HUAWEI P10 liteのレビューとスペック、P9 liteと徹底比較!
最終更新日:HUAWEI P10 liteが6月9日に日本で発売スタートします。CPU性能が上がりより長い時間動作し続けられ、高速充電が可能です。高いスペックに豊富なカラーバリエーションがあるHUAWEI P10 liteは、スペック重視の方にもデザイン重視の方にもおすすめ!
HUAWEI P10 liteのスペックを詳しく解説!
画面サイズ | 5.1インチ |
---|---|
ストレージ | 32GB |
メモリ | 3GB |
OS | Android7.0 |
カラー |
2017年6月9日から発売を開始するHUAWEI P10 lite!
実際のスペックや、便利機能、注意するべきところ、安く買えるMVNOなど詳しく解説していきます。
HUAWEIP10 liteの知識を高めて、お得に購入して、賢くHUAWEI P10 liteを利用しましょう!
HUAWEI P10 liteのスペック表
対応OS | Android™ 7.0 Nougat / Emotion UI 5.1 |
---|---|
CPU | HUAWEI Kirin658 オクタコア (4×2.1GHz+4x1.7GHz) |
ディスプレイ | 約5.2インチ, FHD (1920×1080ドット) |
メモリ(RAM) | 3GB |
ストレージ(ROM) | 32GB |
microSD | 最大128GB |
連続待受時間 | FDD-LTE:約532時間 |
WCDMA:約564時間 | |
GSM:約575時間 | |
連続通話時間 | WCDMA:約21時間 |
GSM:約37時間 | |
通信速度 | 下り(受信)最大262.5Mbps(LTE) |
上り(送信)最大50Mbps(LTE) | |
通信方式 | 3G、B1/5/6/8/9 |
FDDLTE、B1/3/5/7/8/18/19/26 | |
TDDLTE、B41 | |
W-CDMA、B1/5/6/8/19 | |
GSM、850/900/1800/1900 | |
セカンダリーSIM、GSMの上記周波数 | |
Wi-Fi、IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) | |
カメラ | アウトカメラ:1,200万画素 |
インカメラ:約800万画素 | |
バッテリー容量 | 3,000mAh、9V/2A急速充電対応 |
SIMサイズ | SIM1 SIM2 共にnanoSIM |
Bluetooth | v4.1 LE |
ポート | microUSB |
GPS | 〇 |
NFC | 〇 |
テザリング | 最大接続台数8台 |
防水 | × |
防塵 | × |
ワンセグ | × |
おサイフケータイ | × |
センサー | 加速度、コンパス、ジャイロ、環境光、近接、指紋センサー |
測位方式 | GPS、AGPS、Glonass |
本体付属品 | ACアダプタ、USBケーブル、クリアケース、イヤホンマイク、クイックスタートガイド |
イヤホンジャック | 〇 |
定価 | 32,978円 |
購入できるMVNO一覧 ※変更されている場合あり | 楽天モバイル mineo DMMモバイル OCNモバイルONE IIJmio BIGLOBEモバイル UQmobile(UQモバイル) U-mobile イオンモバイル Nifmo エキサイトモバイル QTモバイル |
スリムなボディと豊富なカラーバリエーション!
