現在、VAIO Phone Aは多くのMVNOでセット販売されていますが、中でも「BIGLOBE SIM/スマホ」でのセット購入がおすすめです。
BIGLOBE SIM/スマホのスマホセット購入なら最大13,000円がキャッシュバックされます。
BIGLOBE SIM/スマホでは現在、VAIO Phone Aは1,044円/月×24カ月間=27,456円で販売されていますが、3GB以上のプランとセット購入することで13,000円がキャッシュバックされるので、13,156円でVAIO Phone Aを手に入れることができます。
10,000円ちょっとでVAIO Phone Aを手に入れることができるので、BIGLOBE SIMとの購入が非常におすすめです。
画面サイズ | 5.5インチ |
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ストレージ | 16GB |
メモリ | 3GB |
OS | Android 6.0.1 |
カラー |
すまっぴー編集部は2015年から格安SIM比較に関するコンテンツの企画、制作、編集しています。毎年15台以上実際に使ってわかったおすすめの格安スマホを紹介します。毎月20枚以上の格安SIMの通信速度計測も行っています。