ASUS Zenfone4(ZE554KL)の1週間使った実機レビュー!徹底解説【評価・性能・スペック・バッテリー・カメラ】
最終更新日:ASUS(エイスース)から9月23日に発売された、Zenfone4の開封レビューを行います。前作よりも、大画面な5.5インチディスプレイになり、スペック面が大きく向上しています。Antutuのベンチマークスコアを使ったスペック解説も。
2017年9月23日、ASUSからZenfone4が発売
画面サイズ | 5.5インチ |
---|---|
ストレージ | 64GB |
メモリ | 6GB |
OS | Android 7.1.1 |
カラー |
2017年9月23日、ASUSからZenfone4が発売されました。 販売価格は62,480円でSIMフリースマホの中ではハイスペックモデルに近いモデルになっています。
実際に、ハイスペックな出来になっておりメモリは6GB、ストレージは64GBです。
メモリ6GB搭載のスマートフォンは10万円台のものでもほとんどありません。
開封レビュー、スペック詳細を解説します。
Zenfone4を開封!透明なカバーがついているのがうれしい
Zenfone4を開封!付属品は?
Zenfone4の付属品は
- 本体
- 充電器
- イヤホン
- ラバーケース
が付属します。
なかでも、ラバーケースはZenfone4の背面の美しさを損なわず、耐久性アップができるので好印象です。
Zenfone4の付属品
Zenfone4の外観は?
Zenfone4の第一印象は、かなり大きいと感じました。 5.5インチディスプレイは両手操作向きです。
本体サイズも前作から約8.6mm長くなっており、一回り多くなった印象です。
一方、大画面かつ非常に美しいディスプレイなので画像や動画を楽しむにはぴったりの端末です。
そして、なんといっても背面の美しさがずば抜けています。 前作、Zenfone3の放射状のデザインを引き継ぎながら、カメラ位置が変わりフラットになったためより洗練された印象です。
カメラの出っ張りがなくなったことで大きいながらも薄型で使いやすいデザインになっています。 カメラはダブルレンズが採用されており、左上の配置になりました。
Zenfone4 前面
Zenfone4 背面
Zenfone4は3,300mAhの大容量バッテリー搭載!メモリ6GBでも電池もちは抜群
Zenfone4は、3,300mAhの大容量バッテリーを搭載しています。 一般的に、メモリが大きくなると消費電力が多くなり電池持ちが悪くなります。
しかし、Zenfone4は通常使いでバッテリーが問題になることはありませんでした。
通勤時間中と帰宅後は積極的にスマホを使っても、丸1日は十分に持ちます。 あまりスマホを使わない人は2日以上持つのではないでしょうか。
急速充電に感動!
ASUS Zenfone4のバッテリーは急速充電にも対応しています。
実際に、使ってみると電池切れの状態から約2時間でフル充電になりました。
充電が早いとわずかな時間でも十分なバッテリーが確保できるようになるので、電池切れのリスクが少なくなります。
Zenfone4のカメラはかなりシャープでくっきり綺麗
Zenfone4のカメラを使ってみた感想は綺麗にくっきり撮影できるという感じです。
スマホのカメラというよりもデジタルカメラに近いイメージで見たままを高い解像度で撮影できます。
Zenfone4でオートバイを撮影してみましたが、赤色が綺麗に発色しており、バイクの細部までくっきりと写っているのがわかります。
あたらしくなったZenUI 4.0はSNSアプリの「ツインアプリ」に対応
Zenfone4では、Twitter、Facebookを中心に同じアプリが2つインストールできるツインアプリ機能が搭載されました。
仕事用とプライベート用、リア友アカウントと趣味アカウントなど使い分けはアプリ内で切り替えを行わなくてはなりませんでした。 ツインアプリ機能を使えば、タイムラインを見たり投稿するのが大幅に楽になりそうです。
DSDSを活かして、LINEアプリも2つインストールできます。LINEの複数アカウント運用ができるのは魅力的です。
ツインアプリ機能はZenfone3をアップデートして、ZenUI 4.0にすることでも利用できます。
ツインアプリ使ってみた
実際に、プライベートのアカウントとすまっぴーアカウントの2つのInstagramをツインアプリで運用してみました。
Instagramはアカウントを切り替えるには、毎回「ログアウト⇒ログイン」という2ステップを踏まなくてはなりません。
ツインアプリなら隣のアイコンを押すだけでいいので、想像以上に便利でした。
投稿するときはもちろんですが、ツインアプリにしたおかげでフィードを見る楽しみが2倍になりました。
Zenfone4はスペックが大きく進化!Antutuは驚異の11万点台
Zenfone4は、前作と比較してスペック面で大きく向上しています。
販売価格は約10,000円高くなりましたが、それも納得のハイスペック端末です。
Antutuのベンチマークスコアは110,553を記録しており、格安スマホの中では最上位の数値です。
Zenfone4のAntutuベンチマークスコア
3Dゲームは楽しめる?
Zenfone4でも3Dゲームは楽しめるのかを、ゲームアプリの中でも比較的重ための「アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ」で試してみました。
3Dの音楽ゲームなのでハイスペックなCPUが必要とされるのですが、Zenfone4ではカクツキやモタツキは一切ありませんでした。
現在人気のゲームであればほとんどのアプリが十分に楽しめると思われます。
Zenfone3とスペックを比較
Zenfone3と比較するとほとんど、すべての項目がアップグレードされています。
特にメモリが3GB⇒6GBと2倍になっており、よりサクサク動くことが期待できます。 CPUもSnapdragon 630を搭載しており、Snapdragon625と比較すると、CPU性能が10%、GPU性能が30%向上しています。
GPUとは、GraphicProcessinUnitの略で3D性能など、グラフィックにかかわる機能を担当しています。
Zenfone4 | Zenfone3 | |
---|---|---|
OS | Android 7.1.1 | Android 6 |
CPU | Snapdragon 630 | Snapdragon 625 |
ディスプレイ | 5.5インチフルHD | 5.2インチフルHD |
メインメモリ | 6GB | 3GB |
ストレージ | 64GB | 32GB |
カメラ | アウトカメラ:1,200万画素 | 1,600万画素 |
インカメラ:800万画素 | 800万画素 | |
バッテリー容量 | 3,300mAh(15W急速充電対応) | 2,650mAh |
販売価格 | 62,480円 | 43,780円 |
価格が高いのがネックか?
Zenfone4はZenfone3とは比べ物にならないくらいハイスペックですが、日本での販売価格は62,480円と少々割高になっています。
Zenfone3の販売価格が43,780円であったのに対し、て17,000円値上げされています。
SIMフリースマホ業界で、3万円台と5万円台では、印象が大きく違います。
Zenfone3はミドルスペックモデルでしたが、Zenfone4はハイスペックモデルなので仕方ないですがコストパフォーマンスはZenfone3のほうが良かったかもしれません。
Zenfone4を買うならどこのMVNO?
Zenfone4はMVNOとセットで購入することもできます。
9月23日時点では、4社がZenfone4をセット販売することを明らかにしています。
Zenfone3同様に、人気端末になることが期待できるため今後も多くのMVNOがセット販売することが予想されます。
{phone_company[143]}{article[502]}画面サイズ | 5.5インチ |
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ストレージ | 64GB |
メモリ | 6GB |
OS | Android 7.1.1 |
カラー |
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