サイズ
サイズ | 高さ約146.5mm |
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幅約72mm | |
厚さ約7.2mm | |
ディスプレイ | 約5.2インチ、FHD(1920×1080ドット)、IPS(in-cell) |
重量 | 約146g |
CNC加工によるメタルフレームを採用しており、側面はダイヤモンドカットで、頑丈で美しいボディとなっています。液晶パネルも薄く、スリムで持ちやすいデザインです。
ディスプレイは5.2インチ高精細フルHDで色彩がnova liteと比べて21%アップしています。それにより、豊かで美しい色彩が表現できるようになっています。また、目の疲労を軽減する視力保護モードを搭載しています。
側面
下部
背面
豊富なカラー
- サファイアブルー
- パールホワイト
- ミッドナイトブラック
- プラチナゴールド(SIMフリー専用)
- サクラピンク(UQモバイル限定)
5色もの豊富なバリエーションがあります。
ちなみに、サクラピンクはUQモバイル限定色です。
HUAWEI P10 liteのベンチマークスコア(Antutu)
HUAWEI P10 liteのAntutuによるベンチマークスコアです。
ベンチマークスコアとは、スマホの性能を測る上で3D(立体)、UX(使いやすさ)、CPU(処理)RAM(記憶)*の4つの項目に分け、それぞれの性能に対して点数をつけたものです。
【P10 lite】
トータルスコア | 3D(立体) | UX(使いやすさ) | CPU(処理) | RAM |
---|---|---|---|---|
52015 | 8409 | 22699 | 16994 | 3913 |
【P9 lite】
トータルスコア | 3D(立体) | UX(使いやすさ) | CPU(処理) | RAM |
---|---|---|---|---|
52923 | 9834 | 18821 | 19181 | 5087 |
P9 liteとP10 liteを比べると、UXの数値のみP10 liteの方が高いことが分かります。
他の数値は全て下回ってしまいましたが、トータルスコアを見るとそれほど差はあるようには見えません。
販売価格が2万前後であるにも関わらず、ベンチマークのスコアが50,000点台なのは、価格以上の性能があるということがわかります。
インターネットやゲームアプリをサクサクと快適に利用するには、ベンチマークスコアが40,000点以上必要です。そのため、P10liteは50,000点を超えているため、サクサクとネットやゲームを楽しめることが分かります。
CPUの性能が高い
HUAWEI P10 lite | HUAWE P9 lite |
---|---|
HUAWEI Kirin 658オクタコア | HUAWEI Kirin 650オクタコア |
CPUの性能は前作のP9 liteと比べて、よりアップしています。また、格安スマホの中でもかなり良いCPUです。
Kirin658プロセッサは電力消費の削減を行うため、より長い時間動作をし続けることができます。またバッテリー効率が高いため、強力かつ高速に動作します。
もちろん、一般的なゲームアプリ(ポケモンGOやパズドラ、ツムツムなど)やインターネット、SNSを不便なく快適に使用できます。そのため、スマホの利用が多いヘビーユーザーにもおすすめできます。
RAM(メモリ)は十分な3GB
RAM(Random Access Memory)とは、ランダムに読み書きが行われるメモリのことです。つまり、見たいページを開くような動作の速さに関わる数値です。
RAMの容量が大きいほど、様々な処理を1度で行うことができます。最近では、2GB以上が主流です。
- 3GBあればサクサク快適!アプリ利用にも全く問題ない
- 2GBあればギリギリ合格!同時に複数のアプリを利用しなければOK
- 1GBは複数のアプリを開いたり重いアプリを利用するとイライラするかも
HUAWEI P10 liteのRAM(メモリ)は、3GBあります!
3GBもあれば十分快適に利用することが可能です。
一般ユーザーには2GBで十分利用可能なため、ヘビーユーザーには3GBがあると安心して利用できます。
3GBあれば、複数のアプリを同時に開いていても落ちてしまう心配がありません!
ROM(ストレージ)は32GB
ROM(Read Only Memory)とは、読みだしのみを行うメモリのことです。つまり、画像や動画、音楽などのデータを保存するためのメモリです。
HUAWEI P10 liteのROM(ストレージ)は、32GBあります!
ROM(ストレージ)の容量が多い方が、動画やアプリ等を多く保存することができます。アプリやゲームアプリをかなりインストールして利用予定の方は32GBは必須です。ただ、ROM(ストレージ)に関してはmicroSDを利用することで容量を大きくすることができるため、そこまで容量の大きさにこだわる必要はありません。
HUAWEI P10 liteは最大128GBのメモリーカードに対応しているため、容量がいっぱいになってしまっても安心です。
大手キャリアとほぼ変わらない対応バンド
au・ドコモ・ソフトバンクそれぞれの利用バンドに対応!
au
LTEバンドは、au系の格安SIMが利用しているバンドに対応しているため、LTEの受信は問題ありません。
さらに、auのVoLTEに対応予定のため、au系の格安SIMの利用が可能です。また、音声通話とSMSの利用も可能となります!
ドコモ
ドコモのFOMAプラスエリア、LTEプラチナバンドに対応しており、ドコモスマホと同じエリアで利用することができます。
LTEバンドはドコモ系の格安SIMが利用しているバンド全てに対応しているため、LTEの受信は問題ありません。
W-CDMAでは、バンド6に対応しているためFOMAプラスエリアに対応、さらに山沿いでも3Gのデータ通信、音声通話もしやすいため安心です。
ソフトバンク
LTEバンドはソフトバンク系の格安SIM(ワイモバイル)が利用しているバンド全てに対応しているため、LTEの受信は問題ありません。
W-CDMAがバンド1と8に対応しているため、音声通話やSMSを問題なく利用することができます!
バッテリーは3000mAh、高速充電!
3000mAhのバッテリーで高速充電が可能です。10分の充電で約2時間の動画を楽しむことができます。
また、30分で43%、97分で100%の充電が可能です!高速充電はとても助かりますよね。
{article[418]}アウト・イン共に高画質カメラ!
アウトカメラ
アウトカメラは1200万画素の高画質です。大型のピクセルサイズセンサーを採用しているため、ローライトな環境(夕焼け・夜景など)でも美しい写真を撮影することができます。
さらに、HUAWEI P10 liteは高速フォーカスしてくれるため、対象が素早い動きをしていても撮りたい一瞬を逃さず撮影することができます。
1,200万画素 | 1.25μmピクセル | 開口部F2.2 | 像面位相差AF+コントラストAF | 電子手振れ補正 | BSI |
インカメラ
インカメラは800万画素の高画質です。ポートレートモード(顔認識技術)が搭載されており、背景の自然なぼやけ効果でオシャレな写真を撮ることができます。
800万画素 | 開口部F2.0 | FF | BSI |
実際の画質はどうなの?
HUAWEI P10 liteとP10の比較画像です。
鮮やかに発色していて加工なしで綺麗な写真を撮ることができます。P10に比べれば細部でのコントラストが劣りますが、コストパフォーマンスを考えると充分なスペックを持ったカメラであるといえます。
HUAWEI P10 liteの特徴4つ!
HUAWEI P10 liteには、他にも利便性の高い特徴があります。4つ紹介します。
指紋認証
指紋認証センサーが搭載されており、わずか0.3秒で認識し、ロックを解除をしてくれます。煩わしさなく、サクサクと操作を行うことが可能です。
HUAWEIシリーズの中では最速レベルです!
ナックルジェスチャー対応
HUAWEI独自開発のナックルセンステクノロジーが搭載され、その機能が、ナックルジェスチャーです。 ナックルジェスチャーとは、指で画面をタップしたり、文字を描くなどの簡単な動作だけででスムーズに行動を起こすことができる機能です。
例えば、全体記事や大きい画像を保存する時には画面にSを書くと、スクロールスクリーンショットが起動し、素早く保存することができます。2回指で画面をタップすることで普通のスクリーンショットを撮ることも可能です。
ジャイロスコープ搭載でポケモンGOも楽しめる
HUAWEI P10 liteは、ジャイロスコープを搭載しています。
ジャイロスコープを搭載しているとポケモンGOをARモードで楽しむことができます。
(ジャイロスコープが搭載されていない場合、ARモードだとポケモンが表示されません。)
Wi-Fiは2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応
HUAWEI P10 liteは、2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応しています。
2.4GHz帯は、Wi-Fi以外でも利用されることがあるために、通信速度が落ちる場合がありました。
しかし、5GHz帯はWi-Fi以外で利用されることがほとんどないため、安定した速度を保つことができます。
HUAWEI P10 liteで注意すべきところ
コストパフォーマンスがかなり高いHUAWEI P10 liteですが、注意しなければならないところもあります。
コネクタがUSB Type-Cではない!
HUAWEI P10 liteはコネクタ(充電する時の差し込み部分のこと)が多くのSIMフリースマホで対応しているUSB Type-Cではなく、microUSBです。
そのため、充電をする時は向きを確認しなければならないため少し手間がかかります。
DSDSには対応してない
HUAWEI P10LiteはDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に非対応です。
そのため、2枚のSIMを挿入できるようになっていますが実際には1枚しか利用ができません。
おサイフケータイ・ワンセグ・ 防水防塵には非対応
HUAWEI P10 liteはおサイフケータイ、ワンセグ、 防水防塵機能は非対応です。
アイコンのデザインが微妙
好みは人それぞれですが、アイコンのデザインがいまいちなのが気になります。 妙に堅苦しかったり、ゆるすぎたりと、アイコンのデザインにこだわりがある方はあまりお気に召さないかもしれません。
ディスプレイ割れに注意
HUAWEI P10 liteは、薄くスリムなボディである反面、7.2mmの薄型なため紙装甲であるというデメリットがあります。
端末をついつい落としてしまうと、ディスプレイが割れてしまう可能性が高いです。そのため、利用する時には落とさないように気を付けることはもちろん、保護ケースを装着して少しでもクッション性を高めるようにしましょう。
また、画面にも保護シートではなく強化ガラスを装着することと、より安心して利用することができるためおすすめします。
もしも、ディスプレイを割ってしまったら?
もしディスプレイを割ってしまうことがあっても、HUAWEI製品であれば全国のワイモバイルショップで修理をしてくれます。代替機も無料で貸し出してくれるため安心です。
HUAWEI P10 liteとHUAWEI P9 liteを徹底比較!
HUAWEI P10 liteと前作のHUAWEI P10 liteはどれほど違いがあるのでしょうか。
比較してみました!
P10 lite | P9 lite | |
---|---|---|
価格 | 32,868円 | 28,380円 |
対応OS | Android7.0Nougat / Emotion UI 5.1 | Android6.0Nougat / Emotion UI 4.1 |
CPU | HUAWEI Kirin 658オクタコア | HUAWEI Kirin 650オクタコア |
ディスプレイ | 約5.2インチフルHD(1,920×1,080) | 約5.2インチフルHD(1,920×1,080) |
サイズ | 146.5×72×7.2mm | 146.8×72.6×7.5mm |
重量 | 146g | 147g |
メモリ(RAM) | 3GB | 2GB |
ストレージ(ROM) | 32GB | 16GB |
microSD | 最大128GB | 最大128GB |
アウトカメラ | 1,200万画素 | 1,300万画素 |
インカメラ | 約800万画素 | 約800万画素 |
バッテリー容量 | 3,000mAh | 3,000mAh |
3G | B1/5/6/8/9 | 1/5/6/8/19 |
FDDLTE | B1/3/5/7/8/18/19/26 | 1/3/5/7/8/19/28 |
TDDLTE | B41 | 40 |
GSM | 850/900/1800/1900 | 850/900/1800/1900 |
au VoLTE | 対応 | 非対応 |
ジャイロスコープ | 対応 | 非対応 |
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格安SIMとP10 liteがセット購入可能なMVNO一覧
{phone_company[126]}P10 liteは文句なしのコストパフォーマンス!
HUAWEI P10 liteはコストパフォーマンスの高い端末だといえます。
高性能なCPUにRAM(メモリ)が3GBと十分であるため、快適にインターネットを利用することができます。
また、電池持ちが良いと評判が高かったnova liteと同様のバッテリーを利用しているために、電池持ちの良さも期待できます。
カラーバリエーションも豊富でデザイン性も高いため、スペック重視の方にもデザイン重視の方にもおすすめの端末です!
そして!すまっぴー編集部では、HUAWEI P10 liteを実際に1週間使ってみました!
実際に使うからこそ分かったHUAWEI P10 liteの性能や使いやすさ、またバッテリー持ち等の気になる部分まで細かく解説しています。もちろん、メリットやデメリットも解説しています!HUAWEI P10 liteの購入を考えている方は、下記をご覧になるとより購入後のイメージが湧きやすくなるかもしれませんよ!
画面サイズ | 5.1インチ |
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ストレージ | 32GB |
メモリ | 3GB |
OS | Android7.0 |
カラー |
すまっぴー編集部は2015年から格安SIM比較に関するコンテンツの企画、制作、編集しています。毎年15台以上実際に使ってわかったおすすめの格安スマホを紹介します。毎月20枚以上の格安SIMの通信速度計測も行っています。